皆さま、どうもお疲れ様です。塚本洋美です。
さて、ちょうど1年前というと、「実務補習」が終わってホッと一息ついていた頃だと思います。そして、これからどうすれば良いのか、途方にくれておりました。とりあえず、「スプリング・フォーラム」というイベントがあるので、顔を出してみようと、実務補習の仲間5人と話し、再会の約束をしておりました。
「研究会」というものがあり、そこで人脈を作るとかは、聞いておりましたが、マスターコースという学習できる場があることは、このスプリング・フォーラムで知ることになります。当日は、東京都中小企業診断士協会の活動説明会から研究会等の活動紹介、新入会員歓迎懇親会まで参加させていただき、全体像を垣間見ることができました。大変熱気があったことを今でも思い出します。
まずは、マスターコースで学ぼうと思い、帰宅後、その選定をしておりました。実務補習時の仲間が「城北支部主催のマスターコース」に入ったことを受け、自分もそうしようかと考えていたときに、現事務局の皆さんから、以下のメッセージが入りました。
・「新人診断士で何も経験がないのに、研究会に入るのですか?」
・「資格を取っただけで、基礎を知らないのに、実践中心のマスターコースに入るのですか?」
私は、このフレーズに心を揺り動かされました。これが「稼プロ!」に入塾するきっかけとなるものでした。当時、一番知りたかったことは、自分の持っている実力でした。試験に合格したからと言って、自分の能力を担保できるものではありません。「稼プロ!」では、これを「診る・書く・話す・聴く」の4つの基本スキルに分け、講義してくれたので、自分の持っているスキルレベルを、客観的に知ることができました。また、キャリアビジョンの検討も非常に大きかったと思います。漠然としか考えられなかったことが、具体的になり、自分の方向性が定まりました。
あの時のメッセージがなかったらと考えるとゾッとしてきます。
世の中には、1年前の私のように「迷える子羊」がたくさんいらっしゃると思います。私も、現事務局の皆さんのように、心に響くメッセージを伝えたいと考えております。