東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

あいうえお+んの法則

2020-06-15 12:00:00 | 19期生のブログリレー

みなさん、こんにちは。19期生の繁野邦博です。

東京都の緊急事態宣言が解除されて3週間、
6月19日には休業要請も終了するようです。
一方で6月14日の東京都の新規感染者数は47人と、
5月上旬の水準にまで高まっており、第2波の懸念が強まります。
みなさま、引き続きくれぐれもお気をつけください。

早いもので稼プロ!の講義もいよいよ次回で最終回。
ブログの投稿も今回を含めてあと2回となりました。

今回は20期生に向けてのメッセージという意味も込めまして、
仕事で大事な「あいうえお+んの法則」というお話をさせていただきます。
「あいうえお作文」というのはよく聞いたことがあるかと思いますが、
「あいうえお」に「ん」を足すと仕事に大事なヒントが隠されてるという話です。

あん:「案」
アイデア、考え、計画ですね。
こんなことしたら役に立つんじゃないか、こうしたら面白いんじゃないかと、
ワクワクしながらアイデアを膨らませて計画を立ててみるのが先ずは大事ですよね。

いん:「因」
原因、理由、拠り所です。
なぜやるのか?やってみた後は何が成功・失敗に繋がったのか?
と自分の行動の拠り所や、振り返って因果関係を明らかにすることも大事です。

うん:「運」
めぐりあわせ、タイミング、運び。
いざという時が来たらタイミングを逃さないことも大事ですよね。
でも自ら足を運び、めぐりあわせを引き寄せて機会をつくるのはもっと大事ですね。

えん:「縁」
つながり、ふち。
そういう運を運んでくれる方、強力してくれる方はみなさんの周りの方々ですよね。
古くから付き合いのある方、新たに出会う方どちらもあると思います。
いずれにしても自分の中に籠っていては文字通り縁遠いのかもしれません。
思い切ってふちへ行って、つながりを持ち、その人たちとのご縁や時間を大切に。

おん:「恩」
人から受ける恵み、慈しみ。
アイデアが、根拠と行動、周囲の協力で結果につながったら、
感謝の気持ちを忘れちゃいけませんよね。
仮に良い結果につながらなくても、その経験をさせてもらったことに感謝です。
当たり前のように思えますが、意外とこの当たり前という感覚に
陥らないことが難しいのかもしれません。
人からの恵みを当たり前とせず、ご恩を大切に。

で、恩を受けたら返したくなりますよね。恩返しです。
恩を返すと、縁が強くなり、新たなめぐりあわせや機会を引き付け、
そのめぐりあわせが因となって、また新たな案が生まれる。
この「あいうえお」と「おえういあ」が何回も行ったり来たりする
好循環ができると理想的ですよね。

1年間を振り返り、これができる場所が稼プロ!だったように思います。
私はタイミングを逃してしまったことが多く、まだまだ恩返しもできていないのですが、
20期生のみなさんには、是非稼プロ!という成長の場を楽しみながら、
存分にトライしていただきたいと思います。
7月にみなさんとお会いできるのを楽しみにしております。

まだ入塾は決めてないという方でも、
今後診断士としてどのような活動をしていくかお悩みの方は、
以下のお知らせからお気軽にご相談ください。

----以下、稼プロ!よりお知らせ----
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マスターコースの選択に限定せず、診断士活動の方向性など、
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まずは、ご希望の日時などをご連絡くださいませ。
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リフレーミングについて

2020-06-14 12:00:00 | 19期生のブログリレー

みなさん、こんにちは。第19期生佐々木辰也です。 

昨年6月から始まった 稼プロ!第19期ではいよいよ最終講義が近づいてきました。稼プロ!では 「診る」「書く」「話す」「聴く」についてそれぞれ絶妙なタイミングでカリキュラムが用意されていて、受講生として1年通じて多くの学びがありました。 
そして多くの諸先輩方との出会いがあり、これから中小企業診断士活動をしていく中で貴重な財産となりました。
来月からは稼プロ!第20期が始まります。
入塾を決めた方にはこれらを楽しみに、検討中の方には入塾の機会を逃さないようにしていただきたいと思います。
    
直近の5月にあった「カウンセリング(聴く)」講義にて、小林講師から教わった「リフレーミング」という言葉がとても気になりました。この言葉を初めて知って今でも聞きかじりの段階ではありますが、今日はこの「リフレーミング」というテーマについて触れたいと思います。 

中小企業診断活動においては診断士は、課題をかかえた経営者様から経営相談をうける場面が多くあります。そこで診断士が求められていることはいきなり解決方法を提示することではなく、結果的に経営者様が自身で課題を解決できるために専門家としての援助をすることです。

カウンセリングはその援助のプロセスをなしており、経営者様のかかえる問題に焦点をあてて、それを拡大・深堀していくことがポイントとなります。 
しかしながら経営者様から自社の現状を胸を開いて話していただけないことがあります。それは経営者様が初対面の専門家からお説教を受けたり、自信をさらに失ったり、相談のし甲斐がないといった悪い状況になることを恐れていることが原因だったりします。そういった感情を持たれないように、診断士は早い段階で経営者様との間に信頼関係を築く必要があります。
 
よいコミュニケーションを形成して信頼関係を築き、事業情報をより的確に聞き取っていくためは、経営者様が迷いから失っている自信を取り戻してもらえるように、初回相談の中から促していく必要があります。
その促す手法として、「リフレーミング」が効果的とされています。 
 
リフレーミングとは、視点を変えた言い換えを指します。

たとえば、経営者様の発言や気持ちを診断士がこのように言い換えます。
 (経営者様)ウチの会社はコスト高の構造だしさ。
 (診断士) 御社は丁寧な仕事をされてるんですね。 

 (経営者様)いつも決まった客しかこないんだよね。
 (診断士) コアなリピート客が御社の強みなんですね。
 
リフレーミングには自信を取り戻していただくだけでなく、経営者様の経験を意味付けして自覚していただく効果もあり、私はとてもカウンセリングに有効であると感じます。


リフレーミングはもともとは心理療法の手法だったそうです。心理療法というと違和感があるかもしれません。 カウンセリングが相談者の健康的な側面に焦点をあててそれをより向上させていくのに対して、心理療法は病理的な側面に焦点をあててそれを除去していくといった、それぞれ目的が異なるからです。しかしながら、その手法には共通に有効なものもあるようです。 

わたしたち人間は全ての物事を独自の視点で見ており、この視点のことを心理療法では「フレーム」と言います。本来は出来事には良い悪いは無いはずですが、私たちはフレームを通じて良いのか悪いのかを決めています。たとえば、自分の短所としているところは、自分のフレームでそれを悪いと決めてしまっているということです。
心理療法ではこういった「フレーム」を変えることを「リフレーミング」と言い、リフレーミングすると同じことであってもそのことの受け止め方や感じ方が自然と変わるとしています。 
逆にとらえれば、変えた後のフレームによって、さまざまに良い受け止め方を作れることなるのです。 

私自身の話をすると、私は直前の仕事の結果をいつも引きずってしまう傾向がありました。 
気分転換や仕事のオンオフのスイッチを上手く行うために、最近はリフレーミングを取り入れるようにしています。自分の結果をさまざまに言い換えて、自身をカウンセリングしているような感じになっています。

 
このところのコロナ禍によって、人々の価値観や消費活動が変わり事業のパラダイムも変化しました。

始まったウィズCOVID-19、いずれやってくるビヨンドCOVID-19に向けて様々な検討が始まっていますが、新しい事業価値を生み出すためにはこれまでのものの見方をリフレームするプロセスが必要となるのではないかと感じています。 

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年に1度の機会を逃したくない方は、
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診断士の仕事

2020-06-13 02:00:00 | 講師小野田からのメッセージ
こんには。稼プロ!講師の小野田です。
 
足の裏の米粒といわれている中小企業診断士の資格ですが
 
独占業務がないからこそ、
ビジネスとして起業したいという方には
強力な武器になってくれる資格だと思います。
 
独占業務がないと言うことは
何をやっても自由と言うこと。
 
中小企業の困り事を解決して報酬をいただくビジネスが
なんでもできるということです。
 
会社が嫌だから独立したいという人がいますが、
会社の仕事があわないとか、人間関係が苦痛なら、
今すぐ辞めて独立した方がいいです。
 
何の実績も無くても
 
専門家派遣、講演家、セミナー講師、売上改善コンサル、M&Aなどなど
金額の大小はあれど、診断士だからということでも
声がかかる仕事は意外にあります。
 
まあ、何の実績も無いあなたには、
最初は手伝いのような仕事しか回ってこないでしょう。
 
 
でも、そのちょっと回してもらった仕事が
非常に重要なんです。
 
確かにいただけるお金は少なくても、
仕事を出す方は、
その仕事であなたを評価してるからです。
 
 
で、その簡単な仕事で1度でも
 
・クライアントとの約束を破る
・提出した資料の出来が悪い
・連絡しても返事がない
・面談したらエラそう
 
こんなことがあったら、
2度とリピートは来ません
 
 
企業内でずっとやってきた人、キャリアが長い方ほど
「クセ」のようなものが染みついている場合があります。
得意不得意もあるでしょう。
 
・提案書やレジュメなどの書く能力
・セミナーなどで話す能力
・事業者さんの相談に乗る聴く能力
・事業者の現状を把握する診る能力
 
これらの能力が、他の診断士と比べて優れているのか
劣っているのか、劣っているとすれば、どう補えば良いのか。
どの程度のレベルが必要なのか。気になりませんか?
 
独立することを書きましたが、
 
実はこれ。独立しようが、
 
企業勤務との複業(3つ以上やる場合はこの文字)で
取り組みたい場合でも同じです。
 
 
稼プロ!に入塾すると
これらの能力(「診る」「書く」「話す」「聴く」基礎スキル)
をまんべんなく学ぶことができます。
 
劣るところを補い、優れた部分を伸ばせば、
会社員としても成功のチャンスをつかむ可能性が高まるでしょうし、
コンサルタントとしてお仕事のリピートをいただく機会も増えることでしょう。
 
あなたの基礎スキルはどのレベルですか?
 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
 
稼プロ!への入塾はもう後残席1です。
 
年に1度の機会を逃したくない方は、今週中に
こちらのフォームからお問い合わせいただければ、
入塾枠を確保しておきます。
 
全ての説明会は終了していますが、
このフォームからお申し込みいただければ、
特別にご案内いたします。
 
是非ともご連絡ください。お待ちしています。
 
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オンラインにおける傾聴スキル

2020-06-12 16:00:00 | 19期生のブログリレー

 皆さん、こんにちは。19期生の城戸啓介です。
ここ数日、暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 先日の稼プロ!では、経営相談ロールプレイを通じて、傾聴スキルを学びました。
私は、あらためて、企業診断における傾聴スキルの重要性を再認識したところです。
しかも今回、オンラインでの実施となり、リアルとは違った難しさもあったように思います。
本日のブログでは、オンラインにおける傾聴スキルについて、書いてみたいと思います。

 せっかく学んだ傾聴スキルを活用しようと思い、先日来、日常の打合せ等で、傾聴
スキルを用いるように心がけています。コロナ禍の状況下で、オンラインミーティング
が急増していることと思いますが、オンラインで行うためには、リアルとはまた異なる
傾聴スキルが求められるように思います。先日の経営相談ロールプレイも踏まえて、
特にオンラインで経営相談に乗る際のポイントについて少し検討してみました。

▼目線
 先日の経営相談ロールプレイの際に指摘されたのですが、画面上の相手方を見ていると
どうしても自分と相手方の視線がずれてしまいます。PCのカメラを注視すると、相手方
に対して目線を合わせることになるようです。慣れれば問題ないのでしょうが、少しコツ
が必要ですね。

▼声
 私の声は元々少しこもっているためか、オンラインミーティングでは、聞き取りにくい
との指摘がありました。自分のPC環境、相手方のPC環境に左右される部分もありますが、
いずれにせよ、普段以上に意識して口を大きく開けて、はっきり、大きな声で話しかける
必要がありそうです。また、以前の話し方の講義でもあったかと思うのですが、マイクに
乗りやすい声というのはあるようです。そのあたりまでコントロールできるようになると、
素晴らしいのですが。

▼リアクション
 傾聴において、とても大事なスキルである、相槌、うなずきですが、これらを画面を
通して伝えるためには、普段よりも大きく、はっきりリアクションする必要があるでしょう。
少しオーバーなくらいにやった方が、相手には伝わりやすいようです。

 また、カメラ機能をオフにして、音声のみで会議や打合せを行うことも増えていると
思います。私の場合、特に社内の会議や打合せにおいては、カメラ機能はあまり使われ
ません。内容が連絡や報告であればそれでも構いませんが、意見交換やアイデア出しなど
の場合は、顔の表情、相手の反応が見えないのは、なかなか困難を伴います。そのような
場合は、声によって傾聴を示していくことになるのですが、これにはひと工夫必要だと
感じています。例えば、対策としては、反応の回数を増やす、反応のバリエーションを
増やす(語彙を増やす)、などが考えられるかと思います。

 これからは、こうしたオンラインならではの傾聴スキルも必要になってくるのでしょうね。
いろいろと試行錯誤してみたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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季節へも目を向けてみよう

2020-06-11 12:00:00 | 19期生のブログリレー

稼プロ!19期の太田一宏です。

少し蒸し暑い日が続いています。6月らしいですね。

南西方面から梅雨入りが始まっています。

新型コロナウイルスが広がり始めた頃は、

梅雨どきには鎮静化するのでは、という声もあり、

私もそのようなことを口走った記憶がありますが、

今となっては全く誤っていたことが証明されてしまいました。

一方、6月ごろには梅雨になり、梅雨が明けると夏がやってくる、

こちらの予測は、ほぼ100%当たる自信があります。

季節は確実にめぐり、私たちの日々はその季節の移り変わりに彩られています。

その季節を愛でるように、さまざまな生活習慣が設えられており、

私たちは季節の変化から明日への期待を得ている民です。

そんな私たちですが、今年の花見時期には、

「残念です。お花見できません」報道に満たされ、

鯉のぼりはうっかり見逃してしまい、

母の日も気がついたら過ぎていた、

そんな3か月を過ごしたように思います。

お疲れ気味の方へ、かける言葉が見当たらない時に、

「とにかく空を見ましょう」という言葉がある、

というのを聞いたことがあります。

今の私たちにあてはまらないでしょうか。

ウィズコロナの論調が主流になりつつあり、

私も変革のベクトルを探す日々ではありますが、

季節に目を向けることも怠らずにしていきたいものです。

 

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