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E-Sportsってなに?

2017-11-29 05:00:00 | 17期生のブログリレー

 こんにちは。17期の渡邉大輔です。突然ですがみなさん、E-sportsってご存知ですか?私も最近知ったのですが、エレクトロニック・スポーツの略で、簡単に言えばゲームです。スポ根育ちの私としてはゲームをスポーツと呼ぶことに抵抗を感じるのですが、現在世界的に大流行しているそうです。日本ではこのスポーツについてあまり聞くことはありませんが、調べてみました。

 

【競技人口1億人!?】

 E-sportsの競技人口は世界で1億人以上と言われており、なんと競技人口ランキング4位のテニスと同じくらいいるそうです。特に、アメリカ・中国・韓国では盛んだそうで、賞金総額10億円以上の大会があったり、年収何億円と稼ぐプロゲーマーがいたりするそうです。韓国ではなりたい職業ランキングでプロゲーマーが2位に君臨しているそうです。日本ではゲーマーと聞くとネガティブな印象を持ってしまいがちですが、海外では完全にスターになっている様です。

 

【競技種目】

 格闘ゲーム、戦略シミュレーション、シューティングゲーム、レーシングゲームなど、非常に多くの種目があるようです。個人で戦うものもあれば、チーム戦のものもあったりと多種多様な種目があるようです。

 

【日本での動向】

 海外で大流行している一方、なぜ日本では盛り上がっていないのでしょうか?その理由は以下のようです。

 

1.ゲーム=遊びという意識が強い。

 日本ではゲームを真剣にやる事についてネガティブな印象を持ってしまいがちですよね。「ゲーム=勉強の邪魔をする害」の様にとらえられていると思います。教育の影響でしょうか。

 

2.法律の規制がある。

 日本ではE-sportsの大会は賭博規制や景品表示法に抵触するそうで、「賞金総額10万円まで」と制限されるそうです。(ただし、スポンサーなどがつき、第3者がお金を出す場合にはその限りではないようですが。)

 

 しかしながら、日本でも着実に人気は高まっているようで、海外で活躍する日本人ゲーマーも出てきているそうです。個人的には細かな気配りができる日本人にとっては向いているスポーツなのではないかなと思うので、是非応援したいなと思っております。

 

【今後の展開】

 世界的には、EGamesという世界大会が開催されています。なんとイギリス政府の支援を受けているそうです。第1回は昨年、リオ五輪の年に開催され、今後も平昌オリンピックや東京オリンピックの年と合わせて開催が予定されているそうです。さらに、E-Sportsをオリンピックの正式競技にしようという動きまであるようです。競技人口がテニスと同じくらいと考えると自然な流れかもしれませんね。

 世界でこれほど盛り上がりを見せているのであれば、日本で流行るのも時間の問題かもしれません。奇しくも日本は2020年東京オリンピックを迎えます。元々、スーパーマリオ等が生まれたゲーム大国の日本ですから、東京オリンピックを機に状況が一変するかもしれませんね。皆さんも是非E-sportsに注目してみてください!ビジネスチャンスが隠されているかもしれませんよ!

 

コメント (1)
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