http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/kaigiroku.cgi/h28/kessan20161005.html?keyword=決算特別委員会
○小坂委員
では、よろしくお願い申し上げます。
まず、資料143で出していただいている子どもの事故のサーベイランス事業で把握した事故発生数、平成27年度は重傷事故がなかったということで、保健所の啓発も功を奏してのことかと思います。ただ、冷や冷やしたのが③で、転落事故、3歳の男児が2階ベランダから転落したけれども、下に生垣があったから助かったということで、よかったと思いますが、子供の事故をなくしていくように、よろしくお願い申し上げます。
では、始めさせていただきます。
まず、環境面から1つですけれども、コミュニティサイクルについて。
これは、運営主体を平成27年度に公募によって決定いたしました。運営主体は、この1社のままでいくのかどうかということを1つお願いします。
次に、衛生関係に入ります。
衛生関係では、新生児等訪問指導について。
これは、私も3月の予算特別委員会でも取り上げさせていただきましたし、これに関しては、他会派の方が9月の一般質問で大変詳しく取り上げてくださっております。これに関して、そのような訪問指導をして、フォローが継続していくケースがあるということですよね。平成27年度であれば、1,956人に対して78.7%の訪問をして、要支援者が176人おられて、1,956割る176で9%ぐらいの方が要支援になるということで、このようなケースはどのような内容で継続しているのかということが1つ。
また、出生前から、新生児等訪問指導をするということもあり得るのかどうかということ。
そして、3つ目が、医療的ケア児に関しては本当に継続して支援していくものだと思いますけれども、そのあたりの医療的ケア児に対しての新生児訪問による指導が継続しているのかどうか。これは民生費のところで取り上げましたけれども、18歳未満の方で医療的ケア児が16人おられると。だから、18歳未満という年齢の中で16人ですから、1つの年齢で1人いるかいないかぐらいの話かもしれませんが、そのような方に継続した指導をされているのかどうか。
新生児等訪問指導は非常に期待している事業ですので、このあたり、おわかりであれば教えていただければと思います。
医療面の2つ目が、平成28年3月16日の予算特別委員会で中橋保健所長がおっしゃった受動喫煙のことに関してです。
国の受動喫煙防止対策強化検討チームが平成28年1月に設置されたということでありますけれども、そのチームの検討状況を教えていただければと思います。
3つ目が、この辺で打ち切りますけれども、新生児聴覚検査に関してです。
平成28年3月29日に、厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課長から特別区の母子保健主管部(局)長に、新生児聴覚検査の実施についてということで通知が出されているんですけれども、生まれたての新生児に対して聴覚検査をすると。そうしたら、1,000人に1人か2人、難聴の方が早期発見できる。早期に手当てしていくことで、難聴から来るそれ以外のおくれが生じないと。このあたり、区は平成27年度は実施しているのか、もしくはこの辺を検討したのかどうか、教えていただければと思います。
○遠藤環境政策課長
コミュニティサイクルにつきましては、平成27年10月から始めておりますが、これに当たりましては、プロポーザル方式という形で業者が決まってきて、27年10月から30年9月まで3年間は実証実験ということで協定を結んで実施していくと。ドコモ・バイクシェアを相手先に、共同事業者としましてNTTドコモとエムシードゥコー、広告関係をそちらがやっているという形になっています。ですから、3年間については、ここが行っていくと。現在、広域相互利用という形で、ほかの区と一緒にやっている関係もありますので、実証実験終了後どういった事業者に、あるいはどういった仕組みになっていくかというのは、今後、都も含めて関係区と連携しながら調整をしていきたいということで、現状では、今お話しした業者で3年間は中央区としては実施していくということでございます。
以上でございます。
○佐瀬健康推進課長
新生児訪問指導についての御質問でございます。
まず、どのような内容で継続しているのかというようなことでございます。
新生児訪問指導をしたときに、EPDSといいまして産後鬱をスクリーニング調査、アンケートをいたします。例えば、それも一つでございますけれども、それで高得点のお母様がいた場合、その方はフォローが継続して必要だということになりますので、地区担当保健師等が継続してフォローをしてまいります。
あとは、出生前から訪問があるのかというようなことです。
まず、中央区にお住まいで妊娠された方に妊娠届を出していただきます。その中で、届け出の内容またはそのときにとったアンケートから、高齢初産であるとか、またはシングルであるとか、10代の方であるとか、さまざまなハイリスクのポイントでスクリーニングをスタッフのほうがさせていただきます。そのような方はフォローが必要ということで、お電話がけをしたり、必要であれば、家庭訪問などをいたします。
次の質問でございますけれども、医療的ケア児について訪問があるのか、それは継続されるのかということでございます。
医療的ケアが必要な赤ちゃんについて、保健所が把握をして訪問をした場合、保健師の仕事としては、その方に訪問看護が必要であれば、訪問看護を入れるつなぎの役割をマネジメントしたりですとか、赤ちゃんとお母様が地域で生活していく上で必要なサービスをマネジメントするところが役どころでございます。そういった仕事をしながら、その方が安定的に地域で生活するためにフォローを継続いたします。その間、福祉センターまたは医療機関と連携をしながら行います。
私からは以上です。
○鈴木生活衛生課長
私からは、受動喫煙防止に対する御質問にお答えをしたいと思います。
ことしの1月から、国においては、受動喫煙防止対策強化検討チームを設けまして、その中で議論を進めていることは承知してございます。この中では、2020年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会の準備及び運営に関する施策の推進を図るための基本方針の中での受動喫煙防止についての健康増進の観点に加え、近年のオリンピック・パラリンピック競技大会開催地における受動喫煙法規制の整備状況を踏まえつつ、競技会場及び公共の場における受動喫煙防止対策を強化する、こういった内容で検討されているところでございます。
この会議の論点としましては、具体的には、受動喫煙防止措置の対象とする施設、また区域の範囲、施設類型ごとに施設管理者等が行うべき受動喫煙防止措置、また規制を担保するための措置が挙げられている。こういったようなことを認識しているところでございます。
私からは以上でございます。
○岩﨑参事(保健衛生担当)
私からは、新生児の聴覚検査についてお答えいたします。
聴覚検査については、平成17年8月に国庫補助でメニュー事業として始めるということになっております。その後、財政措置によって平成19年度からは地方交付税の措置というふうになって、財源の確保がされるようになりましたが、なかなか広がりがない、平成26年の日本産婦人科医会記者懇談会の中での調査報告では、全出生児に完璧にやっている施設が少ないということがわかりまして、ことし3月に厚労省のほうから通知が出ております。特別区でも対応を全部しているというところはありませんで、区によっては、新生児訪問ですとか、3歳児健診で確認をするということになっております。中央区の場合も特に調査等はしておりませんが、現在のところ、都と特別区と五者協の中で検討するということになっておりますので、その動向を見てと考えております。
以上です。
○小坂委員
コミュニティサイクルに関しては、他の区はほかの会社がやっているということでよろしいんでしょうか。
○遠藤環境政策課長
今行っている4区、それから10月から加わった新宿区については、全て同じ運営事業者で行っております。
以上でございます。
○小坂委員
平成30年10月以降については見直しがあるということですが、この自転車に関しまして、ある意味、1社が広がっているというふうなイメージを私は持っております。どんどんこれは広がっていくだろうと思われますが、競争がどこかで入る必要があろうかと思います。相互利用の広がりの中で同じ規格でやらなければならないけれども、1社だけがというのであれば競争がないわけなので、複数社が入って価格競争とかにならなければ、安くならないし、前委員の質問におけるような不良品が出回ったりもする。よりよいサービスをやろうという競争心が出ませんので、今後、複数社が入るような考え方を持っていただければありがたいかなと思います。
衛生部門に入りますけれども、新生児等訪問指導は出生前からもやられるし、医療的ケア児においては、マネジメントケアのようなこともされるし、またEPDSを用いまして、ハイリスクの人には地区担当の方がフォローしていくということで、非常に手厚い指導であるということがわかりました。今後も、この事業をどんどんしていっていただきたいし、そこで書かれておりますけれども、発達支援センターや児相とかにつなげていくというところももちろん視野に入っていると思いますけれども、きちんと、どんどんつなげていく役割を新生児等訪問指導における地区担当の保健師さんにしていただければありがたいと考えるところであります。
また、新生児等訪問で、結構高い割合でEPDSでハイリスクとされる方がおられるというところで、私が計算したら9%なんです。この方々への手厚いフォローのあり方として、ちょっと思ったんですけれども、先ほど前委員から出た聖路加産科クリニックのあいたスペースにおいて何をするかというところで、そのスペースをすごく使えるなと私は考えるところであります。
山梨県のあるどこかでは、産後すぐの不安を持った母親と子供が長期間宿泊して、そこで助産師さんの話を聞きながら子育ての不安をなくしていくという、宿泊型の取り組みがあって、私はたまたまNHKの朝7時半ぐらいの番組で見たことを覚えているけれども、中央区でこれをするならホテルしかないなと。しかし、ホテルだと高いから無理だなということで、頭の中でこれは施策として考えなかったんですが、産科の場所があいているのであれば、お互いにウイン・ウインの関係ができるのではないかなと思います。産科のスペースがあいている部分に、助産師さんがいる。そこで、中央区が9,000万円の補助をした建物を中央区も使うし、あいたスペースを有効に使えるし、また聖路加病院の要望にも応えるということで、一つのウイン・ウインの関係になるのではないかなと、きょうの議論を聞きながら、ふと思ったわけなので、そのあたりまで検討いただければありがたいかなと思うところであります。
また、受動喫煙に関しましては、言っても繰り返しのようですけれども、御存じのとおりWHOとIOCは、身体活動を含む健康的な生活習慣を選択すること、全ての人々のためのスポーツ、たばこのないオリンピック及び子供の肥満を予防することを共同で推進することについて合意したと。2010年7月21日にそのような合意があってのことでありますので、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、やはり受動喫煙防止対策をきちんとしていかなければならない。そこで、公共の場においては全面禁煙、不特定多数が利用する施設は分煙、違反者へは罰則を盛り込む方針という先ほどの強化検討チームの考え方がありますので、これがどんどん広がっていってほしいと考えるところであります。
資料150と155で、区内の公園なり区内の施設の禁煙・分煙状況が書かれております。中央区における公共の場所というのは、当然のところでありますけれども、中央区歩きたばこ及びポイ捨てをなくす条例の第2条の1号で公共の場所の定義がありますけれども、区及び関係行政機関が管理する道路、公園及び広場をいうというところで、公共の場所は全面禁煙が原則で、それをIOCは求めているということであれば、まず徐々に取り組みが進められており、日本橋保健センター、中央区保健所と、健康に関する区の関係の施設から禁煙が行われているところでありますけれども、これをどんどんオリンピックまでに広げていけるように期待しているところであります。
新生児聴覚検査におきましては、このような厚労省の課長からの取り組みの内容が出ておりますので、これも取り組みとして、ぜひともしていっていただいて、難聴が1,000人に1人から2人見つかるわけですので、平成27年度にはされておりませんけれども、28年度はあれですが、29年度、また考えていっていただければありがたいかなと思うところであります。
ちょっと時間がありますのでもう一つお願いします。今、はしかが流行しております。オリンピックに向けて、インフルエンザの流行なり、新興感染症なりの対策をしていかねばなりませんけれども、そのような感染症対策、特に新興感染症対策、そのあたりは、感染症危機管理対策事業で予算を執行しているという状況はわかりましたが、何が大事な点であるかというところ、何を重点項目に検討しているか教えてください。
○佐瀬健康推進課長
感染症対策として重要な事項でございます。
まず、身近なところからは、はしかがこの夏から、はやってございます。それについては、発生があった場合、感染症法に基づきまして、保健所は患者さんの調査ですとか、または接触した方の健康観察ですとか、そういったことで感染拡大防止を図るという業務を日々地道に行っております。
重大な感染症のほうでございますが、新型インフルエンザに関しましては、計画を作成しておりまして、発生段階に応じた対応ということでやっております。今は未発生の段階ということで、現在やっておりますのは、いざ起こったときに使う防護服の購入や保存、または実際に起こったときに動けるように、平成27年度は聖路加国際病院と対策訓練なども行っております。今後も、そのような準備を進めてまいりたいと考えております。
○小坂委員
その対策の中で大事なのは、医療者が、そのような発生があった場合にネットワークを通じ、ここでこれが発生しているという状況をインターネット等で瞬時に把握できるシステムの構築だと思われます。それに役立つものの一つが感染欠席者情報共有システムだと思います。そのような、新興感染症が発生したことを瞬時に知れるような情報共有の仕組みをぜひともつくっていっていただければありがたい。そのあたりの検討を期待して、五輪に備えていっていただければと思います。
これで質問を終わります。ありがとうございました。