東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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企業内診断士会交流会2017(後編)

2017-11-19 23:24:02 | 17期生のブログリレー
こんにちは。17期の金岩由美子です。

今回のブログリレーは、錦織さんのブログの(後編)を記載します。

「企業内診断士会交流会2017」が11月10日に開催され、企業内診断士130名、14団体が参加し、各社の診断士会同士の交流を図りました。
内容は各社診断士会の活動紹介、ゲストのスピーチ、ワークショップと盛りだくさんで、私はキャノン診断士会の幹事として参加しました。

ワークショプのお題には、錦織さんが参加された「企業内診断士が企業診断で活躍するための政府としての措置」の他、
「働き方改革と中小企業」「AIに取って変わられない中小企業診断士の強みとは何か、それをどう伸ばすか」など
今の課題を反映する興味深いテーマが20あり、ワールドカフェ形式で意見交換しました。

偶然にも、私が2ラウンド目についたテーブルの1ラウンド目に錦織さんがいらしたようですね。
(1ラウンド目の意見を引用させて頂きます)
 ・もっと、経験を積む場があるべき。(実務補習などで、実務を積む)
 ・副業、兼業が、企業での解禁が進むべき。
 ・企業内診断士での経験が、独立への道筋としてつながることがわかるとよい。

後編として、私たちのテーブルの意見をご紹介します。
 ・診断休暇が欲しい。兵制度のように政府に強制されたら堂々と休暇を取れる
 ・実務補習のポイントが換金できたら実務に従事するモチベーションになる
 ・独占業務を作って欲しい

中小企業庁から濱田 祐治企画官(経営支援担当)もお見えになり、ディスカッションに加わって頂きました。
資格を取得しても活動・活躍できていない企業内診断士をうまく活用する事が課題のようです。

活躍したい私達と、それをうまく活用したい中小企業庁。
交流会では時間切れだったので、有志で今後も継続して検討していく事になっています。

皆さまのご意見もお聞かせ頂けるとありがたいです。
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朗読の本を読んで

2017-11-19 22:31:21 | 講師大草からのメッセージ
こんにちは。講師の大草です。
今年の7月に出演した朗読コンサートから4か月たち、
ふと、また朗読に触れたくなったので、朗読に関する本を
読んでみました。

飯島 晶子 『朗読して幸せになる 7日間声トレ』 みらいパブリッシング

朗読の本ですが、目次を見てみると、まずは通る声を出すレッスンや、
滑舌を良くするためのレッスンからスタートします。

朗読は主に声で内容を伝えるわけですから、まずはその声を
良いものにしましょうということだと思います。
その後は、アクセントのつけ方、間の取り方などメリハリを
つけて読むレッスンなどが続きます。

さらに進むとプレゼンテーションのレッスンもあります。
朗読もプレゼンも聞き手の興味を引きつけ、聞き手に伝わるように
工夫する点では変わりませんし、心地よく聞いてもらえるような声が
大事なのも同じです。
朗読なので、物語を上手に読むレッスンもあります。

7月の朗読コンサートの稽古の時に言われていたのと同じことが
この本にも書かれていて、少し懐かしく感じました。

朗読というと声だけで伝えるようなイメージがあるかもしれませんが、
そうではなく、登場人物の心情を考えて、その気持ちで読んだり、
表情や身振り手振りなどの動きをつけて読んだり、
この本の言葉を借りれば、体全体で読んで聞き手に伝えるのです。
また、朗読会では、お客様に楽しんでもらえるような仕掛けを考えることも
大切なようです。

こうしてみると、朗読はプレゼンテーションや研修講師などの仕事とも
通じるものがあるように思えてきます。
朗読を勧めるわけではありませんが、朗読を通してプレゼン能力を
高めるというアプローチもありだと思っています。

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わが家の猫と動物殺処分ゼロ活動を考える。

2017-11-18 11:06:39 | 17期生のブログリレー
皆さん、おはようございます。11月18日(土)担当の17期生山田隆司です。
本日もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

 突然ですが、我が家には、1年8ケ月になる白猫を飼っております。名前は「もふ」といいます。
飼うことになった経緯は、妻の同僚から譲り受けたことです。もともと野良猫でしたが、
生後数か月の頃に同僚宅の「壁のスキマ」に落ちて鳴き続けているのに気づき、
同僚さんのご厚意で壁に穴を開けてもらい、無事救出したという、なかなか幸運な猫ちゃんになります。

このように、生まれてすぐ飼い主が見つかるケースであればよいのですが、
様々な理由で保護施設に運ばれ、飼い主が見つからず、人知れず殺処分されている現実があります。

今回のテーマは、『動物の殺処分ゼロ活動』について、取り上げてみたいと思います。


1.ペット市場:飼育頭数の減少、ペット関連市場の増加
 まずは、ペットの飼育頭数を見てみましょう。一般社団法人ペットフード協会の調査によりますと、
犬の飼育頭数は、2010年で11,861千頭から、2016年で9,878千頭と、約200万頭16.7%の減少となっています。
猫の飼育頭数は、2010年で9,612千頭から、2016年で9,847千頭と、約20万頭2.4%の増加なっています。

全体の飼育頭数は減少となります。犬の飼育世帯が減少し、屋外から室内・小型犬への傾向がみられます。
最近の猫ブームではありますが、猫は飼育世帯はほぼ横ばいですが、多頭飼いの傾向がみられます。
以上のことから、猫の飼育頭数が犬を逆転するのは時間の問題だと言えそうです。

また、市場規模としては、2010年1.39兆円から、2016年1.48兆円と、着実に増加傾向を示しています。
理由として、ペットの長寿命化や家族化などを背景に、1頭当たりの消費額が増加してるからです。


2.今まで見過ごされていた社会問題
 NHKなど報道で、ブリーダーやペットショップから不要とされた動物を「引き取り屋」なる悪徳業者が
多額の金銭で引き取り、劣悪な飼育環境での飼育放棄をするという事件がありました。
処分される犬猫の数を減らすため、2013年の改正動物愛護法によって、悪徳業者の摘発が進んでいます。

2013年度の全国の動物愛護センターでの殺処分の現状をみてみますと、
保護された犬の総数は、71,642頭でその内、飼い主の基へ帰ることができた犬は16,166頭(22.6%)に対して、
行き場が無く殺処分になった犬は、38,396頭(53.6%)にも上ります。

殺処分の多くは捨て犬や迷い犬で、飼主の無責任と無知の代償として、動物が犠牲となっているのが現状です。

3.ボランティアの活躍と自治体との連携による殺処分ゼロへの挑戦
 平成25年度では、札幌市、神奈川県、熊本市が犬の殺処分数がゼロを達成しています。
なぜ、神奈川県は殺処分ゼロを達成できたのでしょうか。理由の1つに、ボランティア活動が活発で、
ボランティアの方が一生懸命殺処分ゼロを目指す、強い思いがあっての結果となります。

 具体的な殺処分ゼロの活動として、単純に捨て犬や捨て猫を飼いたい人に譲るのではなくて、
その人達がきちんと飼育できるかどうかまでチェックすることによって、
再び犬や猫が捨てられるという悲劇を未然に防いでいるのです。
また、神奈川県では県庁の駐車場にて捨て猫や捨て犬の譲渡が行われているなど、
県全体が連携して殺処分ゼロを目指しているという動きがあります。


4.飼い主として今自分ができること
 飼い主として、動物好きとして、今自分ができることは何なのでしょうか。
自分なりに3つにまとめてみました。
(1)正しい知識と行動
・飼い主としてペットにとって何がよいのか常に考え、周りから情報を入手し、正しい知識をもつこと。
・いざ飼う際は譲渡会などを利用して、どのような方からペットを譲り受けるのかの視点が大切。
(2)長期的なライフプラン
・ペットと今後どのような生活を送っていくのかライフプランが必要。
・ライフプランの大きな変更になっても、頼れる場所があること。
(3)継続した愛情
・自分の都合だけでなく、飼育環境を整え、動物への愛情をもち続けること。
・家族全員が愛情を持ってペットと接することで、信頼関係を保つこと。

普段は、「うちの猫は世界一かわいいー!」と親バカぶりを発揮していますが、
ペットを取り巻く環境、自分とペットとの関係のあり方、普段の生活を考えるよい機会になりました。

ボランティア活動の応援や保護活動への寄付など、できる範囲で少しずつ始めていきたいと思います。


自分の人生を豊かにしてくれるペットとの生活。皆さんの頭の片隅に置いてもらえると幸いです。


■ご参考情報:里親情報サイト「ペットのおうち」
http://www.pet-home.jp/all/
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事業承継

2017-11-17 12:08:39 | 17期生のブログリレー
皆さんこんにちは、
稼プロ!17期 永井裕介(介さん)です。
今朝の寒さといったら・・・
もう冬です。
健康にはくれぐれもご留意ください。

11月2日の朝日新聞に『中小企業激減に防止策』という記事が掲載されていました。以下は抜粋です。
「経済産業省の推計によると、経営者が60才以上で後継者のいない中小企業や小規模事業者は127万あり、日本企業全体の約3割を占める。そこで政府は今後10年間を税優遇など政策の集中実施期間にする方針を固めた」

私の同級生Aは土建業を営む2代目です。
仕事は公的事業がほとんどで受注量は右肩下がり、従業員が数人の小規模企業。
「息子に会社を継がせたいとは思わない。自由にやりたいことをやればいい。この会社の先のことは、うーんわからんなー」。
今夏の彼との会話です。
お国の認識する重要な課題が、私の身近にもあります。

先般、事業承継コーディネーターの大山雅己氏から、「事業者の資産・経営状況と事業者の認識による4象限分類」を教わりました(下図)。
縦軸に「事業者の承継への認識度」、横軸に「企業業績」をとったマトリクスです。


事業承継というととかく相続や税務が課題ととられがちです。
しかしボリュームゾーンの第Ⅲ象限ではそこはあまり重要視されません。
「事業」の「承継」を軸に、事業の意義・魅力・価値、知的資産を再認識し、将来像を描いていくという事業そのものが最大の課題です。

さらに、自ら相談にこないため、支援機関から働きかけてその掘り起しを行うことが必要となります

同級生Aはちょっと誇らしげな顔でこうも言いました。
「一番うれしいことは工事が完了し『さすがAさん。素晴らしい。任せてよかった!』と言われることだなー」

Aももうすぐ60歳です。
彼を含め、象限Ⅲの経営者の方々の思いに寄り添い併走していけるよう、私自身努力していくつもりです。
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良い仕事をしようと思うなら心身の健康を維持するたの時間捻出が大事

2017-11-16 12:05:00 | 塾長からのメッセージ
こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。
今年も残り1か月半となりました。猛スピードで過ぎ去っていく気がします。
今日は、心身の健康について取り上げたいと思います。
2年ぐらい前から、自宅近くのヨガスタジオの会員になりました。忙しくても、時間を作るように努力しています。きっかけは、2014年に左足を剥離骨折し、そのリハビリを兼ねることでした。でも、継続していくうちに、他にも、インセンティブが見つかりました。

1.自分と向き合う時間を持ちたいから
ヨガには、瞑想の時間があります。目を閉じて、自分の呼吸と向き合います。時間に追われているように仕事をしていると、ふと、いろいろなことから解放されて、心を落ち着かせる時間が欲しくなります。だから、忙しい時こそ、リラックスして、自分をリセットする時間を大切にしています。

2.適度に身体を動かすことで筋肉をほぐしたいから
パソコンを使っていると、背中が丸くなりやすく、肩甲骨周りがとても凝ります。以前は、ときどきリラクゼーションに行っていましたが、ヨガを始めてからは、リラクゼーションとは縁がなくなりました。1時間、リラクゼーションのサービスを受けるぐらいの費用で、1か月に何度も利用できるので、コストパフォーマンスが良いと実感しています。

3.脊柱管狭窄症と上手く付き合う覚悟をしたため
今年に入り、脚に痺れるような症状を自覚、検査を受けた結果、脊柱管狭窄症と判明。一時期は手術治療を検討したのですが、やっぱり身体にメスを入れるのは極力やめようと考えなおし、上手く付き合っていくためには、適度な運動が必要と判断。狭窄症予防の本を読んでいると、ヨガでも行うポーズと共通しているものがあったのです。

4.良い声を出すための身体づくりにつながるため
ヨガでは、インナーマッスルや体幹を鍛えるポーズも多いです。胸を開き(肩を少し後方に引くことを意識し)、足の裏面でしっかりと床を捉えてまっすぐに立つなど、正しい姿勢の取り方も共通しています。脚も鍛えられます。ボイストレーニングの体操でも片足立ちになるポーズがありますが、安定感がなく、必死に脚で床を踏ん張ろうとしていたのですが、安定して立つためには脚ではなく、体幹を使うということもわかりました。

以上が主な理由です。この他に、ヨガスタジオに行った日は、質の良い睡眠をとることができます。ハンモックを使ったヨガは、ハンモックの心地良い揺れに身体をすっぽりとあずけて休むこともでき、リラックス効果が大きいです。疲れているときは、軽いストレッチの後、仰向けになってクリスタルボールで奏でられるシーター波を聞くだけのメニューもあります。私たちのような仕事は、身体が資本。そして常に良いコンディションを保つためにも、ただ忙しくしているのではなく、このような時間の投資も大事であると思うこの頃です。
コメント (3)
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