「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

日本外来小児科学会で再認識した「子どもの声の代弁者の一人」/「地域のかかりつけ医」たる小児科医の多くの課題。

2022-08-28 20:57:53 | 小児医療

 できる限りこの学会には、参加したいと考えています。

 今回、参加がかない、そこで、小児科医(community Pediatrics)としての多くの課題を再認識致しました。

 帰りの新幹線の中での記載なので、まとまりがイマイチとなりますが、それら課題を順不同で記載します。
 

 

●切れ目のない育ちの支援

 こども家庭庁ができるのに合わせ、中央区もいかにこども施策をこども中心で考える体制を作るか。

 成育こどもシンクタンクとの連携

 切れ目のない支援となる場合、特に妊娠から出産で、産婦人科の先生方との連携をいかに有機的なものにしていけるか。

 ネウボラを担うマイ保健師の身近な存在

 生後2週間健診、母子手帳で設けられている箇所の歳児健診、思春期健診導入

 子育て支援/地域子育て相談機関を行う行政、マイ保健師、小児科、教育・保育、産後ケア施設、助産院、NPOらの現場の人のネットワークの形成

 子どもの声を聞く場を作ること、その場があることを子どもに伝えていくこと、相談できる信頼できる大人の一人が小児科医である

 意見を表明できること、自身が表明できなくとも周りの大人が代理人となって表明できることを、子ども達に伝え、さまざまな場面で表明できるようにしていくこと、子ども基本法の理念

 診断を助ける器機の導入、診断精度の向上(弱視、側弯、難聴)

 成人したら自分で予防接種管理、疾病管理(接種するしないの判断を自分でする)

 転居の場合の情報の共有

 子育てアプリなどICTの有効活用

 ブックスタート事業の有効活用



●コロナ

 コロナによる影響が出ていることへの緊急対応、特に自殺が増えている

 貧困の影響が出ない支援、それら使える支援があることを子どもや親に伝えていくこと

 
●健康教育

 人の成長に関わる課題の包括的な教育

 ゲーム・スマホ依存に関する知識

 子育てアプリなど有効活用

 プレコンセプションケアの視点(医学的、行動的、社会的リスクへの保健介入)

 赤ちゃんの健康のために大切なこと

 若い女性のやせの問題

 親子での健康の伝え方

 生理痛、運動部などのための適切なピルの使用の知識

 障がいのある子どもへの知識の伝達

 絵本の利用


●不登校支援

 学校の現場と小児科医とのタイムリーな連携

 登校支援対策会議、不登校対応教員、教育相談コーディネーター

 保護者支援

など

 

 

 

コメント
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