「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

子どものためにを、子どもと共に、『こども計画』立案、実行、そして修正しよりよく。;福祉保健費;中央区予算特別委論点16

2025-02-11 10:51:10 | 財務分析(予算・決算)

  2025.2.10 子ども子育て会議が開催されました。

 子ども基本法を受け、子ども達の意見を取り入れながら、計画は策定されつつあります。
 子ども達から、意見聴取が進むように、子ども版を作り、子どもへの意見聴取の積極的なアプローチがなされました。

 アプローチの結果として、パブリックコメントへ子ども達からの意見も届いたことが同会議で報告されました。
 報告されるだけでなく、どのような意見であったか、それに対して同回答したか、その回答が果たして良かったかまで、委員会ら意見が出されました。

 計画は、作って終わりではなく、始まりです。
 区の方も、さらに、この計画が、子ども達に届くように、子ども達とリーフレットを作る準備も来年度予算でしています。(新年度予算で、最も期待する予算の一つです。)

 丁寧なご議論、委員の皆様、お疲れ様でござます。準備をされている所管課の皆様にも心より感謝申し上げます。


 

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小学校教科担任制(交換授業、チームティーチング含め)、推進を希望する学校を、教育委員会は支援します。教育費;予特論点15-2

2025-02-11 09:52:24 | 教育

  2025.2.10、区民文教委員会において、小学校教科担任制の推進に向けた考え方を質疑しました。

 教科担任制を希望する小学校には、教育委員会は、支援していく旨、ご答弁を得ています。

 その際、子どもの学びが、それにより、充実したものになるかの視点で考えていくべきものであることも述べられました。

 教科担任制により、担当の科目を同学年で授業をすることで、授業準備の負担は減ることとなります。
 教えることを繰り返すことで、その質も向上し、結果として、子どもの学びの深まりに通じるはずです。

 小規模校のところなど、交換授業が構成できないところもあるとのことです。

 そのような場合でも、小小連携されることも、推進をする国から方策が述べられています。

 2025.1.31 月島第二小学校で実施された「教科担任制研究報告」における坂野慎二先生のご講演では、パズルのような時間割を組むことの支援ソフトがあるとも言われていました。
 有効性が考えられるなら、そのソフトを導入し、小学校教科担任制を進めようとする小学校の支援ができれば良いと考えます。

 課題は、あると思います。
 教科担任性である中学校でも働き方改革の課題があるという現実。
 小学校の先生は、全ての科目を教える存在であり、教えられない科目が生じてしまうこと。
 受け持つ科目により、教員間の受け持ちのコマの差が生じること。
 低学年では、人間関係、心のよりどころとしての学級担任制が望ましい。
 高学年では、担任としながらも、担任のクラスの子ども達と合わない日ができてしまうこともある。

 それら課題を乗り越えて、私は、うまく、それぞれの学校での実情に合わせた教科担任制が、それぞれのレベルで進むことを応援したいと思っています。

 

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