Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

E/G インバーター発電機の使い方 SAKOBS 1700kw

2020-06-19 20:12:49 | 色々な道具
新しく購入した SAKOBS のエンジン式インバーター発電機 今回は梱包を解いてから
エンジンの始動まで その使い方をご紹介させて頂きます





これは前回ご紹介した SAKOBS と言うメーカーのエンジン式インバーター発電機です
今回は梱包を解いたこの状態から エンジン始動までの方法をご覧頂きます






同梱されていた付属品の工具類と取扱い説明書です
中国製の商品ですが 充分理解出来る日本語で説明
されています 私の日本語の方が怪しいかも・・(笑)






まずエンジンオイルを入れます 先日車のオイル交換をした時の
残りを使います 推奨オイルは 15W-40 と書かれています
用意したのは 5W-30 この辺は問題ないでしょう






では始めます オイルの注入口はこの黄色いシールの
左下に有ります




この黄色いシールはエンジンオイルの量が書かれています
注入口元一杯に入れなさいと言う事です 量は 0.35L






オイルキャップを外します ※ 正ネジです






ネジに出荷時のオイルが残っていたので拭き取っておきます
そこへ付属されていたオイル用 漏斗(じょうご)を差し込みます






じょうごにオイルを入れます 溢れないか何度か確認しながら
注油しました






オイルが規定量まで入りました キャップをしっかり締めて
オイルの準備は完了です






レギューラーガソリンを使います これは先程ガソリンスタンドで
入れて来ました 満タンで 10L 入ります




これはガソリンのゲージでタンクの上部に有ります






エンジン始動前の準備が出来たので エンジンを始動します
操作パネルです まずはパネルの右側に有る 2つのスイッチを
操作します






上の黒いスイッチ エコノミーコントロールスイッチを OFF にします
下の赤いスイッチ エンジンスイッチを ON にします






燃料タンクの下に見える チョークレバーを右に動かし
チョークを閉じます






チョークレバーの奥に見える燃料コックを ON にします






発電機本体の黄色いステッカーが リコイルスターターの位置を
表しています






リコイルスターターのハンドルを握りスターターを引っ張ります
発電機が軽いので片方の腕で本体を動かない様に押さえた方が良いですね




全く初めての操作でしたが リコイルを 3回引っ張ると
エンジンが掛かりました 気温も関係すると思いますが
今回はチョークを引いた(閉じた)のは最初だけです






操作パネルの AC と書かれたグリーンのランプが点灯しています
ランプ左側の赤いスイッチは 50Hz と 60Hz の切り替えです
自分が使う電機器具に合わせます 地域的には関東は 50Hz
関西は 60Hz が使われています




出力コンセントはゴムカバーの中です




500w の灯光機を繋ぎました 問題なく点灯します






710w の電動丸ノコです




これも問題なく使え 灯光機との併用も出来ました
テスターで電圧を測定すると AC 105V の発電をしています





ここまで梱包を解いてから エンジン始動までの手順をご紹介させて頂きました
何かのお役に立てば幸いです

最近はセルフのガソリンスタンドが多くなり そこでは車以外にガソリンを給油する事が出来ません
今回は有人のスタンドまで行き給油しました 機械には問題無く入れてくれますが、携行缶の場合
身分証明書の提示と書面に記載する必要が有るそうです

前回の記事で諸元を紹介しています 【 エンジン インバーター発電機 SAKOBS 1700kw 】

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エンジン インバーター発電機 SAKOBS 1700kw

2020-06-17 20:02:48 | 色々な道具
エンジン式のインバーター発電機を購入しました 最近の機械はとても軽量で驚きました
どの様な物なのかご紹介させて頂きます





4 サイクルガソリンエンジン インバーター式発電機 50/60Hz 対応 定格出力 1700kw サイズ45cm×39cm×44cm
乾燥重量 21.5kg メーカーは SAKOBS と言う中国製です




これがダンボール箱に入れられ宅急便で送られてきました
まず驚いたのはその重量の軽さ 通常 1700kw 程度の物は
概ね重量が 40kg 前後有ります






ビニール袋から出しました 上の黒いハンドル部分を
片手で持ち上げる事が出来ます
40kg程度の物を車に積み降しするとかなり腰に来ます
今回この機械を選んだのは価格以外に重量が魅力でした






これは操作パネル部分です 黒い部分はゴムのカバーで
この中にコンセントが 2個付いています




エンジンとモーター部分です






エンジンを掛けるのは手動で このリコイルスターターを引っ張ります




本体の逆側です






こちらにはチョークレバーやその奥には燃料コックなどが有ります
OHV の文字は E/G の構造ですね




コントロールパネルの反対側は随分地味で
丸いモーターカバーとその右側は消音機、マフラーです






タンク上部には黒い銘板に諸元が書かれています




これは同封されていた付属品と日本語の取扱い説明書です
工具はプラグレンチとオイルを入れる際の漏斗(じょうご)です
日本語は割りとしっかりしていて充分理解出来ます




これは今迄使っていた 2サイクルエンジン発電機で
容量は 800w です これは仕事でもたまに使いますが
元々自転車の試合会場で洗車や湯沸しに使うつもりで
買ったものなので 仕事では能力が足りませんでした




この発電機も凄く調子良く起動します この重量は測った事は
有りませんが今回の機械より重いのじゃないでしょうか





早速ガソリンは入れて来ました、この後エンジンオイルを入れエンジンを始動し
手持ちの電動道具を使ってみましょう、この発電機が不都合無しに使えるなら
とても良い買い物ですがそれは次回の記事でご紹介させて頂きます

 
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安全カバー ストッパー マキタ 丸ノコ

2020-06-16 20:00:08 | 色々な道具
マキタの電気丸ノコ 5230 には刃の部分に保護カバーが付いています
そのカバーを固定する為のストッパーを取り付けています その方法をご紹介させて頂きます





マキタの電気丸ノコ 5230 125mm の刃を使います その刃の外周部分に黒い保護カバーが付いています
この丸いカバーは刃の保護では無く、人の怪我の予防の為の物です 通常の使用では木材の端にカバーが当り
切り進める事でカバーが自動で開いて行きます 



 
ただ床などを切る時には自分の手でカバーを開きながら切り始めます
その時に片手の自由が奪われます それを無くす為にカバーを開きっ放しに
する為のストッパーを取り付けます






ストッパーを付ける事で、カバーを手で動かし 開いた状態で固定が出来ます






こんなストッパーが市販されている訳では無く 自分達で工夫します
私は自転車のステンレススポークを加工しています 加工した形状を
保とうとする性質を持った金属です 生の針金では上手く出来ません








自分が持っている他の丸ノコの全てに同様の物を取り付けていますが
道具に依って構造、形が違うので取付け位置は様々です 少なくとも
確実に固定出来る事が条件です








カバーを開いて固定する時は、片手で操作が操作が出来る様にしています
カバーのハンドルを開くと自然にスポークがハンドルを押さえてくれる様に
微妙な角度に調整しています 片手で操作が出来ます








カバーを閉じる時もスポークのこの辺りを指で触ると一瞬で
カバーが閉じます





丸ノコの製造メーカーなどは絶対にして欲しくは無い加工かと思いますが これを付ける事で
片方の手が自由になるので 暴れそうになる道具を空いた手で保持出来る等、安全な面も有ります
実際現場では本職の職人さん達はそれぞれ工夫して使っています 元々が恐ろしく危ない道具です
使う時には取扱いは細心の注意が必要です

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TOP ショートエコワイドモンキー HY38S

2020-06-14 20:20:46 | 色々な道具
トップ工業が製造するショートエコワイドモンキーをご紹介します ハンドルが短く
大きく口が開く便利なモンキーです どの様な物かどうぞご覧下さい





TOP の工具です 私達が使う工具のメーカーは色々有ります
私はメーカーを選択基準にはしませんが気が付けば TOP の工具を選んでいた
と言う事は良くあります






今回購入したのは ショートエコワイドモンキーと言う種類で
ハンドルは短く口が大きく開くというタイプです 




品番は HY38S 口が 8mm~38mm まで開きます






これが口を閉じた時と一杯に開いた時です




このタイプの工具は他のメーカーも出しています
そしてそれらの何種類かは今も使っています
では何故今回の工具が優れているのか見てみましょう




これは TONE のショートモンキレンチ MWS36 と言う
商品でとても使い易く、予備を買い置きするほど
気に入っています






この口は 36mm まで開きますが 一杯開いた時の顎は
これだけ工具の一部が飛び出します






これが今回ご紹介している TOP の商品ですが
顎に出っ張りが有りません これは狭くて工具が
使えない時には本当に助かります






こちらはロブスターのポケットモンキー UM30
やはり顎に工具の一部が飛び出します






これもロブスターですが それほどハンドルは短く無い
ハイブリッドモンキーと言うシリーズです




他の色々な工具と比べてみましたが 実際仕事で使っていると
あの僅かな顎の出っ張りが当り、工具が回せないと言う状況が
良く有ります そんな場面では本当に助かる工具です

何時もの様に名前を刻んでおきます




今回はこの先の丸いビットを使ってみます

しかし 1本目の線で選択が失敗だった事に気付きます
少し悲しい・・(笑)




次は先が細い物を使います






下書きは有りません エイヤーで道具が進むままに
任せます






工具の油を良く落とし 水性のペイントマーカーで
色を入れます




特に難しい事は考えていません 彫った所の奥まで
塗料が入る様にしています






ある程度乾いた頃に厚紙を用意して はみ出した塗料を
削り落とします




薄く赤い色が残っています 水性ですがこれで案外長く
色が残っています





今回幾つかの工具を見て頂きましたが、それぞれ汎用性が有り色々な場面で使え
それで殆どの仕事が出来ます ただ本職の仕事ではその場に応じた道具を使うのも
大切な事です この様に道具は限りなく増えて行きます、それは仕方がないですね

コメント (2)
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Campagnolo 六角ネジ

2020-06-12 20:00:07 | 自転車部品・用品
オールドカンパと呼ばれる時代のパーツですが 6角頭のネジが良く使われています
これに使われる専用工具も併せてご紹介させて頂きます





Campagnolo カンパニョーロ 最近は国産の部品もカンパに劣る事は有りませんが
多くの人達がカンパニョーロに憧れていた時代が有りました そんな時代のカンパは
ネジ一つを取っても凄く魅力的でした






最初の写真は国産のトウクリップ取付けネジです
これは付属ネジの中でも綺麗な部類です




これは私が街乗りに使っているシングルギアの自転車です






この自転車には三ヶ島のユニークトラックと言う 50年以上前の
ペダルを使っていますが、ここに先程のクリップ取り付けネジを
使っています






それに対してカンパニョーロのペダルにはこの様な六角頭の
ボルトを使います
ただこのボルトの純正パーツは現在ほとんど手に入りません
この写真の物はカンパ用と言う事で購入しましたが
おそらく外品だと思います




これは間違いなくカンパの純正ネジです 私が昔に使っていた物で
カンパグリスが塗られています このボルトは使用場所に依って
長さが異なり ペダル用はネジ部が 7mm だったと思います






このボルトのメッキはかなり綺麗なもので厚さも有ります
そしてメッキが六角の形をしたまま取れる事が有ります
それがカンパの特徴でもあります




先程外品かも・・ とご紹介したボルトはやはり
雰囲気が異なります




これは先日ご紹介しました Campagnolo SUPER LEGGERI
軽合金のプレートを持ったペダルです






そのペダルのクリップ取り付けには 六角頭のネジを使っています






こちらはもっと古いカンパの鉄ペダルですが やはり六角ネジを
使っています この辺りはカンパニョーロ愛好家は拘りたい処でしょう






このネジに使うのはカンパニョーロの純正工具
T型レンチです






ハンドル部分は 6mm のアーレンキーで ボックスは 8mm です
オールドカンパのパーツはこの工具をとても多用します





私のロードレーサーは基本的な構成は Campagnolo と CINELLI です 今回の 六角ネジが
沢山使われています




リアディレーラーは 1969年製の NUOVO RECORD
当時新品を買った物をまだ使っています






この変速ワイヤーのクランプボルトが六角ネジです








変速機のガイドプーリー、テンションプーリーの取り付ネジも
六角ネジですが その違いはネジの長さです






カンパの T型レンチのアーレンキーは 変速機取付けの
ピポットボルトに使います この様にリアディレーラーは
この工具一つ有れば全ての整備が出来ます




Campagnolo RECORD フロントディレーラー
これはナメクジ エクボ無しと呼ばれるます






これのワイヤークランプも六角ネジです




これはあまり知られていないかも分りませんが
カンパニョーロのバーコンでこれも使い始めて
50年が超えました








バーコンのレバーの締め付け調整ネジにもこの工具を
使います ただこのネジは薄くて工具の掛かりが浅く
少し注意が必要です





今回は先日からのペダル整備の流れでこの様な紹介をさせて頂きましたが
Campagnolo と言う会社は部品の性能以外にも整備のし易さも併せ持った
とても優れた会社だったと思います

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