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「捨てられる銀行」と「捨てられない銀行」

2017-03-07 17:07:16 | 16期生のブログリレー

16期の貝井です。

中小企業診断士業界でいま話題の「捨てられる銀行」を、今さらながらやっと読破しました。

 

いままでは、バブルの後遺症により、金融庁の「金融検査マニュアル」に基づき「担保・保証依存」の融資が行われていました。

しかし、これからは企業の将来の事業性を判断して融資をしなさい、と金融庁の方針が180度変わりました。

「え?銀行って、そもそも、会社の未来の発展のためにお金貸すのが仕事じゃないの?」という疑問も生じます。バブルというものは銀行の本質的な業務を捻じ曲げるほどインパクトが大きかった、というべきでしょう。

とはいえ、これまで担保や保証に頼っていた銀行には、かつてのバンカーような会社の将来性を判断する「目利き」の能力はありません。

そこで、企業の将来を描くことが得意な中小企業診断士が金融機関のお手伝いをしようぜ!というのが診断士業界が湧いている理由です。

なるほど。やっと、この流れに追いつくことができました。

 

さて、その中でも私が注目する金融機関は西武信用金庫です。

先日、とあるご縁で西武信用金庫の専門家登録をすることになりました。

支店で支店長に会う→本部にて専門家登録→支店で口座を開く

この一連の流れ、なんと三日間!ほかの信金なら支店長にすら会えないでしょう。手続きも数週間はかかるでしょう。

西武信用金庫はトップが診断士です。

「お客様のお困りごとを解決することでお客様の発展に寄与する。これにより、信用金庫も利率競争に巻き込まれず、新たな融資の機会も得られる」という方針(私の解釈です)で、3万人(!)の専門家が登録しています。

専門家登録についても、私は正直乗り気ではありませんでした。なぜなら、3万人も専門家がいるのにこれ以上登録しても仕事は回ってこないでしょうから。レッドオーシャンで闘うことは私が最も嫌うことです。

このよう疑問を率直に西武信用金庫の担当者にぶつけたところ、「事業承継とM&Aの専門家は全然足りない」とのこと。上手く言いくるめられて専門家登録してしまいました。

 

翻って、私のメインバンクの某信用金庫はというと、、、

私が支店に行って「事業承継に困っているお客さんはいませんか」とか「今度M&Aのセミナーをやるんですよ」とか話しをしても、全くノーリアクション。定期預金が満期になるタイミングだけ「継続してもらえますか?」と向うから話をしてくる。

別に定期預金の利息がほしくて、定期預金を預けているわけではないんだよなあ。信頼関係を築くために預けているだけなんだよなあ。満期になった定期預金は解約しました。

 

これから、「事業性評価融資」が進めば、世の中の金融機関が西武信用金庫をベンチマークするようになるでしょう。すべての金融機関は西武信用金庫に併合されてしまうかもしれません。それくらいほかの金融機関をリードしています。まあ、西武信用金庫の方がお断りするでしょうが。。。

 

ちなみに、明後日、事業性評価融資を言い出した金融庁の森長官の部下である、日下さんの講演があります。

日下さんは広島銀行で事業性評価融資のモデルを作り、その功績をみた森長官が一本釣りで引き抜いた事業性評価融資推進のブレインです。

私も行きますので、お時間ある方はぜひ!

べ、べつに講演主催者からキックバックはもらっていませんよ。

 

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確定申告したい!

2017-03-07 06:19:52 | 16期生のブログリレー

皆様、お疲れ様です。稼プロ16期 清水です。

 

はやく確定申告義務者になりたぁぁぁぁい!!(feat.妖怪人間ベム)

 

昨日の高橋さんが確定申告のお話を記載していらっしゃったので、触発されて私も確定申告について記載します。

私は企業内診断士で、給与所得的にも副業所得的にも確定申告義務はありません。

ただ、僅かながら副業収入による確定申告する権利はあり、還付申告できるかもしれません。

 

ちなみに確定申告義務は下記条件に当てはまる人です。
・給与収入だけで2,000万円を超えている人
・給与収入が1か所で、副業の所得が20万円を超える人
・給与収入が2ヶ所以上で、年末調整を受けなかった給与とその他の所得の金額が20万円を超える人
・同族会社の役員や親族で同族会社から給与をもらっていて、給与以外に賃貸料などの支払いを受けた人
・給与について災害減免法による源泉徴収税額の徴収猶予や還付を受けた人
・給与について源泉徴収されないことになっている人

上記に当てはまらなくても副業で20万円以下の所得があれば申告できます。(もちろん扶養者が増減や住宅取得等の事象も申告可能ですが、ここでは割愛)

 

今年は忙しさに甘えて時間を作ることをさぼり、特設会場で確定申告に並ぶ長蛇の列にうんざりして、労力に合わないからと確定申告(活動整理)を見送ってしまっていました。

でも高橋さんブログを見て気づきました。

実務体験として領収書を整理し、自身の活動を振り返るのは大変重要だと。

確定申告はしなくても、昨年新たに始めた活動の収支管理を厳密に行うことは、昨年の整理および今年の行動指針を描くにあたり、大変貴重なINPUTになると思います。
幸い、いただいた領収書等は全て保管しているので、3月中に整理しようと思います。

 

目先の損得だけで考えて、振り返りの貴重な機会を失いかけているようでは、まだまだ「三意」会得には程遠いなぁと反省しております。

昨年は診断士に合格し、研修や稼プロ!で様々な知見を仕入れることが出来ました。
もちろん、今年も仕入れは欠かしませんが、この仕入れを自分で整理、加工して、お客様に高く評価されるオリジナル商品にすることが今年の目標です。

 

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