「『だまされていた』といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう」映画監督伊丹万作氏。
今から過去を思うのであれば、米英との圧倒的経済力の差があるから、消極的和平論を唱えた調査結果があったのだから、それにしたがっておけばよかったのに、なぜ、従えなかったのかというだろう。
なんとか、見出した平和であるが、今も、少しづつだけど、失いつつあるような気がする。
国とは、なんだろう。
国といいながら、国には正体がない。悪に、正体がないように。
しかし、正体に似た存在はある。
つかまえようとした途端、影のように消える存在が。
おかしいことはおかしいと言い、抗いつづけたいものだ。
********朝日新聞2021.12.08*****
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