Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

プッシュマスター 継ぎ手 取り外し工具

2019-02-07 20:04:20 | 設備 水道工事
BS ブリヂストンのプッシュマスターと言う樹脂配管資材があります
専用継手を使いますがそれの取り外し専用工具をご紹介します





プッシュマスターとはブリヂストンが展開する配管システムの呼称です
従来の塩化ビニールに代りポリブデンパイプとワンタッチ継手を使うのが特徴です
以前は一度装着した継手は外す事が出来ませんでしたが 最近はその継手を外す為の
専用冶具が用意されています




今回は普段取引をしている材料屋さんで都合が付かなかったので
ネットで検索し、始めてのお店でお世話になり配送してもらいました






届いた物を開封すると丁寧な礼状が入っていました
web ショップは煩わしいやり取りが無いのも魅力ですが
この様な書面一つでこのお店を選んで良かったと思わせてくれます




web ショップなので紹介しても迷惑と言う事は無いと思いますが
【 水道 快適でいこ屋! 】 と言うお店です




少しやりたい事も有ったので自転車小屋へ工具を持って来ました








どの様な工具なのかご覧頂きます どちらが表も裏もありませんが
こちらが継手側に使う肝心な方で 半円程度のツバが付いています 






こちらが反対側ですが 特別な工作はされていません








どの様に使うか見てみましょう これが BS のプッシュマスターと
言う部材です パイプの材質はポリブデン 継手はパイプを奥まで
差し込めば作業は完了で、給水だけでは無く給湯配管にも使えます






その様な便利な継手ですが 内部の抜け止め機構の為
一度差し込んだパイプが抜ける事は有りません
今まで施工後にやり変えが必要になった時はパイプを切り
継手は廃棄していました








処がこの専用冶具を使う事で継手を外す事が出来ます






プッシュマスターに限らず樹脂管に使う継手は高額なので
制約が有るとは言え再利用出来るのはとても助かります




自分の工具だと分かる様にリューターで名前を彫っておきます








名前とサイズを刻みました






少し色も入れておきましょう 水性のポスカですが
これは色々と使い道が有って便利ですね




水性でも油脂が付着していると色が弾くのでシンナーで
良く脱脂をしておきます




それぞれに墨入れをしました
サイズが 13mm 16mm 20mm の 3種類有ります






少し雑なやり方ですが 使っている間に彫った部分の
色だけが残るでしょう 入った色は水性でも余り剥げません




それぞれにストラップを付けておきました





それ程頻繁に使う工具では有りませんが 水圧テストをする時に何がしの継手は必要です
今まで水圧テストが終われば使った継手を捨てていましたが、そんな無駄な事をせずに済みます

一つが 2000円以上する冶具ですがその値打ちはありますね。

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ブレーキ調整に シンベントノーズ プライヤー

2019-02-01 20:07:57 | 自転車 工具
自転車愛好家には絶対に欠かせないブレーキ調整 特にブレーキゴムの位置調整をする時に
有れば便利な シンベントノーズプライヤーをご紹介します





TOP 工業と言うメーカーの商品で シンベントノーズプライヤーと言う工具です
ただこの銜え口部分に特徴の有るプライヤーは他のメーカーもこの呼称を使っています




台紙から工具を外してみました






このプライヤーは先端が 30度に曲げて有ります
この形状の物をシンベントノーズプライヤーと呼ぶのかと思います






台紙の裏に説明がされています 先端に付けられた角度で
近所に邪魔な物が有ってもそれを避けて使う事が出来ると
書かれています 今まで私の仕事ではこの工具が欲しいと
思った事は有りませんが 職種に依っては大変便利な様です





これは通常のプライヤーで私達、設備屋は多用します 実際
仕事用の車には複数の物を積んでいます






これにも工夫された物が有り やはりこの先端部分です






こちらは従来から有る物ですが、口先の開閉部分に通常の
ボルトナットが使われています








こちらは少し改良された物でボルトナットの突起が無くなり
依り狭い所で使えると言う考え方ですね しかしこの恩恵は
あまり感じません しいて言えば腰の工具差しからの出し入れが
し易いでしょうか




自転車では

自転車整備では何処で使うのでしょう 競技に使う
ロードレーサー等は不向きなので一般車で見て頂きます






実際はクロスバイク等の V ブレーキなどで活躍するそうですが
この様なブレーキゴムをリムに対して適切な位置、角度に調整する
時に使います








シンベントノーズプライヤーの出番です この先端の角度が
良い仕事をしてくれます






このブレーキゴムの位置調整では最終的にナットを締め付け
位置の決定をしますが、その時にゴムが良く動き位置が中々
決まらない事が有ります そんな時にプライヤーでゴムを
掴んでやります

私はこの部分に薄いモンキーレンチを良く使っていました
ただゴムや舟の形状に依ってはモンキーも上手く使えません






これはロードレーサーに良く使われるブレーキシューセットです








我々自転車競技愛好家はこの様なブレーキシューを使いますが
化粧仕上げがしてあります






さすがにこのブレーキ調整には先程のプライヤーは
ブレーキシューホルダー(舟)に傷が付くので使えないですね




でもこの様なカンチブレーキや V ブレーキに使われている
舟とゴムの区別が無く ゴム系一体型のブレーキゴムには
とても便利な工具だと思います





今回のシンベントノーズ プライヤーは懇意にして頂いている自転車屋さんの工具箱に
入っていた物を ブレーキシューの調整に便利ですよと教えて頂きました
一般車やクロスバイクを良く整備される方達も準備しておくと良いかも分かりませんね

コメント (3)
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