昨日、実家に帰るために事前に電話をした。
父親が出てきた(おや、珍しい?)
「今日これから帰るよ」。
父親
「ああそうか。お母さん昨日入院したよ」。
私
「わかった。すぐ帰る」
何もわからないが、病院にいるならまずは大丈夫だろう。
父親にはなにも聞かないが、聞いても無理だろう。
帰ればわかること。それでも不安な気持ちになる。
新幹線を使えば3時間で帰ることができる。
自宅に帰ってみると、机の上にはアドレス帳が開いてある。
その横には、自然療法の本が置いてある。
母親は几帳面な性格だから、外出するときにこのように机の上に
ものを置きっぱなしにはしない。
(何かあったな。)
父親は、自分の寝室にいた。
入院のこのことを聞くと、
「疲れだろうな」という。
すぐ病院にいくと(実は実家の隣)、
詰め所の看護師さんが、
「今朝こられた方ですね」
「今朝?」
病室を聞いて訪ねると、母親が寝ていた。
私を見ると「どうしてきたの?」
私「今日来ることになっていたでしょう」
母親「今日は何曜日」
私「土曜日だよ」
母親「頭が痛いけど、いつ私はここに来たの」
私「僕はわからない」
母親「今何時」
私「2時だよ」
母親「誰があなたをよんだの」
この会話がいつまでも繰り返される。
(これはなんだ。先週は異常を感じなかったのに)
病室に看護師が入ってきて、私に患者との関係を聞き、
主治医が話があるという。
2時間ほどすると、外出先から医師が戻り、面談する。
主治医「お母さんといつあった?」
私「先週です」
主治医「なにか、おかしくなかった」
私「いや別に」
主治医「今朝、お父さんと二人でこちらに来たが、確かに血圧が
高かった。薬を飲むと下がった。本人は入院させてほしいといった」
ところが後ほど、病室に行くと「どうしてここにいるのか」と
聞かれたという。
当然、医師は認知症を疑う。
これからの生活のアドバイスを受けた。
それはそのとおりで、ありがたくお聞きした。
しかし、私には腑に落ちない。
母親の記憶障害が受け入れられない。
そして、今日、病室に行くと点滴中だったが、
昨日より体調がよさそうだった。
記憶も少しましだという。
それでも昨夜は、サイレンが鳴って自宅が火事ではないかと
自宅の方向の窓にいったとか、父親が病室に来たようだ、とか話す。
実は幻聴はすでにあったので、これでは心配はしなかった。
しかし、母親が転倒の話をした時には驚いた。
「いつのことか、きちんとした記憶はないが
父親の着替えの手伝いをしていて、ふらつき転倒しベッドの角で
頭を強く打った」という。
後から頭痛がありノーシンを飲んだという。
それから以降の記憶はないという。
頭部打撲による脳の異常から、記憶障害という疑いがありそうだ。
そのほうが素人目には、腑に落ちるのだが。
次は、火曜日に経過報告できると思います。
父親が出てきた(おや、珍しい?)
「今日これから帰るよ」。
父親
「ああそうか。お母さん昨日入院したよ」。
私
「わかった。すぐ帰る」
何もわからないが、病院にいるならまずは大丈夫だろう。
父親にはなにも聞かないが、聞いても無理だろう。
帰ればわかること。それでも不安な気持ちになる。
新幹線を使えば3時間で帰ることができる。
自宅に帰ってみると、机の上にはアドレス帳が開いてある。
その横には、自然療法の本が置いてある。
母親は几帳面な性格だから、外出するときにこのように机の上に
ものを置きっぱなしにはしない。
(何かあったな。)
父親は、自分の寝室にいた。
入院のこのことを聞くと、
「疲れだろうな」という。
すぐ病院にいくと(実は実家の隣)、
詰め所の看護師さんが、
「今朝こられた方ですね」
「今朝?」
病室を聞いて訪ねると、母親が寝ていた。
私を見ると「どうしてきたの?」
私「今日来ることになっていたでしょう」
母親「今日は何曜日」
私「土曜日だよ」
母親「頭が痛いけど、いつ私はここに来たの」
私「僕はわからない」
母親「今何時」
私「2時だよ」
母親「誰があなたをよんだの」
この会話がいつまでも繰り返される。
(これはなんだ。先週は異常を感じなかったのに)
病室に看護師が入ってきて、私に患者との関係を聞き、
主治医が話があるという。
2時間ほどすると、外出先から医師が戻り、面談する。
主治医「お母さんといつあった?」
私「先週です」
主治医「なにか、おかしくなかった」
私「いや別に」
主治医「今朝、お父さんと二人でこちらに来たが、確かに血圧が
高かった。薬を飲むと下がった。本人は入院させてほしいといった」
ところが後ほど、病室に行くと「どうしてここにいるのか」と
聞かれたという。
当然、医師は認知症を疑う。
これからの生活のアドバイスを受けた。
それはそのとおりで、ありがたくお聞きした。
しかし、私には腑に落ちない。
母親の記憶障害が受け入れられない。
そして、今日、病室に行くと点滴中だったが、
昨日より体調がよさそうだった。
記憶も少しましだという。
それでも昨夜は、サイレンが鳴って自宅が火事ではないかと
自宅の方向の窓にいったとか、父親が病室に来たようだ、とか話す。
実は幻聴はすでにあったので、これでは心配はしなかった。
しかし、母親が転倒の話をした時には驚いた。
「いつのことか、きちんとした記憶はないが
父親の着替えの手伝いをしていて、ふらつき転倒しベッドの角で
頭を強く打った」という。
後から頭痛がありノーシンを飲んだという。
それから以降の記憶はないという。
頭部打撲による脳の異常から、記憶障害という疑いがありそうだ。
そのほうが素人目には、腑に落ちるのだが。
次は、火曜日に経過報告できると思います。