中央区は、今年度、『自殺対策計画』を改定途中であり、現在中間報告の段階で、パブリックコメントが12月4日から同月25日まで実施されるところである。
同計画では、高齢者、困窮者、勤労者・経営者、そして、女性へのそれぞれの支援の4つを重点にしている。重点に、子どもが入っていません!!!
コロナ禍、子どもの自殺も増えていることを鑑みると、「子どもへの支援」も柱のひとつとして加えませんか。
「子どもへの支援」は、基本施策の5つ目にたしかに書かれていますので、それを、重点施策へ移動。
基本施策の5つ目のぬけたところには、「子どもの権利に関する教育」「命の教育」「ストレスマネジメント教育」などを追加を。
原文:重点施策 4項目 高齢者、困窮者、勤労者・経営者、女性
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小坂提案:重点施策 5項目 高齢者、困窮者、勤労者・経営者、女性、子ども
*****こども家庭庁*****
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/58d5e45b-0e25-4171-bc0d-4d02537d89c7/b52efd82/20230401_policies_kodomonojisatsutaisaku_03.pdf
こどもの自殺対策緊急強化プラン
令和5年6月2日
こどもの自殺対策に関する関係省庁連絡会議
*******日本教育新聞*********
https://www.kyoiku-press.com/post-255651/
子どもの自殺最多に 「長期休み中の対応を」文科省通知
3面記事高校男子生徒が深刻
昨年の児童・生徒の自殺者数が512人で過去最多になったことが厚労省などのまとめで分かった。文科省は全国の教育委員会に対し、春休みを控える今、悩みを抱える児童・生徒に対する長期休み中の対応を求める通知を出した。高校の男子生徒の状況が特に深刻だとしている。
児童・生徒の自殺はコロナ禍が拡大した令和2年に大きく増加。翌年は減ったが、令和4年は令和2年を上回った。
高校の男子生徒の自殺は前年より、38人多かった。動機は「学業不振」「入試の悩み」が多くなっているという。
通知では、18歳未満の自殺は学校の長期休み明けに増加する傾向があると指摘。進学や進級を控える3月は、進路について悩む子どもが多くなるとしている。学校に対し、保護者や地域、関係機関と連携して自殺予防に取り組むよう要請した。
学校には長期休み前からの児童・生徒との面談やアンケート調査を行い、悩みや困難を抱えている児童・生徒を早期に見つけ、対応することとしている。悩みを相談でき、信頼できる身近な大人がいるか確認し、相談窓口の電話番号なども伝える。
精神疾患を抱える児童・生徒にはスクールソーシャルワーカーなどと連携し、医療機関につなげるなど組織的な対応の徹底を求めた。
悩みを抱えている児童・生徒、いじめの被害者、不登校の児童・生徒には長期休み中も対応を続ける。保護者への連絡や家庭訪問、部活動などで登校する機会などの際に様子を確認する。長期休みが終わる前には心身の状態の変化に注意する。万が一、自殺の兆候が見られた場合には、学級担任などの特定の教職員だけで抱え込まずに組織的に対応する。
気軽に悩みを相談できる体制をつくるため、アプリを使うなど、1人1台端末の積極的な活用も求めた。
保護者や地域との連携が重要になる。保護者には昨年、児童・生徒の自殺者が過去最多になっている現状を踏まえて、積極的に学校に相談するよう、保護者会などで周知する。
地域では学校や警察などの関係機関が連携し、見守り活動を強化する。
3月は自殺対策基本法が定める「自殺対策強化月間」。自殺対策強化月間に合わせて加藤勝信厚労相、永岡桂子文科相、小倉將信こども政策担当相が連名でメッセージを公表。自殺対策では保健、医療、福祉、教育、労働などの関連施策との連携が重要とし、自治体に子どもへの対応強化を要望した。
主な相談先電話番号は次の通り。
・チャイルドライン 0120・99・7777
・子供のSOSの相談窓口 0120・0・78310
・いのちの電話 0120・783・556
・子どもの人権110番 0120・007・110
・児童相談所虐待対応ダイヤル「189」 189
*******『中央区自殺対策計画』改定途中、概要版全文 抜粋******
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