ロードバイクのブレーキの取り替えを行っています 今回使うのは ULTEGRA BR-6800
良く出来たブレーキだと思います、その取付け手順のご紹介です

シマノ アルテグラ BR-6800 デュラエースの下位グループの部品ですが
とても良く出来たブレーキだと思います 前回に古いブレーキを取り外し
準備も出来ているので新しいブレーキを取り付けましょう

前回に古いブレーキを取り外した際 ギザワッシャー部分の
塗装が剥がれたのでプラサフでタッチアップをしました
これは必ず必要な事では有りません


ブレーキ取付け用のナットです


新しいブレーキを購入すると 取付けボルトは
フロントフォークの多様化から 5つの長さの
ナットが付属しています

私の自転車には 30mm の物を選びました これは
フォークに依って現場合せで選ぶ必要が有ります


取付け用のシャフトにグリスを塗っています
ワッシャーはギザギザでは無くブラストされた物
これが実に良い、後にするセンター出しも一発で
決まります


ブレーキ本体をフォークの穴に差し込みます


本体の取付けはフォークの裏側から行います


先程選んだ取付けナットを 5mm のアーレンキーを
使い締め込みます


フォークにはネジの頭が隠れる様に座グリがして
あります


ブレーキ本体を取り付けましたがまだ本締めは
していません ワイヤーを張ってみましょう


ブレーキが小振りになりアウター受けがハンドルから
遠くなったので このままではワイヤーが短いですね
一度試してみます


ワイヤーがツンツンでアウター受けに収まりません
アジャストボルトを上に延ばせば一応取付けは
出来そうです(良い事ではありません)


取りあえず今回は作業を進めます 箱から出した状態では
本体に有るクイックは開放されています それを閉じます
通常の使用時は閉じた状態で使います


ブレーキワイヤーを操作が出来る程度に固定します
工具は 5mm のアーレンキーです インナーワイヤーの
長さはこのままで行けそうです


アジャストボルトをこれだけ伸ばしアウターは突っ張る
事が無くギリギリ使えます これ以上ボルトを伸ばす
必要が有れば作業を中断しますが 今回は先へ進みます


ブレーキゴムの位置調整を行いました 取付け用ネジに
4mm のアーレンキーを使い リムの上端から1~2mm下へ
ゴムの上端をセットします


ゴム、ブレーキシューとリムの隙間が左右揃っていません
この隙間を同じにします ブレーキのセンター調整です


一旦ブレーキの取付けナットを緩めます 本体が
左右に動く程度で OK です


ブレーキレバーを強く握り込んだ状態で 取付けボルトを
締め込みます、これでほとんどセンターは出ます



センター出しで微調整が必要な場合 ブレーキ本体の
調整ボルトで行います 3mm のアーレンキーが必要です

ブレーキシューのトーイン調整です シューの後ろ側に
紙などを挟みブレーキレバーを握りながら進めると
手早く出来ます


クイックの裏側に張ってある保護材は剥してしまいます
たまにこれを貼ったままの自転車を見ますが格好の
良いものじゃありません
これは箱に入った状態ではワイヤーのクランプ部が
本体に当るので、このシートで保護されています
クイックが開放されているのも同じ理由です



ブレーキレバーの握り代をワイヤーの張り加減で
調整します これは自分の好みが有るので安全に
使える範囲で行います 微調整は本体のアジャスト
ボルトで行えば良いでしょう

取り付けと一通りの調整が終わりました はみ出した
油脂や手の脂を拭き取っておきます


取付けが完了しました 私の使っているフレームの
フォークが長いのでブレーキシューの位置がこの様に
下の方になります このブレーキのリーチは 51mmです


今回の取り替えでの問題点は アジャストボルトを
これだけ上げて装着した事ですね 上部から10mm
アウターケーブルが入っています、これでは一番
弱い部分で本体に取り付けている事になります
ここは要注意です

今回取り外した DURA-ACE BR-7403 このブレーキに問題が有る訳では有りませんが
ブレーキの効きの甘さが気になっていました これはブレーキの当り面の無いピスト用の
リムを使っていてそれが原因だと想像しています



取り外したブレーキのシューを見てみると、ゴムの
上部 1/4 程度しかリムに当っていません さすがに
これでは辛いですね

今回の ULTEGRA BR-6800 は前後共取り替えました 調整作業の時点では
タッチも軽く良く出来た部品だと思います この状態で制動力も試しながら一度
乗ってみましょう そして一番大切な事、フロントのアジャストボルトの部分に
不安を残すのは良く有りません この後バーテプを取り寄せアウターケーブルの
長さ調整を行う事にしましょう
前回の作業 【 フロントブレーキの交換 ULTEGRA BR-6800 】
アウターの交換はこちら 【 アウターケーブルの交換 ケーブルカットと先端処理 】
良く出来たブレーキだと思います、その取付け手順のご紹介です

シマノ アルテグラ BR-6800 デュラエースの下位グループの部品ですが
とても良く出来たブレーキだと思います 前回に古いブレーキを取り外し
準備も出来ているので新しいブレーキを取り付けましょう

前回に古いブレーキを取り外した際 ギザワッシャー部分の
塗装が剥がれたのでプラサフでタッチアップをしました
これは必ず必要な事では有りません


ブレーキ取付け用のナットです


新しいブレーキを購入すると 取付けボルトは
フロントフォークの多様化から 5つの長さの
ナットが付属しています

私の自転車には 30mm の物を選びました これは
フォークに依って現場合せで選ぶ必要が有ります


取付け用のシャフトにグリスを塗っています
ワッシャーはギザギザでは無くブラストされた物
これが実に良い、後にするセンター出しも一発で
決まります


ブレーキ本体をフォークの穴に差し込みます


本体の取付けはフォークの裏側から行います


先程選んだ取付けナットを 5mm のアーレンキーを
使い締め込みます


フォークにはネジの頭が隠れる様に座グリがして
あります


ブレーキ本体を取り付けましたがまだ本締めは
していません ワイヤーを張ってみましょう


ブレーキが小振りになりアウター受けがハンドルから
遠くなったので このままではワイヤーが短いですね
一度試してみます


ワイヤーがツンツンでアウター受けに収まりません
アジャストボルトを上に延ばせば一応取付けは
出来そうです(良い事ではありません)


取りあえず今回は作業を進めます 箱から出した状態では
本体に有るクイックは開放されています それを閉じます
通常の使用時は閉じた状態で使います


ブレーキワイヤーを操作が出来る程度に固定します
工具は 5mm のアーレンキーです インナーワイヤーの
長さはこのままで行けそうです


アジャストボルトをこれだけ伸ばしアウターは突っ張る
事が無くギリギリ使えます これ以上ボルトを伸ばす
必要が有れば作業を中断しますが 今回は先へ進みます


ブレーキゴムの位置調整を行いました 取付け用ネジに
4mm のアーレンキーを使い リムの上端から1~2mm下へ
ゴムの上端をセットします


ゴム、ブレーキシューとリムの隙間が左右揃っていません
この隙間を同じにします ブレーキのセンター調整です


一旦ブレーキの取付けナットを緩めます 本体が
左右に動く程度で OK です


ブレーキレバーを強く握り込んだ状態で 取付けボルトを
締め込みます、これでほとんどセンターは出ます



センター出しで微調整が必要な場合 ブレーキ本体の
調整ボルトで行います 3mm のアーレンキーが必要です

ブレーキシューのトーイン調整です シューの後ろ側に
紙などを挟みブレーキレバーを握りながら進めると
手早く出来ます


クイックの裏側に張ってある保護材は剥してしまいます
たまにこれを貼ったままの自転車を見ますが格好の
良いものじゃありません
これは箱に入った状態ではワイヤーのクランプ部が
本体に当るので、このシートで保護されています
クイックが開放されているのも同じ理由です



ブレーキレバーの握り代をワイヤーの張り加減で
調整します これは自分の好みが有るので安全に
使える範囲で行います 微調整は本体のアジャスト
ボルトで行えば良いでしょう

取り付けと一通りの調整が終わりました はみ出した
油脂や手の脂を拭き取っておきます


取付けが完了しました 私の使っているフレームの
フォークが長いのでブレーキシューの位置がこの様に
下の方になります このブレーキのリーチは 51mmです


今回の取り替えでの問題点は アジャストボルトを
これだけ上げて装着した事ですね 上部から10mm
アウターケーブルが入っています、これでは一番
弱い部分で本体に取り付けている事になります
ここは要注意です

今回取り外した DURA-ACE BR-7403 このブレーキに問題が有る訳では有りませんが
ブレーキの効きの甘さが気になっていました これはブレーキの当り面の無いピスト用の
リムを使っていてそれが原因だと想像しています



取り外したブレーキのシューを見てみると、ゴムの
上部 1/4 程度しかリムに当っていません さすがに
これでは辛いですね

今回の ULTEGRA BR-6800 は前後共取り替えました 調整作業の時点では
タッチも軽く良く出来た部品だと思います この状態で制動力も試しながら一度
乗ってみましょう そして一番大切な事、フロントのアジャストボルトの部分に
不安を残すのは良く有りません この後バーテプを取り寄せアウターケーブルの
長さ調整を行う事にしましょう
前回の作業 【 フロントブレーキの交換 ULTEGRA BR-6800 】
アウターの交換はこちら 【 アウターケーブルの交換 ケーブルカットと先端処理 】