「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

NHK土曜日の連続ドラマ『17才の帝国』、202X年版の『一九八四年』だろうか。AIに政治が果たしてできるか。

2022-05-13 19:10:15 | シチズンシップ教育

 NHK土曜日の連続ドラマ『17才の帝国』の第一話を見ました。

 AIに頼りながら17才の青年が特区の総理大臣を務めるお話。

 その地域で住む人が、AIで監視され、個人情報が抜き取られているところが、ジョージ・オーウェル『一九八四年』とかぶって見えました。

 AIが果たして、政治をできるのか。

 AIの結論はわかるが、その判断過程がブラックボックスなのが、第一話から描かれていました。

 「AIは、偶然に頼ることができない」、「AIは、死を知らない」であるがゆえに(素人的な根拠ですが)、人の判断をサポートできても、人の判断に取って代わることはできないと私は思っていますが、果たして、この話の中ではどうなるのだろうか。

 また、『一九八四年』のような監視社会から、秘密警察が登場し、全体主義が生まれ出るのか、その展開も気になります。

 第一話から、議会廃止は、あっぱれでした。(その判断、誤っている、予算編成権は首長側とAIに言いたいが、ドラマに怒ってもしょうがない。)

 2022.5.14(土)22:00は、第二話。



************NHK****************
https://www.nhk.jp/p/ts/VNXRGXV8Q3/

舞台は202X年。日本は深い閉塞感に包まれ、世界からは斜陽国の烙印を押されている。出口のない状況を打破するため、総理・鷲田はあるプロジェクトを立ち上げた。「Utopi-AI」、通称UA(ウーア)構想。全国からリーダーをAIで選抜し、退廃した都市の統治を担わせる実験プロジェクトである。若者が政治を担えない理由は、「経験」の少なさだと言われてきた。AIは、一人の人間が到底「経験」し得ない、膨大な量のデータを持っている。つまり、AIによっていくらでも「経験」は補えるのだ。それを証明するかの如く、AIが首相に選んだのは、若く未熟ながらも理想の社会を求める、17才の少年・真木亜蘭(まきあらん)。他のメンバーも全員20才前後の若者だった。真木は、仲間とともにAIを駆使し改革を進め、衰退しかけていた地方都市を、実験都市ウーアとして生まれ変わらせていく―。

土曜ドラマ『17才の帝国』

【放送予定】 2022年5月7日スタート 総合 毎週土曜 よる10時<全5回>

【作】 吉田玲子 【音楽】 坂東祐大、Tomggg、前久保諒、網守将平 【制作統括】 訓覇圭 【プロデューサー】 佐野亜裕美 【演出】 西村武五郎 桑野智宏

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中には、「五月病」で、学校... | トップ | 薬物報道ガイドライン/自殺報... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

シチズンシップ教育」カテゴリの最新記事