あの日から20年。
あの時は、医師になりたての聖路加病院の研修医で、駆けつけたくとも、駆けつけることができなかった。
あの悔しい思いは、2011年の東日本大震災の際は、クリニックを開業していたため、わずかだけど、時間を作ることができ、現地入りすることができた。
医師として、たとえ、内科系でも、やることはあるんだと確信した。
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大震災のとき、まずは、急性期の生きるための支援。
その次の大きな課題は、まちづくり。
NHKクローズアップ現代が本日21時、20年の神戸市の取り組みを報道していた。
その当時行政の担当だったかたの言葉が重かった。
「20年経っても復興はまだ終わっていない。」
4年経っている東日本大震災のかたには、希望をそぐ言葉になりえるため、NHKも注釈を入れやわらげていたが、神戸の教訓を得て、東日本大震災対策がなされているのであるから、神戸は神戸、東日本は東日本と別のケースと受け止めることがまず、大事。
行政のかたが、20年経って、自らも行った行政運営を振り返る。
なかなか出来るものではないと思われるのに、きちんとテレビカメラの前にでて振り返られていたことその行政マン魂に、高く敬意を表させていただきます。
その中で、新長田のまちづくり。
短期間で、計画を作り、住民の反発に合い、計画立案後は、話し合い路線に変え、作ったものの、20年経って、空き店舗、空地が目立つ結果に。
平山神戸大教授は、事前から住民の話し合いが必要とコメントされていた。
とても大事な視点だと思います。
まちづくり、市場づくりにおいて、震災復興だけでなく、通じる話が、住民、現場のひととの話し合いです。
意味のあるものにしていくには、どうすればよいか。
前からも考えて来た、そして今後も回答を求めて行きたい大きなテーマのひとつと考えています。
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