2025.2.10、区民文教委員会において、小学校教科担任制の推進に向けた考え方を質疑しました。
教科担任制を希望する小学校には、教育委員会は、支援していく旨、ご答弁を得ています。
その際、子どもの学びが、それにより、充実したものになるかの視点で考えていくべきものであることも述べられました。
教科担任制により、担当の科目を同学年で授業をすることで、授業準備の負担は減ることとなります。
教えることを繰り返すことで、その質も向上し、結果として、子どもの学びの深まりに通じるはずです。
小規模校のところなど、交換授業が構成できないところもあるとのことです。
そのような場合でも、小小連携されることも、推進をする国から方策が述べられています。
2025.1.31 月島第二小学校で実施された「教科担任制研究報告」における坂野慎二先生のご講演では、パズルのような時間割を組むことの支援ソフトがあるとも言われていました。
有効性が考えられるなら、そのソフトを導入し、小学校教科担任制を進めようとする小学校の支援ができれば良いと考えます。
課題は、あると思います。
教科担任性である中学校でも働き方改革の課題があるという現実。
小学校の先生は、全ての科目を教える存在であり、教えられない科目が生じてしまうこと。
受け持つ科目により、教員間の受け持ちのコマの差が生じること。
低学年では、人間関係、心のよりどころとしての学級担任制が望ましい。
高学年では、担任としながらも、担任のクラスの子ども達と合わない日ができてしまうこともある。
それら課題を乗り越えて、私は、うまく、それぞれの学校での実情に合わせた教科担任制が、それぞれのレベルで進むことを応援したいと思っています。
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