みんなの子育て広場、あすなろの木で、
あすなろの木を製作してくださった
子どもの環境デザイナー 牧野辰雄先生と、
子どもの未来のための話をしている。
4年後にプロジェクトとして完成させたい。
息の長い話し合いだ。
必ず、4年後に何らかのものを創る。
それが何かは、これから話し合うので、
今は、「何か」としか表現できない。
第一回は、平成18年12月26日に話し合った。
その時は、ブログをやっていなかったので、
まず、第一回をまとめる。
*木で作られたどこにもないものをつくろうではないか。
*木といっても、合板、ベニヤは一切使用しない。
*呼吸をしている、波動をもつ木を使用。
*デザインは、牧野氏に依頼。
*単に木で作ればいいと言うのでなく完成したものは、
誰がみても理路騒然かつ画期的なものとする。
*そこでは、食育に注力する。
*調理する場所も木で作成し、調理場は、
親子同時にできるように大人の高さの物の他に
子ども用の高さの調理場もつくる。
*東京の子ども達に、本物の自然に触れてもらいたい。(魚・昆虫・鳥)
*今や手の使えない子ども達が増加している
*感性の養えるそんな場の提供をしよう。
*未来の子ども達への思い、ミッションを、参加者全員で、まとめよう。
それに、引き続き
本日2/23 第二回 子ども元気未来学 開催。
*この集まりででた、話の内容をまとめ、
一種の学問のようにしよう。
こどもの未来を考える学問に。
そこで、この集まりを『こども元気未来学』と命名。
*牧野先生曰く「本当の笑いとは何か。」
笑いとは、怒っていることの逆。
芸術家たる牧野先生は、
怒っているような表情で作品をつくる。
だれも近づき難い。
それでいて、出来た作品は、
人をよい気持ちにさせ、
笑いを誘うのである。
大人が笑いの講座をしていることがある。
真の笑いだろうかと、疑問を牧野先生は抱く。
大人の中で、大人が笑い、それをみた、
子どもは、真の笑いを学ぶだろうか。
そうではなく、子どもの笑いを見本に、
大人が笑うのが、一番よい笑いの創り方であろう。
空腹であれば笑えない。
まずい食事であっても、笑うとおいしくなる。
怒って食べると、まずくなる。
*牧野先生曰く「子ども達は24ヶ月が大事。」
多くの大人は、躾は、
子どもが言葉がでてから始まると考えている。
それでは遅く、24ヶ月までが大事。
この間に、親が子どもをよく観察すること。
*牧野先生曰く「自分の子と思って育てすぎていないか」
子はいつか他人の中で育つ。
親が自分の子と思った子は、親離れしにくくなる。
また、親も他人の子を育てることにかかわるべき。
自分の子、他人の子などという区別はなくてよいのでは。
きっと、縄文時代などみんなで、
みんなの子を育てていたことだろう。
以上、話し合い終わり。
文責:小坂和輝