Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

チェーンホイール取り外し ホローテックⅡ

2013-05-10 20:10:38 | ロードバイク スプートニク
先日よりロードレーサーのチェーンホイールを取り換える為の作業を
進めています 今回はシマノのホローテックⅡ ULTEGRA FC-6750-G の
コンパクトクランクを取り外します






前回までにペダルとチェーンの取り外しが終わっています
今回はこの黒い ULTEGRA FC-6750-G ホローテックⅡ方式の
チェーンホイールを取り外しましょう






このクランクの取り外しは左側から行います
使う工具は左から 5mm のアーレンキー、先の細い
マイナスドライバー、クランクのキャップを外す為の
工具(シマノの純正ならTL-FC16 の品番)




左のクランクはこの様に 5mmのアーレンキーを
使うボルト 2本で止まっています 片方はこの
裏側に頭が有ります






ここに 5mmのアーレンキーを使い ネジを緩めます
※ ネジは正ネジです






クランクの反対側からも緩めます 指定されたトルクは
12~14N.m これで締められたネジは緩める時にも、結構
手応えを感じます






次はクランクを奥へ押し込む役目を持っている キャップを
外します この工具は私が使い易い様に手を加えた物ですが
前述のシマノの純正工具なら 200円程度のものです








工具をキャップに差し込み キャップを緩め、取り外します
ごく簡単に緩みますがこの専用工具はやはり欲しいですね
※ ここは正ネジです






キャップを外した次は クランクが背割りされた部分に
外れ止めプレートと言うスモールパーツが取り付けて
有り それを解除してやります




ここで使うのは先の細いドライバー等 特に専用工具は
有りませんので使えれば何でも O.K です






抜け止めプレートを上に押し上げてやれば良いだけです
これでクランクシャフトに開いた小さな穴に 引っ掛かって
いたプレートの先端が外れました






これでクランクが抜けますので 手で引っ張って
やります 簡単に外れますよ








クランク内部のギザギザとシャフトが噛みあっている
構造です 

シャフト内部の下側に白い物が見えます それは
小さな穴に埋まったグリスですが そこに先程の
抜け止めプレートの先端が通常は刺さっています








右側のクランクも手で引っ張ると抜けますが 固い様なら
左側からシャフトをプラハンマーなどで軽く叩いてやれば
良いでしょう




いかにも黒いチェーンホイール 形はもう慣れましたが
ここまで色が黒く存在感があると やはり自転車を選び
ます、何に付けても似合うと言うものじゃないね
私のスプートニクには外れでした・・・(笑)





さて次に使うクランクはオクタリンク方式なので この CHRIS KING クリスキングの
B.B小物も取り外す必要が有ります 折角セラミックベアリングを奮発したのに 
勿体無いですね クランクと併せ又何かに使いましょう

前回の作業 【 チェーンを切る ミッシングリンクの場合 】

次の作業 【 B.B小物の取り外し CHRIS KING クリスキング 】

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チェーンを切る ミッシングリンクの場合

2013-05-08 20:20:12 | ロードバイク スプートニク
前回チェーンホイールの交換の為ペダルを外したロードレーサー
今回はミッシングリンクを使ったチェーンを切ります




今回からメンテスタンドの上で作業を行います






新しいチェーンを使う前にマイクロロンで表面処理をし
タクリーノのオイルで丁寧にオイルアップをしています

このチェーンの繋ぎにはミッシングリンクを使っています




チェーンの取り外し作業で使う工具類






ミッシングリンクの取り外しにはこの工具が有れば便利です
Park Tool MLP-1 マスターリンクプライヤー 2500円程度です

この工具をミッシングリンク前後の インナーリンクに差し込みます






そして工具のハンドルを握ると 左右に開いていた
インナーリンクが中央へ寄り ミッシングリンクが
取り外せる状態になります




それからミッシングリンクを取り外します






チェーンを取り付け後まだ数十キロしか走っていませんが
リンク内にも充分オイルが回りとても良い状態です この
様なチェーンは触っていても気持ちが良いですよ




走行距離はわずかでもオイルの色はこれだけ黒くなっています
これって何なんでしょう 汚れと呼ぶのにはまだ早いですよね




切ったチェーンは次も同じ方向で使いたいので この様に
細い針金などで止めておけば次に迷わなくて良いですよ




このチェーンも再利用するのでこの様に保管しておきましょう

このミッシングリンクの取付け方向について 以前にこの様な
記事を書いています 【 ミッシングリンクの 取り付け方向 】





緑に映えるとても可愛い白い花です こんな清楚なお花って良いですね 

チェーンホイールの交換をするのにチェーンまで外す必要は有りませんが 外した方が
作業がし易いのも確かです、こんな時にもコネクターリンクは役に立ちますね

前回の作業 【 チェーンホイール交換 ペダルの取り外し 】

次の作業 【 チェーンホイール取り外し ホローテックⅡ 】

コメント (2)
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チェーンホイール交換 ペダルの取り外し

2013-05-07 20:50:08 | ロードバイク スプートニク
昨年末に組立てた新しいロードレーサー スプートニク これに使っている
チェーンホイールを交換します まずはペダルを外しましょう




カツリーズサイクルさんで塗装のデザインから
お世話になったマグネシュウムを使ったフレーム
スプートニク これのチェーンホイールを交換します




組立時に使ったクランクは アルテグラ FC-6750-G
これを選んだのは一度フォローテックを使ってみたかった
のと この黒い色はあまり好きではなかったが お値段との
兼ね合いでこれを選択しました

しかし妥協した物はやはり気持ちが落ち着かないし
自転車そのものが好きになれません 50X34t と言う
ワイドレシオにも馴染めない事も有り今回の作業です




メンテスタンドに乗せる前にペダルを外します
これは地べたに自転車が有る方がはるかに作業が
やり易いですから






このシマノのアルテグラ PD-6620 はペダルレンチと
6mm のアーレンキーが使えます




よって使える工具はこの様な物 ペダルレンチは
15mmのスパナでも代用出来ます






試しに 6mmのアーレンキーを使ってっみますが 
ペダルレンチで締めた物はとてもこれでは緩みません

ただこの様な形状なので アーレンキーも使えると
考えますが シマノのマニアルではペダルレンチを
使う事を勧めています






では 15mmレンチを使ってみましょう 




これはかなり長いレンチですが かなり道具がしなります
緩く締めてあるペダルなら充分使えますが 固く締まった
物には 怪我をしそうな不安が少し有りますね






これはカンパのペダルレンチです 巾の広いのは
やはり横方向の強度を確保する為だと思います






この長さが有り道具自体のたわみも無いので安心して
使えます 道具が揃わなければ前述の様な物で代用
出来ますが 安全確実を考えるなら専用の物を用意
した方が良いですね






右のペダルが外れました このネジにはグリスを塗って
おいた方が良いですね、それで固着をする事も有りません

※ ペダルのネジは右側正ネジ 左側は逆ネジです






このペダルは次に又使うので保管しておきましょう





地味な写真ですが中庭の百日紅にも新芽が出ました

次は今後の作業がし易い様にチェーンを切りましょう、次回もお付き合い下さい
次の作業 【 チェーンを切る ミッシングリンクの場合 】

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サイクルコンピューター CATEYE CC-TR310TW V3n

2013-01-23 20:16:15 | ロードバイク スプートニク
最近の自転車には全てと言って良い程取り付けるサイクルコンピューター
今回は新しいロードレーサー スプートニクにキャットアイの新製品
CC-TR310TW と言う Vシリーズの商品を取り付けました






新型2.4GHzデジタルワイヤレスコンピュータ
心拍・ケイデンス(ペダル回転数)・速度の3信号を
ワイヤレス送信で使えると言う商品 定価は 21000円






箱から商品を出してみました 付属されている取説の
厚さにちょっと驚き 英語から始まり 7ヶ国語の冊子です
この手の商品はちょっと検索すると 凄くお安い Webショップも
有ります でもそれはそれで何時もお世話になる自転車屋さんで
取り寄せて頂きました それがお付き合いの潤滑剤になれば良い
ですしね




この商品の本体部の大きさが カタログや CATEYEの
H.Pでは全く想像が出来ませんでした パナソニックの
リムセメントと比べるとこんな感じ






ちょっと比較する物が悪かったですね 最近リムセメンを
使う方はほとんど居ないし・・(笑)

これはキャットアイの CC-MC100Wと言う少し前の機種です
実はかなり大きな本体だろうと想像していたのですが
色々な情報が表示される割には 思いの外小振りだと
言えるのじゃないでしょうか






折角ですから取付け方法もご紹介しましょう
これはチェーンステーに付けるセンサー部
スピードとケイデンスを共用しています

本体に付属のゴムパットを取り付けます






これをチェーンステーにタイラップで取り付けます






本体側がケイデンス 角(ツノ)の方がスピード用ですが
その設置寸法の調整はこのネジを緩めて行います この
ネジはプラスドライバーかマイナスか良く解らない形状です

取説にはプラスドライバーを使うと書かれていますが
少し大きな マイナスドライバーの方が良い気がします






これがセンサー用のマグネットで 上がスポークに付ける
スピード用 下がクランクに付けるケイデンス用です




スピードとケイデンスのマグネットとセンサーの隙間が
3mm程度になる様に調整し 各部品をしっかりと固定します




コンピューター本体をハンドル回りに取り付ける
アダプターです






これはステムとハンドルどちらかに装着出来る様に
考えられています






先程のブラケットバンドにコンピューターを装着する
ブラケットをはめ込みます






その裏側にブラケットゴムパットを貼り付けます
これが・・・ 綺麗に貼ろうとすると意外に難しい








私は取り付け場所はハンドルにしました ブラケットバンドに
ダイヤルと言う部品を付け これを回すとバンドが締まって
いきます






固定後余ったバンドはニッパーなどで切り落します






コンピューター本体とセンサー部の取付けが完了しました
センサー部の取付けは チェーンステーの形状に依り
その容姿はかなり変わるでしょうね








コンピューターの初期設定が必要です まず裏蓋を開け
電池の保護シールを外し通電させる処からスタートです
その後は説明書に従い 時刻やタイヤ周長をセットして
行きます






私が選手時代にはスピードメーターも無かった時代 
でも自分の走っている速度や距離は感覚でしたが
そんなに大きくは狂っていなかったでしょう

脚の回転数はローラー練習の時 回りの同僚が
数えたりしていました 今のは180回転/分だったな・・
なんて具合でした

でもこの器具は有れば本当に便利ですね 自分の目標や
その結果を数字で確認出来るのは良い事だと思います 





この表示部も全ての文字も良く見えるので使い勝手の良い商品だと思います

前回の記事 【 スプートニク ボトルゲージを取り換える 】

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スプートニク ボトルゲージを取り換える

2013-01-21 20:06:44 | ロードバイク スプートニク
新たに自転車を組立てた時 少し乗ってみて手直しと言う事は良く有ります
それは機能的な事であったり見た目であったり 意匠的な事も快適に乗る
うえでは大切な事ですね




新しいロード・スプートニクを組上げた時
ボトルゲージはカーボンとアルミを併用していました
アルミが似合うフレームも有るのですが パイプが太い
最近のフレームにはあまり似合わないですよね






かと言って私もそんなに沢山在庫が有る訳じゃない
今回新たにカーボンの物を取り寄せましたので 
これを付けてみましょう




これでどうだ! 先程のアルミの物より恰好良く
なったじゃないか




ボトルを入れてみましょう あれ? あれあれ?
トップチューブにボトルの頭が当たり入らない
じゃないか・・・






じゃこのボトル型のツールボックスはどうでしょう
今度は底が見事にタッチします もうここで泣いても
良いですか? 悲しい・・

まあこれは有る程度の予想はしていたので 泣くのは
我慢して色々と試してみましょう






アルミの物や色々な組み合わせを試しましたが
結局先程のゲージ双方の装着位置を入れ替えたら
解決

最近の後ろ下がりのフレームで小さなサイズでは良く
有る事です シートではボトルの出し入れを考えると 
ゲージは下の位置に限られます そしてダウンチューブの
ゲージは シートの物と底が当たらない様に上の位置

こんなボトルゲージの組み合わせを良く考えて選ばないと
いけませんね






シートチューブのボトルゲージは随分前に塗装をしています
この様子を見て何処かのお風呂屋さんの椅子みたい なんて
言っていた人が居たな きっと高級なお風呂屋さんなんでしょうね





ボトルゲージと言ってもカーボンの物は中々良いお値段がしますね デザインも
色々と有り選ぶのも楽しくて良いですが、やはりしっかりとホールドしてくれて
使い易いのが良いな

前回の記事 【 スプートニク ブレーキシューの交換 】

次の記事 【 サイクルコンピューター CATEYE CC-TR310TW V3n 】

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