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街のイルミネーションとクリスマス、そしてサンタクロース

2017-11-21 06:21:28 | 17期生のブログリレー

17期生の設楽です。お世話になります。

11月下旬に入り、そろそろ街はクリスマスのイルミネーションで彩られる。そんな季節ですね。そんなわけで今日はクリスマスの話をする・・・のですが、ある日のこと、家内が私に相談があると言ってきました。

「ねぇ、もうそろそろ言った方がいいんじゃない?」

私の娘は小学3年生。本当はサンタクロースは実在せず、実は両親がクリスマスプレゼントを枕元に置いていることに気付いているのではないか? なので、そろそろ親が(プレゼントを)事前に買っていると説明したほうがいいんじゃないか?というのです。と、ここで私の眉がピクリと動きました。サンタクロースが実在しない・・・だと?

何を言っているんだ!!(バンバン←机をたたく音(笑))

そんなはずはない、と言いました。なぜなら、理由は簡単。私はサンタクロースに会ったことがあるからです。

17期生の最初の投稿で、英語の勉強のためにロンドンに行った話を書きました。実はこの話、続きがあります。ロンドンで2週間のホームステイを体験した後、私は趣くままにフィンランドに向かいました。これも動機はわかりやすいです。前回の投稿でケータイのことを書きましたが、当時世界最大の携帯電話メーカーであったノキアのあるフィンランドに行きたかったからです。現地の人たちが実際どのようにケータイを使っているのか?日本人と何がどう違うのか?を直接見たかったからです。

ただその前に、ロンドンから首都ヘルシンキを経由して国内線で1時間ちょっとでつく北の果て、ロバニエミという街に向かいました。季節はちょうど今頃で気温はマイナス20度から30度。そんなところです。ここはオーロラ観光で有名であると同時に、サンタクロース村があることでも知られています。サンタクロースはクリスマス以外はいつもここにいるということなので、もちろん会わずにはいられません。

ところが、です。いきなりサンタさんは私に衝撃をあたえました。Nice to meet you と話しかけた私に「こんにちは」と返答してきたのです。これには目が点になるくらい驚きました。これは面白いと思った私は、Wow! Why can you speak Japanese? I'm really surprised! と訊ねたところ、

I can speak all languages in the world.(※なぜかこっちは英語)

と答えてくれました。な、なんと、、さすがサンタさん、世界中のすべての言葉が話せるとは、、、。確かに当たり前と言われればそれまでですが、もうバイリンガル、トライリンガルをはるかに超越したオールリンガル。それがサンタクロース。私はすっかりサンタさんの虜になってしまいました。と、ここでサンタさんとの記念撮影を皆さまにお見せしたいのですが、それを実現するためには1枚1500円かかると言われ(苦笑)、断念したのを覚えています。

サンタさんとの衝撃的な出会いの後、私はサンタクロース村の中にある郵便局に行きました。ここでは、自分の書いた手紙を(サンタさんの切手付きで)クリスマスの時期に届けてくれるサービス、そしてサンタクロースから直接お手紙をもらえるというサービス(それも5ヶ国語に対応。日本語OK!)があります。ちなみにこのサービス、日本からでも頼めます。いわゆる通販ですね(笑)。今年は娘の分を頼む予定です。

残念ながら肝心のオーロラは見れずじまいでしたが、ロバニエミの街は幻想的だったのを覚えています。街灯1つとってみても、下の写真のように非常にセンスあふれるものでした。そして、この小さな街にも電器店があり、今の会社の看板が飾ってあったことに気付きました。「ああ、こんな北の果てにも(これから入る)会社の看板があるなんて。。。これはすごい。身を引き締めて頑張らないと。」と心に誓ったのを覚えています。私は中途採用で12月1日入社なのですが、毎年、この季節になるとこのことを思い出します。

その後、ケータイ目当てでヘルシンキに戻りました。ただ実際のところ、ケータイの使い方はあまり日本人と変わらなかったです。というより、iモードのようなサービスがないので通話オンリーです。昼間からウォッカ片手に街中歩いてひっくり返っている人がいたり、サウナ出た直後に乾杯している人がいたり(危ないような。。。)、とにかくのんびりしたところでした。雰囲気的には映画「かもめ食堂」そのままという感じでした。

そんなわけで、、、サンタクロースは実在する、だから大人になったら飛行機を乗り継いで直接会いに行ってらっしゃい。今年のクリスマス、私は娘にそんな話をするつもりです。

設楽英彦

コメント (7)
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