「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

開業医が出来るトラベルメディスン(渡航医学)

2011-10-07 17:51:48 | 医療
 以下、葛飾区医師会主催の講演会が本日、開催されるということです。
 楽しみにしています。

******ご案内****

かかりつけの患者さんを、
ワクチン無しで海外に送りだしても良いのですか?
-開業医が出来るトラベルメディスン-

THE KING CLINIC 院長 ・ 聖路加国際病院 国際外来
近 利雄 先生

平成23年10月7日 金曜 午後8時~
会場 葛飾区医師会館 3階 講堂
東京都葛飾区立石5-15-12 電話 3691-8536

 海外渡航者人口の増加に伴い、日本でも個人や医療機関の渡航医療への関心が
高まっています。そのような需要に応えるには、既承認ワクチンの守備 範囲を
超えた、予防可能な感染症 (Vaccine Preventable Disease: VPD) とそれ以外の
熱帯感染症も充分に網羅するべく、さまざまな情報を受診者に提供する必要があ
ります。海外ワクチン製品の情報はもとより、渡航中の健康有害事象、医療事
情と感染症速報など、多岐にわたり、常に更新する情報を渡航者に伝え、柔軟に
対応するトラベルクリニックは今後も需要が高まると思われます。
 渡航の理由には、観光、海外派遣、留学、結婚、ボランティアなどがあり、
滞在期間や環境、そして個人の健康ステータス、ワクチン接種歴や予算も千差万別です。
 そのため、プリントの一律配布や、講演会での集団教育というのはベストではな
く、一対一で、カスタマイズされた診療を行いま す。このようなトラベルクリ
ニックの業務はまだ、国内では広く知れ渡っていないため、渡航者がトラベルク
リニックを見つけ出し、受診することは主 流ではありません。一方、海外渡航
にあたって、ワクチン接種を目的に近所の診療所を受診される方のほうが多い印
象を受けます。 
 一般診療業務内で、渡航ワクチンや、入学許可のためのワクチン相談を持ちか
けられることは、時々あると思います。そこで、今回は、トラベルクリ ニッ
ク、渡航医学というような、耳慣れない分野をご紹介すると同時に、ケーススタ
ディというかたちで、より身近に感じていただき、明日からの診療 にお役立て
いただける内容を予定しています。

 講演内容:
トラベルメディスン(渡航医学)とは?
トラベルクリニック(渡航外来)とは?
トラベラーズワクチンの紹介。
症例検討:どのワクチンを 選択するか。
診療の実際など。


感染・免疫懇話集談会/葛飾区医師会



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 食品安全委「食品のリスクを... | トップ | 本年度東京都中央区「観光振... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

医療」カテゴリの最新記事