NHK土曜日の連続ドラマ『17才の帝国』の第一話を見ました。
AIに頼りながら17才の青年が特区の総理大臣を務めるお話。
その地域で住む人が、AIで監視され、個人情報が抜き取られているところが、ジョージ・オーウェル『一九八四年』とかぶって見えました。
AIが果たして、政治をできるのか。
AIの結論はわかるが、その判断過程がブラックボックスなのが、第一話から描かれていました。
「AIは、偶然に頼ることができない」、「AIは、死を知らない」であるがゆえに(素人的な根拠ですが)、人の判断をサポートできても、人の判断に取って代わることはできないと私は思っていますが、果たして、この話の中ではどうなるのだろうか。
また、『一九八四年』のような監視社会から、秘密警察が登場し、全体主義が生まれ出るのか、その展開も気になります。
第一話から、議会廃止は、あっぱれでした。(その判断、誤っている、予算編成権は首長側とAIに言いたいが、ドラマに怒ってもしょうがない。)
2022.5.14(土)22:00は、第二話。
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https://www.nhk.jp/p/ts/VNXRGXV8Q3/
舞台は202X年。日本は深い閉塞感に包まれ、世界からは斜陽国の烙印を押されている。出口のない状況を打破するため、総理・鷲田はあるプロジェクトを立ち上げた。「Utopi-AI」、通称UA(ウーア)構想。全国からリーダーをAIで選抜し、退廃した都市の統治を担わせる実験プロジェクトである。若者が政治を担えない理由は、「経験」の少なさだと言われてきた。AIは、一人の人間が到底「経験」し得ない、膨大な量のデータを持っている。つまり、AIによっていくらでも「経験」は補えるのだ。それを証明するかの如く、AIが首相に選んだのは、若く未熟ながらも理想の社会を求める、17才の少年・真木亜蘭(まきあらん)。他のメンバーも全員20才前後の若者だった。真木は、仲間とともにAIを駆使し改革を進め、衰退しかけていた地方都市を、実験都市ウーアとして生まれ変わらせていく―。
土曜ドラマ『17才の帝国』
【放送予定】 2022年5月7日スタート 総合 毎週土曜 よる10時<全5回>
【作】 吉田玲子 【音楽】 坂東祐大、Tomggg、前久保諒、網守将平 【制作統括】 訓覇圭 【プロデューサー】 佐野亜裕美 【演出】 西村武五郎 桑野智宏
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