観覧車に乗ったとき、一番楽しみなのは、一番“てっぺん”にきたとき。
八月を観覧車にたとえるなら、
“てっぺん”は、わんぱくKIDSに参加するときとなると思う。
一番怪我の多い海辺の行事が、今日8/9の土曜日に当たり、
医療支援の協力のために、宇佐美に駆けつけた。
「どうしても、この日。かつ、朝一番から。」という
実行委員長からの熱いメッセージに、
応えざるを得なかった。
午前八時半過ぎ、宇佐美の海岸に立つ。
子ども達が、9時ごろやってきた。
海に入り出したとたん、
怪我の子が、どっと詰め掛けた。
しばらくして、子ども達も学習したようで、
その後は、ポツリ、ポツリと。
写真は、宇佐美の海と出会ったところの子ども達。
昼前には、新たな症状として頭痛の小6の子。唇が白い。
経口補水液をとりながら、経過をみる。
確かにあまりおいしいとはいえないシロモノであることは、
こちらもわかっている。
子どもは、うまく表現する。
「グレープフルーツジュースをドレッシングで割ったよう。」と。
とはいいながらも、小6生は、頑張って水分補給した。
そうこうしているうちに、唇の色がもどり、
元気が出てきた模様。
と、新たに頭痛で、気持ちの悪い子が連れられて登場。
経口補水液を取ってもらおうとするも、
今度は、まずいものは、進まない。
そうすると、先程、復活した小6の子が、
「飲んだ気持ちがわかる
私がうまく飲ましてあげる」と言い、
交代して、経口補水液を持ち、小3の子に
優しく飲むように語り掛けたところ、
果たして、うまく飲んでくれた。
二人とも休んでいるうちに、元気に復活。
子どもたちの助け合いが自然に出るのが、
わんぱくKIDSのよいところだ。
午前9時から、午後2時過ぎまで、
子どもたちは、存分に海を楽しんだよう。
午後3時過ぎ宇佐美学園に無事帰りつく。
大広間で、座っていると、
「怪我をした」、「とげが刺さった」、
「クラゲ?にさされた」、「鼻が痛い」などなど、
行列のできるなんちゃらという感じで、次から次と、
また、子ども達。
おまけに、怪我がないのだけど、
いろいろ話しかけてくる子がいて、
優しい養護の先生にはなれないけど、
保健室機能の役割も。
夕食時、
子どもたちが、キャベツにたらふくソースをかける子が、
多いのに驚いた。
現代の子は、こんなに味が濃くなければならない舌なのだろうか?
なかには、刻んだキャベツを一本ずつ、箸で口に運ぶ子も。
だれも、家庭のように強要しないのだけど、
苦手なものに、けなげにチャレンジする子どもの努力に、
わんぱくKIDSの自立をはぐくむひとつのきっかけを見た。
配膳、かたづけが、誰が支持を出すでもなく、
班で手分けして、スムーズにできていた。
夕食後、
さらにまた、頭痛の子が現れた。
一人は、横になっているうちに、すぐに寝入った。
もう一人は、横になっていると、一度はよくなり、
夜のレクチャーでは、講師の先生が出した難しい問題を、
はきはきと回答を述べるほど、元気に回復。
しかし、再度、痛みが増強。
駆けつけたときには、すやすや寝入っていたので、
そのまま、経過をみることに。
夕食後に、宇佐美という土地の歴史のレクチャーがあった。
小さい子は小学校3年生からであるのに、
皆、熱心に話を聞いていた。
講師の先生がおっしゃっていたが、
かつて小学校のときに、
宇佐美で有名な、
江戸城の石垣のための石丁場の話を聞いた子が、
大学では、歴史学を専攻し、
卒業論文のテーマにその石丁場を選んだという。
宇佐美学園のある子は、
切り取られた石に彫られる印の家紋で、
今までになかったものを発見したという。
目を輝かせながら、
熱心に聞き入る子どもたちを見たとき、
今日の講義のきっかけが、
本当に将来につながる可能性を感じずにはいられなかった。
わんぱくKIDSは、来年で10年を迎える。
いまでは、参加の枠も、狭き門に。
200名ほどの応募に、95名ほどが抽選で幸運を手にする。
運営側は、さまざまな企画をとりいれようと、
果敢にチャレンジしている。
充実した企画が、てんこもり。
地域にも着実に根ざしており、
小学生のときに参加した子が、
中学生になって、今度は、ボランティアとして
参加することが、来年から始まった。
現代の子どもたちが、体験することの少なくなった
「斜めの関係」
すなわち、
子どもたちの健やかな成長を願う
地域の目としての近所のおじさん、おばさん、
おにいさん、おねえさんとの関係が、
自然のこととして、わんぱくKIDSにはある。
中学生ボランティアは、もちろん、
欠かすことのできない存在としての、
班のリーダー役の大学生ボランティアとの時間が、
小学生の子ども達にはとっても、新鮮で、
うれしくって、楽しいようで、
自由時間は、いろんな遊びに興じていたし、
また大学生も児童関連のサークル所属であることもあるが、
うまく溶け込んでいた。
運営をサポートする青年会議所のメンバーには、
いつも感謝したい。
40歳で卒業する青年会議所、
卒業した自分にも、
わんぱくKIDSに医療支援として
かかわることの声賭けをしてくれることに。
去年もそうであったが、
体が二つほしかった。
後ろ髪をひかれながら、
とんぼ返りで東京へもどった。
こんな日に限って、
夜中の小児救急医療協力が入っているのだから。
とは言っても、
先週の住吉神社の御神輿にぶつからなくて、
ほんとよかった。。。
間一髪、
選べない選択をしなくてはならないところだった。
八月を観覧車にたとえるなら、
“てっぺん”は、わんぱくKIDSに参加するときとなると思う。
一番怪我の多い海辺の行事が、今日8/9の土曜日に当たり、
医療支援の協力のために、宇佐美に駆けつけた。
「どうしても、この日。かつ、朝一番から。」という
実行委員長からの熱いメッセージに、
応えざるを得なかった。
午前八時半過ぎ、宇佐美の海岸に立つ。
子ども達が、9時ごろやってきた。
海に入り出したとたん、
怪我の子が、どっと詰め掛けた。
しばらくして、子ども達も学習したようで、
その後は、ポツリ、ポツリと。
写真は、宇佐美の海と出会ったところの子ども達。
昼前には、新たな症状として頭痛の小6の子。唇が白い。
経口補水液をとりながら、経過をみる。
確かにあまりおいしいとはいえないシロモノであることは、
こちらもわかっている。
子どもは、うまく表現する。
「グレープフルーツジュースをドレッシングで割ったよう。」と。
とはいいながらも、小6生は、頑張って水分補給した。
そうこうしているうちに、唇の色がもどり、
元気が出てきた模様。
と、新たに頭痛で、気持ちの悪い子が連れられて登場。
経口補水液を取ってもらおうとするも、
今度は、まずいものは、進まない。
そうすると、先程、復活した小6の子が、
「飲んだ気持ちがわかる
私がうまく飲ましてあげる」と言い、
交代して、経口補水液を持ち、小3の子に
優しく飲むように語り掛けたところ、
果たして、うまく飲んでくれた。
二人とも休んでいるうちに、元気に復活。
子どもたちの助け合いが自然に出るのが、
わんぱくKIDSのよいところだ。
午前9時から、午後2時過ぎまで、
子どもたちは、存分に海を楽しんだよう。
午後3時過ぎ宇佐美学園に無事帰りつく。
大広間で、座っていると、
「怪我をした」、「とげが刺さった」、
「クラゲ?にさされた」、「鼻が痛い」などなど、
行列のできるなんちゃらという感じで、次から次と、
また、子ども達。
おまけに、怪我がないのだけど、
いろいろ話しかけてくる子がいて、
優しい養護の先生にはなれないけど、
保健室機能の役割も。
夕食時、
子どもたちが、キャベツにたらふくソースをかける子が、
多いのに驚いた。
現代の子は、こんなに味が濃くなければならない舌なのだろうか?
なかには、刻んだキャベツを一本ずつ、箸で口に運ぶ子も。
だれも、家庭のように強要しないのだけど、
苦手なものに、けなげにチャレンジする子どもの努力に、
わんぱくKIDSの自立をはぐくむひとつのきっかけを見た。
配膳、かたづけが、誰が支持を出すでもなく、
班で手分けして、スムーズにできていた。
夕食後、
さらにまた、頭痛の子が現れた。
一人は、横になっているうちに、すぐに寝入った。
もう一人は、横になっていると、一度はよくなり、
夜のレクチャーでは、講師の先生が出した難しい問題を、
はきはきと回答を述べるほど、元気に回復。
しかし、再度、痛みが増強。
駆けつけたときには、すやすや寝入っていたので、
そのまま、経過をみることに。
夕食後に、宇佐美という土地の歴史のレクチャーがあった。
小さい子は小学校3年生からであるのに、
皆、熱心に話を聞いていた。
講師の先生がおっしゃっていたが、
かつて小学校のときに、
宇佐美で有名な、
江戸城の石垣のための石丁場の話を聞いた子が、
大学では、歴史学を専攻し、
卒業論文のテーマにその石丁場を選んだという。
宇佐美学園のある子は、
切り取られた石に彫られる印の家紋で、
今までになかったものを発見したという。
目を輝かせながら、
熱心に聞き入る子どもたちを見たとき、
今日の講義のきっかけが、
本当に将来につながる可能性を感じずにはいられなかった。
わんぱくKIDSは、来年で10年を迎える。
いまでは、参加の枠も、狭き門に。
200名ほどの応募に、95名ほどが抽選で幸運を手にする。
運営側は、さまざまな企画をとりいれようと、
果敢にチャレンジしている。
充実した企画が、てんこもり。
地域にも着実に根ざしており、
小学生のときに参加した子が、
中学生になって、今度は、ボランティアとして
参加することが、来年から始まった。
現代の子どもたちが、体験することの少なくなった
「斜めの関係」
すなわち、
子どもたちの健やかな成長を願う
地域の目としての近所のおじさん、おばさん、
おにいさん、おねえさんとの関係が、
自然のこととして、わんぱくKIDSにはある。
中学生ボランティアは、もちろん、
欠かすことのできない存在としての、
班のリーダー役の大学生ボランティアとの時間が、
小学生の子ども達にはとっても、新鮮で、
うれしくって、楽しいようで、
自由時間は、いろんな遊びに興じていたし、
また大学生も児童関連のサークル所属であることもあるが、
うまく溶け込んでいた。
運営をサポートする青年会議所のメンバーには、
いつも感謝したい。
40歳で卒業する青年会議所、
卒業した自分にも、
わんぱくKIDSに医療支援として
かかわることの声賭けをしてくれることに。
去年もそうであったが、
体が二つほしかった。
後ろ髪をひかれながら、
とんぼ返りで東京へもどった。
こんな日に限って、
夜中の小児救急医療協力が入っているのだから。
とは言っても、
先週の住吉神社の御神輿にぶつからなくて、
ほんとよかった。。。
間一髪、
選べない選択をしなくてはならないところだった。
今、このわんぱくKIDSに参加しております息子の母親です。
HPに写真が載っていると聞き探していたところ、思いがけずこちらにたどり着きました。
いろんな方々の温かいご支援でこの素晴らしいキャンプが開催されていることを知り、とても感謝し、また参加できたことを嬉しく思っております。
お世話になり、ありがとうございました。