皆さん、こんばんは。
稼プロ!事務局の水口(みなぐち)です。
11月に入り、急に寒くなりましたね。
つい先日、早速風邪をひいてしまいました。
体調を崩すと生産性が落ちてしまいます。
今後、しっかりと健康管理していきたいと考えている次第です。
東京商工会議所の[健康経営アドバイザー(初級)]をご存知でしょうか。
私は今年この講座を受講し、健康経営の大切さを学びましたので、少しご紹介いたします。
ちなみに、健康経営とは、「従業員などの健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する経営手法」のことです。皆さんご承知のとおり、現在、少子高齢化が進んでいて、1995年をピークに生産年齢人口(15歳~64歳)がどんどん減少しています。
このため従来は、従業員の健康維持や健康増進は、従業員1人ひとりが留意していく事柄と捉えられていましたが、今後は企業が積極的に取り組むべき重要課題となっています。従業員の活力を高め生産性の向上を図っていくにはどうしたらよいか、そのためには、企業はどのような積極的な投資をするかが求められているのです。
また、健康経営の実践に向けて重要なことは、下記の3つです。
1.ヘルスリテラシーの向上
2.ワーク・ライフ・バランスの推進
3.ワーク・エンゲイジメントと職場の活性化
1.の「ヘルスリテラシー」とは、健康への意識を高く持ち、積極的に健康に関する情報収集を行い、自分の健康維持のための行動をする能力です。ヘルスリテラシーが高い人は、病気を予防する情報を持っていて、普段から健康に気を付けた行動をします。その結果、企業の生産性向上に寄与していくことになりますね。
2.の「ワーク・ライフ・バランス」は、仕事と生活の調和です。最近では、有給休暇の連続取得や有休消化の奨励や長時間労働の禁止をする職場が推進されてきています。
3.の「ワーク・エンゲイジメント」とは、「労働者の熱意、活力、没頭といった仕事に対する積極的で充実した心理状態」のことです。これには、従業員のやる気を高める企業の施策が必要です。従業員の適性や成長にあった最適配置はもちろんのこと、従業員一人ひとりを大切にする経営理念、社長から管理職・一般社員への経営理念の浸透が求められます。また、職場の活性化により、コミュニケーションが良くなりますので、メンタルヘルス対策のほか、共通目的に向けて一丸と取り組むといった協働意識の高揚にもつながります。
このように、従業員の健康の維持・増進やそれに向けた施策を打ち、生産性の向上を高めることが、今後ますます企業にとって重要になることでしょう。
私は、人を大切にする経営をする企業のご支援、健康経営の必要性や取組みの実践支援を今後行っていけたらと考えています。もちろん、自分の健康管理も大切にして、ですね!
事務局 水口(16期生)