2023年度中央区予算で、小児科医としてうれしい話題を書きます。
視力測定が、正確に行えるスポットビジョンスクリーナーが、中央区の3歳児健診でも採用されることとなりました。
他区では採用されているところがありましたが、中央区は後れをとっていました。
国は採用に向けた予算を取って下さっている状況にあり、うまくその予算を活用できた成果だと考えます。
当院も、6-7カ月健診、9-10カ月健診、1歳半健診など全ての健診の場で、標準装備として、健診児の視力の異常の確認を行ってきました。
早期の弱視発見から、小児眼科へご対応いただいた事例も何件かありました。
3歳児健診の場で、全例実施されることになり、弱視などの早期発見、早期対応が可能になります!
おそらく、3歳児健診の現場での視力測定実施の効率化にもつながると考えています。
あわせて、検診の充実の観点からは、
小学校5年生と中学校の定期健康診査において、
脊柱側弯症検診が追加になります。
論文など:
●https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/200564-1-36.pdf