「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

おたふく風邪、予防接種をお忘れなく。おたふく風邪の合併症としての難聴を防いでいくためにも。中央区助成券お持ちの方は無料で実施いたします。

2017-09-06 09:16:24 | 小児医療
 おたふく風邪も、かかってほしくない病気です。
 合併症としての難聴を防ぎたいのが大きな理由のひとつです。

 現在、当院でも中央区の助成券をお持ちの場合、おたふく風邪予防のワクチンは、無料で接種を実施しています。
 接種をお忘れなく。
 
 
*************朝日新聞******************

おたふく風邪で難聴336人 8割、生活にかなり支障 15、16年

2017年9月6日05時00分


 おたふく風邪(ムンプス、流行性耳下腺炎)に感染し、合併症による難聴と診断された人が2015、16年の2年間で、少なくとも336人にのぼることが日本耳鼻咽喉(いんこう)科学会の調査でわかった。学会が5日、発表した。

 おたふく風邪は近年流行が続いており、難聴になる患者が出ている。実態を明らかにするため、全国の医療機関5565施設を対象に調査。回答を寄せた3536施設で難聴と診断された336人のうち、314人分について詳細な回答を得た。その結果、314人の約8割にあたる261人が日常生活にかなり支障をきたす高度難聴以上だった。年代別では、5~10歳で計154人と特に多く、30代も47人と比較的多かった。

 (土肥修一)
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