「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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広島市原爆資料館 被爆再現の人形撤去には、賛同できません。広島大の先生方いかがですか?

2013-03-15 17:56:23 | 戦争と平和
 自分は、小学校3年生のとき、原爆資料館を見学し、あの人形(記事によると先代の人形)にものすごい衝撃を受けました。
 
 大人になってから、見たものは、現在の人形で、受けるインパクトが小さくなっていましたが、表現をマイルドにしたことも理由にあるのかもしれないと今思い返します。

 戦争や原子爆弾の悲惨さを、視覚的に訴えかけられました。


 私は、欠かせない資料として、必要だと思います。


******中国新聞(2013/03/15)*******
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201303150043.html
被爆再現の人形撤去へ


 広島市は14日、原爆資料館(中区)に展示している、やけどを負った被爆者の姿を再現したプラスチック人形を2016年度にも撤去する方針を示した。館内の展示を遺品などの実物資料に切り替える見直しに合わせる。印象が強く、広く知られた人形の撤去について、来館者たちの受け止めが分かれた。

 人形は女性、女学生、男児を模した3体。焼けただれた皮膚で、がれきの中をさまよう。先代のろう人形を1973年から展示し、91年に現在の人形に替えた。

 この日、市議会予算特別委員会で議題に上った。委員の一人が「旅行代理店のアンケートに、人形が怖いとの意見があった」と指摘。石田芳文・被爆体験継承担当課長は「本館リニューアル後は、展示しない方向で検討している」と述べた。本館は16~17年度に改修を計画している。

 撤去方針の背景には、館内の展示見直しを議論してきた有識者の検討委員会が2010年にまとめた基本方針がある。被爆者の遺品や瓦など実物の展示を重視する内容で、具体的な展示プランは今月中に決める。

 平和学習に訪れた広島の子どもが後々まで、人形に脅えた経験を語る姿は珍しくない。14日に訪れた埼玉県所沢市の中里三代子さん(77)は「被爆の実態を伝えるためには、この人形は必要だ」と撤去を惜しむ。山梨県都留市の大学生東将太郎さん(19)は「写真や遺品など実物の方が胸に迫る。作り物はいらない」と話していた。
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