「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

戦い方 六本木ヒルズにて

2009-06-14 02:50:43 | コミュニケーション
 6/12、知恵を授かりました。
 六本木ヒルズにて。

 権力といかに戦うか。

一、戦う気をもつこと、持ち続けること

一、正論をもつこと、

一、一点突破すること、相手には弱点はあるはず。


 細かな点では、戦いの経過として、その場での、きちんと記録をとることが大事である。その時の、言った内容だけでなく、その態度まで。

 きちんと準備をして、戦いに望むことも大切である。どのような展開になるか想定する。きちんと役割分担をしておく。感情的にならず、常に紳士的に望む。


 なんか、きな臭い話になってしまいました。
 でも、自分には、負けられない戦いがあります。守らねばならないものがあります。権力の横暴は止めねばならないと思っています。
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読むこと、書くこと、それは、生きること

2009-05-13 15:54:23 | コミュニケーション
 今、活字離れが進んでいるが、それは、メール、携帯電話、パソコン、テレビなどに現代人は時間が割かれ、本を読むしか時間の過ごす方法がなかった時代と大きく異なっていることによる。
 3-4時間あれば、本は一冊読めるわけであるから、できるのであれば、時間をつくって読書をすることをお勧めする。ただ、本は、「読め。」と言われて読むものではなく、楽しんで読んでいるうちに、教養が身についていくものである。
 話し言葉は、言葉遣いのいわゆる乱れがあったとしても、それは、時代により話し言葉は変わっていくものであるので、構わない。しかし、書き言葉は、きちんと文章が書けねばならない。
 日本語は、縦書きで書くものとして発展してきた歴史がある。アルファベットや数字が入ってきたこともあり、横書きが主流になっているが、手書きをする場合、横書きなら、文章も進まないであろうし、字もうまくならないであろう。
 うまい文章とは、簡潔に書くことである。
 手で縦書きに文章を書くと、字もうまく、簡潔に書くことを心がけるようになると思われる。
 読むこと、書くこと、それは、生きることに通じることであり、真の学問の重要性は、ここにある。


*作家 浅田次郎氏の講演 平成21年5月13日 於日本橋公会堂を聴講して
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スライドプロジェクターの知識

2009-04-12 05:18:35 | コミュニケーション
 スライドプロジェクターを探しに行きました。
 店の方に、教えていただいたのですが、結構、参考になったことを、メモとして書いておきます。

 プロジェクターの命は、その出せる明るさ(ルーメン)です。

 その判断ですが、映したいインチ×定数30=スライドプロジェクターのルーメン。

 例えば、100インチのスクリーン(だいたい畳が二畳分、私の主観で述べていますので、正確ではありません。)では、3000ルーメン(=100インチ×定数30)のスライドプロジェクターがよいそうです。

 メモ書きまでに。
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六つの「T」

2008-12-12 08:35:51 | コミュニケーション
 「失言する」とは、心の奥で本当に思っているからこそ出るわけなので、根本的な認識を改めない限り、なくすことは無理かと思います。小手先だけの対処では、難しいわけですが、参考までに掲載します。
 自分自身を戒める助言としたいと思っています。

*****読売新聞****
麻生さん向け、失言しないコツ「6つのT」~伊吹元幹事長
(2008年12月11日(木)19:04)
 
 自民党の伊吹文明・元幹事長は11日の同党伊吹派総会で、麻生首相らの相次ぐ失言を受けて、「失言しないコツ」を披露した。

 避けるべき六つの「T」として、
〈1〉「正しい」と思い込んで不要な発言をする
〈2〉「立場」をわきまえず、言ってはいけないことを言う
〈3〉人を見下すような「態度」を取る
〈4〉話す「タイミング」を間違える
〈5〉「旅先」で気がゆるむ
〈6〉笑いを取ろうと「例え話」をする

--を挙げ、「ポストにいる人は注意してもらいたい」と戒めた。

*****掲載、終わり****

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うまく伝えるためには。

2008-10-05 23:08:21 | コミュニケーション

 さて、先日の新型インフルエンザ リスク・コミュニケーションのワークショップでは、「コミュニケーションとは?」という基本的なところから、話が入っていきました。
 
 大変重要な内容であり、そこで学んだエッセンスをお伝えします。
 
 前のブログでご紹介いたしましたワークショップ参加者 勝田教授が、先にうまくその箇所をまとめていらっしゃったので、その引用を行います。

****ブログ新型インフルエンザ・ウォッチング日記引用*****

新型インフルエンザ リスクコミュニケーションWS@神戸大http://blog.goo.ne.jp/tabibito12/e/81950b0403eff08ef92764cca0dcd6bf からかいつまんだ話。

リスクコミュニケーションにあたり、プレゼンのコツ。
当ブログに来ていただける常連さんの中には、新型フルの「家庭内伝道師」「隣近所・井戸端会議伝道師」「会社内伝道師」的機能を果たしていらっしゃる方も多いと思います。
それぞれの場で、新型フルのこと、対策のこと、備蓄のこと・・説明するのにどうしたら効果的か・・ 応用できると思います。

プレゼンにあたり
*ボディーランゲージを
*アイコンタクトは重要。聞いている人の方を向いて
*聞いてる人に向かって問いかけを(~はどう思いますか?)
*プライオリティ・リスト 限られた時間で伝えることの優先順位づけ
*意外性 「えっ!」と思わせる 「転」の部分
*ユーモア。 ただ、パンデミック真っ只中のようなピリピリしてる時には逆効果も
*最後にサマリー。キーワード示す。
*会場の手近な人に質問を投げかけてみる(誰でも答えられる超簡単なQ or誰も答えられない超難解なQ)。 投げかけたらすっと立ち去る(どうですかどうですかと追及は×)

*まず事実を。
*パーセントは理解されにくい。(たった0.1%でも聞くほうは少しと受け取らない。日本語には”万が一”という表現があるのに注意)
*パワーポイントに使われるな!(これは私にとって耳が痛かった)
*パワーポイントの色彩(聴衆に色神の存在想定を)

****引用終わり*****


 エッセンスをうまくまとめられており、引用させていただきました。
 後は、補足ですが、

*つかみをしっかり!

*スピーチをする場合、時間を守って

*事故報告などでは、まずは、「事実」を述べ、その後「解釈」へ

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作文の秘訣

2008-05-05 22:31:26 | コミュニケーション
 私は、文章がうまくなれたらいいなあと、思っています。それは、ブログ 5月1日(2008-05-01 23:00:00) でも、述べたところ。
 ちょうど、その秘訣を端的に述べている文章に出会ったので、引用します。

****引用****

「自分の目、耳、肌、心でつかまえたものを、借りものではない自分の言葉でわかりやすく人に伝えること」(岡 並木)

「作文の秘訣を一言でいえば、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということだけなんですね」(井上 ひさし)

 至言です。井上と岡と、二人の言葉は、文章を書くということの究極の目標を簡潔にしめしています。
 
(中略)

 「自分にし書けないこと」は、自分以外のだれでもない、あなた自身が書かなければ、ほかのだれも書くことはできません。それは、いいかえれば自分の人生をどう生きているか、なにを自分の拠りどころにして生きているかということにつながります。同じ職場で、同じような仕事をしていても、私たちは、それぞれの、独自の人生を生きています。だからこそ「自分にしか書けない」文章を書く道がそこにあるのです。

(『文章のみがき方』辰濃和男 岩波新書 66ページ より)
****引用終わり****

 借りものではない自分の言葉が出るようになりたいものです。
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美しい話し方のために

2008-02-14 17:39:16 | コミュニケーション
この講座を聞いて、生まれ変わった思いをしました。

フリーアナウンサー鈴木紀子氏の講座
“「伝える」から「伝わる」へ”
講座の仕掛け人は、いつものNPOサポートセンター。

私は、うまくスピーチをしたいと思うのですが、なかなか。


さて学んだこととは、

①『          』という考えを、頭の中から消しましょう。

       ↓

②『          』を一番に!

       ↓ 
③『           』で話しましょう。


④話し上手になるための五つのコツは?

そして結局は、
⑤上手く話すということは=『        』ということです。


この5つのステップで、上手く話せるようになれます。
少なくとも、話せる自信ができることでしょう。

コロンブスの卵のように、
当たり前のようで、
だれもが、気づかないことです。

①~⑤は、鈴木紀子氏の講演を受けて学んでください。
どうしても知りたくて我慢できない場合、
小坂にご相談ください。

ひとつだけ、大切なこと。
上手く話すには、“腹式呼吸”です!!

鈴木氏の長いアナウンサー歴の中で、
話し方の方法が体系化されており、
それを2時間という短時間で、
伝授いただきました。
ほんと感動でした。
生まれ変わった気分になりました。

翌日の福祉保健委員会では、
その成果はでなかったようだけど。。。(^_^;)


あっ、これもかかなきゃ。
鈴木紀子氏、
声が美しくて、
その上、笑顔がとっても素敵な方でした。
(アナウンサー駆けだしの頃、
通勤の満員電車の中で、電車に揺られ、
窓にうつる自分の顔を見ながら、
笑顔の練習をされたと言います。)


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 新企画 「知ってる?こんな国」 インドネシア編

2008-02-09 09:50:13 | コミュニケーション
みんなの子育て広場『あすなろの木』では、
2月より毎月1回大人向け講座の新企画として
「世界各国を知る学びの講座」が開催されることに。

その第一弾が『インドネシア』をテーマに、
海外協力隊元JICA職員の石村真平氏に、
昨日2/8、ご講演いただきました。

目からうろこの文化、食、生活、
などに関するお話でした。

一つ、とても印象に残ったこと。

インドネシアは、活火山があり、
時々噴火して土石流が生じる。
それが、一旦火山のふもとに積もる。
その積もったあたりに、大雨が降り、
その岩岩が水を堰きとめ、
水がダムのようにたまり、
それが結局、決壊して、
麓の村々に大洪水を引き起こす。
そして、何万人も人命が失われるという。

私は、
「その洪水の機序がわかっているなら、対策とれば?」と、
講師石村氏に言ったが、
それだけの多額の資金はかけることができない。
自然と共存するのが人間の性であるというように、
人々は、理解(受容?)しているということであった。

ただ、私は、
その国の人間の考え方があるので、理解できる一方、
やる手立てはあるのではないかと、
胸にひっかかっている。
いつか現地に行った折は、
この目で確かめたい課題となった。


これからも、このように、
海外でJICAなど、
国際協力に携わったかたのお話を聴く機会を
作っていきます。
みなさまも、お気軽に参加されては。

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こころのコミュニケーション~すてきなあたなになるために~

2008-02-04 00:04:10 | コミュニケーション
2/3節分、雪の降る中、待ちに待った講演会に出席してきた。
高塚人志氏(鳥取大学医学部総合医学教育センター学部教育支援室 准教授)による講演。

講師のメッセージ:
 人間関係が希薄になっている時代の中で、失われているものの一つに人が成長しにくくなっていることがあげられる。不安やイライラ、孤立感など多くの人が寂しさを抱え自分や他人を傷つけているのではないだろうか。
 次々と起こる異常な事件。子ども達に目を向ければ、自分を傷つけ、心を閉ざし、非行、暴力、不登校、いじめ、学級崩壊、人間関係がとれないなど、今や国をあげての社会問題である。時代を作っている大人はどうだろうか。子どもの問題は私たち親や大人とつながっている。
 人間関係が人を育てるのだが、その人間関係が軽くてはどうにもならない。私たちは、好むと好まざるとに関わらず、集団の中で他人と関わり合って育ち、他人と協働して、様々な役割を果たして生活している。つまり、他人との関わりが私達の人生を左右する大きな鍵を握っているのだが、そのことに気付いている人は少ない。
 その中で、人にとって当たり前のはずの人間関係・コミュニケーションを学び、作る場を意識的に学校現場や地域、職場などに提供することが必須になっている。
 
 コミュニケーションは、双方通行である。お互いの考えや気持ちを理解することである。理解し合ってはじめて「人と人が出会える」のである。

昨日の講演会を皆様も体験ください。

①一方通行のコミュニケーションを体験、
 質問「紙の上と下に三角形を三つ書いてください。大きな丸を一つ描いてください。線を一本引いてください。」
 このような質問を聞いて、描かれた絵は、100人100様です。
 質問者の思い描いた絵は、双方向のコミュニケーションが合って初めて伝わります。一方通行のみであれば、こんなに伝わらないということを体験できました。他人の受け取り方が、様々なのに驚かされます。

②思い込み、先入観をもっていることの気づき
 質問「一円玉を思い描いて書いてください。」
 さて、実際、描かれた一円玉は、どんな大きさであったでしょうか?一円玉を取り出し、自分の描いたものと比べてみてください。
 思い込みの中で、生きていることが体験できます。
 一円玉、いままでの人生に何度となく出会っているはずなのに。
 一円玉は、身の回りのすべてにあてはまるかもしれません。

③よく見るというレク
 グー、チョキ、パーを先生が出すが、その手と同じものを手を上げて出すとします。チョキのとき、声もいっしょに「イエイ」ということにします。
 よく見ていないと、フェイント掛けられて、ひとりだけ「イエイ」と声を出してしまいます。

④よく見て聞いてというレク
 「広島名物、もみじまんじゅう(十)。一と九とで、もみじまんじゅう。」
2人組みで、2人でいいながら、手遊びをするが、途中の数を一~九で選んでいうので、相手方は、頭で計算して、九~一の数と手を出さねばならないというレクです。相手の言うのをよく聴いて、すばやく反応する必要があります。

⑤よく聞いてというレク
 2人組みで、「1」「2」「3」「1」「2」「3」・・・・を順にいいます。
 応用編として、「1」のところを、ジェスチャーにします。
 よく聴いて、すばやく反応する必要があります。

⑥話を聴くということの体験
 「話を聞かないひと」に話をする体験をします。
 「ゆっくりお手玉をキャッチポールしながら」話をする体験をします。
 話を聞いてもらえることのうれしさと、話を聞いてもらえないときの、無視された気持ちなどの体験することができます。

⑦聴く力を学ぶための体験
 まず、○○さんが、相手に、二十字程度の短文を話す。
相手は、
 「○○さんが、言ったのは、・・・・・・・・・・ということですね。」と
その短文を、一字一句間違えないように言います。
案外、難しいことに気づくでしょう。

⑧こころが通じ合ったときのうれしさの体験
 2人組みで「いないいないばー」を2人でします。その時、上にあげるか、下にさげるか。両者合致した時の、喜びを体験できます。
 今度は、2人組みで握手をします。その時、合図で、握手の手に力を入れます。1回、2回、3回力を入れる回数を決めます。両者、同じ回数を力を入れた合致した時の喜びを体験できます。

 
以上のような、レクを交えた、体験そして気づきの場でした。
おそらく、読んでいて何のことやら、伝わらないかもしれません。
ブログのコミュニケーションでは、一方通行の限界がありますよね。
私の文章力があればもう少し伝わったかな。

 「考えや気持ちを理解し合う」そのことの大切さを、聴いただけではわからないので、レクを交え体験学習の形の講演会でした。

 職場、子育てに大いに役立つ講演会であり、これを、実際私も生かして行きたいと思っています。 


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コミュニケーションのいろは

2007-03-27 08:10:05 | コミュニケーション
昨日3/26、みんなの子育て広場“あすなろの木”で、
「コミュニケーションスキルアップ」セミナーを開催した。
講師は、当院保育士氏家さんと看護師藤城さん。

その講座のまとめを述べます。


*******************************
コミュニケーションの本質は、
お互いの理解を深め、感動を共にし、
人と人の心が触れ合うことにある。
ただ単に情報を伝達するものではない。

コミュニケーションがうまくいかないと、
ストレスの原因にもなりうる。
家庭や職場、ご近所づきあいも、
コミュニケーションのコツを
つかむことで、よい人間関係が築ける。

コミュニケーションを分類すると、
大きく分けて、
①言語的コミュニケーションと
②非言語的コミュニケーションに
分けられる。

①言語的コミュニケーションは、
まさに、言葉を媒介としたもの。
相手と話をすること、
言葉を直接相手に伝える場合、
直接コミュニケーションといい、
何かを介し(人、メール、ファックスなど)、
言葉を伝える場合、
間接コミュニケーションという。
今、私は、ブログ上で、
間接コミュニケーションを、
皆さんと行っていることになる。

②非言語的コミュニケーションは、
言葉以外のもの、
声、ボデイランゲージ、服装、話し方、
あらゆるものをいう。


『メラビアンの法則』というものがあり、
相手に残る印象の伝わり方、

例えば、初めての人と話をします。
その方は、その後何を
あなたの印象としてもっているでしょうか。

①話の内容そのもの(言葉そのもの)
②話しかた(声の調子):声、スピード、テンポなど
③ボデイランゲージ:身振り、手振り、表情、外見など、

その相手に残る割合は、
トータル100%とすると、
①話の内容そのものが相手に印象が残るのは、
残念ながら、たったの7%
それよりは、
②話し方が38%
そして③ボデイランゲージが55%

相手にメッセージをうまく伝えたい場合、
言葉を選ぶだけでなく、
話しかたしかり、ボデイランゲージしかり、
それらトータルに考える必要があります。


コミュニケーションを通して、
相手と信頼関係を築いていきます。
これをラポールを築くといいます。

うまくラポールを築けない人は、
どんなコミュニケーションをする、
人でしょうか。
①すぐに否定的な言葉が出る人
「でも」「しかし」
②人の話の腰を折る人
③話をいい加減に聞く人

では、ラポールを築くための
コミュニケーションのコツは、
どんなものでしょうか。
①雰囲気作りが出来る
相手との話す距離・角度、目線など、
気配りする。
②相手の話に興味を持って、
最後までしっかり聴く。
(先入観を持たず聴く)
③態度、話のペース、声の調子を
相手に合わせる。
相手にあわし方には、
主に三つの方法があります。
1)ペーシング:
相手の呼吸のペース、
話す速度にあわせる
2)ミラーリング:
相手の言ったことを繰り返す、
相手の姿勢に似た姿勢をとる
3)バックトラッキング:
相手の話をうまく要約する

私は、ここで付け加えるのであれば、
“笑顔/微笑み”である。
笑顔/微笑みは、相手を受け入れていることを
示します。

基本は、「うまく話を聴ける人」になる
ということです。

*********************

以上、「コミュニケーションのいろは」でした。
昨日の講座では、講義だけでなく、
その後、実際にペアになっていただき、
コミュニケーションの実践体験をもちました。


私も、日々、小児科外来は、
コミュニケーションの現場であります。
私自身、決して上手なコミュニケーションを
とれているわけでなく、
そのことに反省いたします。
診察室を患者さんが出る時は、
納得していただいて、
出ていただくよう、
日々努力して行きたいと考えています。

ちなみに、
私が薦めるコミュニケーションを学ぶ書物は、
『コミュニケーション力』斉藤孝著 岩波新書です。
コミュニケーションの技術で、
相手への微笑みが大切なのを
私に気づかせてくれたのは、この本でした。

文責:小坂和輝
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笑いとは?(牧野先生と語る 子ども元気未来学 第1回、第2回)

2007-02-23 17:42:55 | コミュニケーション
みんなの子育て広場、あすなろの木で、
あすなろの木を製作してくださった
子どもの環境デザイナー 牧野辰雄先生と、
子どもの未来のための話をしている。
4年後にプロジェクトとして完成させたい。
息の長い話し合いだ。
必ず、4年後に何らかのものを創る。
それが何かは、これから話し合うので、
今は、「何か」としか表現できない。

第一回は、平成18年12月26日に話し合った。
その時は、ブログをやっていなかったので、
まず、第一回をまとめる。
*木で作られたどこにもないものをつくろうではないか。
*木といっても、合板、ベニヤは一切使用しない。
*呼吸をしている、波動をもつ木を使用。
*デザインは、牧野氏に依頼。
*単に木で作ればいいと言うのでなく完成したものは、
 誰がみても理路騒然かつ画期的なものとする。
*そこでは、食育に注力する。
*調理する場所も木で作成し、調理場は、
 親子同時にできるように大人の高さの物の他に
 子ども用の高さの調理場もつくる。
*東京の子ども達に、本物の自然に触れてもらいたい。(魚・昆虫・鳥)
*今や手の使えない子ども達が増加している
*感性の養えるそんな場の提供をしよう。
*未来の子ども達への思い、ミッションを、参加者全員で、まとめよう。

それに、引き続き
本日2/23 第二回 子ども元気未来学 開催。

*この集まりででた、話の内容をまとめ、
 一種の学問のようにしよう。
 こどもの未来を考える学問に。
 そこで、この集まりを『こども元気未来学』と命名。


*牧野先生曰く「本当の笑いとは何か。」
 笑いとは、怒っていることの逆。
 芸術家たる牧野先生は、
 怒っているような表情で作品をつくる。
 だれも近づき難い。
 それでいて、出来た作品は、
 人をよい気持ちにさせ、
 笑いを誘うのである。

 大人が笑いの講座をしていることがある。
 真の笑いだろうかと、疑問を牧野先生は抱く。
 大人の中で、大人が笑い、それをみた、
 子どもは、真の笑いを学ぶだろうか。
 そうではなく、子どもの笑いを見本に、
 大人が笑うのが、一番よい笑いの創り方であろう。

 空腹であれば笑えない。
 まずい食事であっても、笑うとおいしくなる。
 怒って食べると、まずくなる。

*牧野先生曰く「子ども達は24ヶ月が大事。」
 多くの大人は、躾は、
 子どもが言葉がでてから始まると考えている。
 それでは遅く、24ヶ月までが大事。
 この間に、親が子どもをよく観察すること。

*牧野先生曰く「自分の子と思って育てすぎていないか」
 子はいつか他人の中で育つ。
 親が自分の子と思った子は、親離れしにくくなる。
 また、親も他人の子を育てることにかかわるべき。
 自分の子、他人の子などという区別はなくてよいのでは。
 きっと、縄文時代などみんなで、
 みんなの子を育てていたことだろう。

以上、話し合い終わり。
 
文責:小坂和輝
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笑う門には福来る

2007-02-17 13:06:39 | コミュニケーション
ケーシー高峰の漫談を昨日聞いた。
面白かった。
結構、年配の方も来られていたが、大いに受けていた。

笑いは、脳を活性化し、
きっと認知症予防に役立つであろう。


私たちも、人をひきつけ、
かつ笑わせるスピーチをして見たいものである。

どう分類したらよいのかわからないが、
笑いには、
①ネガティブな笑いと②ポジティブの笑いがあると思う。

注:もっと、きちんとした笑いの分類があれば、
誰か教えてください。




①ネガティブの笑いは、
冷笑、嘲笑など。
この笑いの機序は、
「高低差から来る笑い」。

特に自分を高めて、
相手を低めて、
その差が生じたところで、
笑いが生じる。
高いところから、低いところに
水が流れるように。
電圧の高いものと、低いものがあり、
それをつなぐと、電流が流れるように。

自分の方が成績がよく、
成績の悪いやつをわらったり、
自分の方がお金持ちで、
お金のない人をわらったりする。

これからは、アメリカ追従の日本は、
アメリカのように格差社会が来るが、
この種の笑いがふえるであろう。

この差の作り方を、
逆にした場合、
すなわち、
自分を低めて、
相手を高める。
それで出る場合、これは、
ひとつ笑いを創る方法であろう。
ケーシーさんの笑いも
この種のものがあると思う。


ネガティブの笑いとして、
もう一つ、「甘えの笑い」があるかもしれない。
失敗して、照れ隠しで笑うことがある。
(日本文化に根付くので、
一概にネガティブの笑いとするのは、
問題があるとは、思っている。)
外国人との交渉で、この種の笑いを出してしまうと、
馬鹿ととられてしまうであろう。




②ポジティブな笑い。
これは、「共感から来る笑い」。
こちらの心の振るえと、
相手の心の振るえが、
共振しあって出る笑い。

人と話して軽く微笑むことで、
相手のことをうけ入れているというサインとなる。
会話がうまく運ぶことになる。

診察室で、言葉の出るかでないかの子と、
一緒に笑う。きっと共振の原理で、
笑いがでるのであろう。

小児科医開業医の診察室は、
笑いが出ることが多い。
これがあるから、小児科医はやめられない。
元気をもらっているのは、
病気を治す立場の私の方なのである。
(もちろん、元気に泣いたり、または、
反応なくぐったりの重症なケースは
別であるが、結構、熱でも子どもは
元気なことが多い)


もう一つ、「意外性の笑い」。
自分の想像していたものと、
現実が異なったときの、
意外性から笑いの反応がでることがある。

子どもを見ていて、
その行動は、意外なことが多い。
笑いの元となる。
テレビ番組の
『はじめてのおつかい』が、
人気が出るのは、このあたりの、
笑いがあってのことであろう。

ケーシーさんの場合、
女の7変化の話があった。
きちんとは、思い出せないが、
感じだけで行くと、
「市」にいった「末」の子が、
「良」い品を買ってきて、
「兼」ねてからの
「家」に住んだ。
姉妹⇒娘⇒嫌⇒嫁
「古」くなってきて、姑
しわがよってきて、
これは、wave:波、婆
意外性の話から、笑いが出た。



笑いの効用が、さけばれはじめている。

そして、人間の定義をする場合、
火や道具をつかうものが、人間。
言葉をつかうものが、人間。
などとあるが、
これらは、サル・チンパンジーでもできる。

「笑いをもっているものこそが、人間である。」と定義できる。
 


『笑う門には福来る。』

笑いをつくるのが、得意でない私が言うのも
なんなんですが、、、、、
ポジティブな笑いを追求し、
その笑いが起こる地域社会にしたい。

笑っていれば、病気にならない。
そのような社会は、
医療費も大いに削減されるはずである。



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