「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

小児虐待死の最も多いのが出産直後の死。対応も最も難しい…

2013-02-21 18:22:26 | 子育て・子育ち
 小児虐待死の最も多いのが、出産直後の死です。

 小児科や行政がなかなか介入が難しいのが現状。

 これから、捜査がなされるわけで、なんらかの事件に巻き込まれた可能性もあり、この容疑者を小児虐待死と関連しているということができないかもしれません。
 ただ、ひとりで悩みを抱え続け、結果、悲劇を生むに至ったと考えることも可能性のあることのひとつと思います。

 どうすればよいのか、産婦人科の先生方(おそらく妊婦健診もされていないことが多いだろうが)等と連携をしながら、なんとかせねばならないことの一つです。



*****朝日新聞(2013/02/21)*****
http://www.asahi.com/national/update/0221/OSK201302210019.html

出産直後の女児の遺体放置した疑い 大阪、母親を逮捕


 大阪府柏原市の用水路で昨年10月、生後間もない女児の遺体が見つかった事件で、府警は21日、近くに住んでいた母親の〇〇〇〇容疑者(28)を死体遺棄容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。府警は、女児が死亡した経緯についても調べる方針。

 捜査関係者によると、逮捕容疑は昨年10月ごろ、自宅で出産して間もない女児の遺体を、自宅近くの用水路(幅約4メートル、深さ約2メートル)に放置した疑いがある。女児の身元を示すものは見つからなかったが、府警は周辺の聞き込み捜査やDNA型鑑定の結果、〇〇容疑者が女児の母親で、遺棄に関わったと判断した。〇〇容疑者は、府警の任意の調べに母親だと認めているが、遺棄への関与を否定しているという。

 女児の遺体は、同月13日、水深数センチの用水路に横たわっているのを通行人が見つけた。遺体に目立った外傷はなく、死後2~4週間が経っていた。女児は衣服を身につけていなかったという。へその緒は付いていなかったが、放置された後に自然に取れた可能性もあるという。

 〇〇容疑者は当時、用水路から約200メートル離れたマンションに1人で住んでいた。このマンションに住む女性は「昨年夏ごろ、(〇〇容疑者の)おなかが大きくなっている姿を見たが、その後見かけなくなった。他人との関わりを避けているようだった」と話した。
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橋下氏「立つのが面倒だったのでは…」⇒残念無念。もし、本当なら政治家を辞すべき。

2013-02-21 18:12:05 | 国政レベルでなすべきこと
 「立つのが面倒だった」がもし本当なら、政治家を辞すべき。
 「面倒だから、議決に参加しない。」そのような意識で、政治家をやっていることがとても残念。


*****産経新聞(2013/02/21)****
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130221/waf13022112560012-n1.htm
石原氏“不起立”造反にあたらず 橋下氏「立つのが面倒だったのでは…」

2013.2.21 12:50 [west政治]

 原子力規制委員会の国会同意人事の衆院採決で、日本維新の会共同代表の石原慎太郎氏や、国会議員団代表の平沼赳夫氏が起立しなかったことについて、維新共同代表の橋下徹大阪市長は21日、「立つのが面倒だったんじゃないですか」と述べ、造反にあたらないとの認識を示した。

 大阪府と大阪市が共同設置した電力需給対策会議終了後、府庁で記者団の取材に答えた。橋下氏は「(起立しなくても)結論に影響がないじゃないですか。それを認識した上でのふるまい」とも付け加えた。

 一方、維新幹事長の松井一郎大阪府知事は「ポーズとして同意人事に『気にいらねえ』という姿勢を見せたのかな」と指摘し、「本気で反対しようと思えば、党内で説得するはず。造反というのは、記名投票で結果に影響が出る場合をいう」と話した。

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早大法科大学院、OB弁護士と法曹養成 4月から連携

2013-02-21 12:35:49 | 教育
 一法科大学院生としては、よい取り組みと思います。

 現場感覚があって、はじめて、法理論がわかることが多々あるため、法律事務所が実務面の点などで支援することはたいへん有意義と思います。

*****日本経済新聞(2013/02/21)*****
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO51959440R20C13A2CR8000/

早大法科大学院、OB弁護士と法曹養成 4月から連携
2013/2/21 1:16 情報元 日本経済新聞 電子版

 早稲田大学の法科大学院(ロースクール)は4月から、OB弁護士らがつくる法律事務所と連携した法曹養成を始める。ロースクールの1期生や2期生が中心になって設立する事務所が教育に積極的に関わり、司法試験対策に偏らない法曹養成を目指す。実力はあっても就職先がない卒業生も毎年5人程度、「育成弁護士」として雇用する。

 4月から開始するのは「早稲田リーガルコモンズ・プロジェクト」。ロースクールOBらが3月に東…
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同一事務所で一年以上の勤務が、育休の条件?本当なら、法の不備ではないだろうか。

2013-02-21 12:30:08 | 国政レベルでなすべきこと
診療に際し、子育て環境のお話を親御さんとすることがよくあります。

今日のお母さん、同一事務所で一年以上働いていないとのことで、育休がとれないとおっしゃっていました。

引っ越しのための新勤務先でのことで、それまで10年仕事をしてきたにも関わらずです。

調べてみますが、法の不備を感じます。



これからも、子ども達のご病気だけではなく、子どもが育つ環境全体につき、診療のときに、お話いただければと思います。
いっしょに、どう解決していくべきか、考えましょう。
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