北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

マギー、大人になりなさい!

2006-05-05 23:39:46 | Weblog
 今年のGWは読書とビデオでおやすく仕上げています。今日もビデオを観て過ごしていました。

【イン・ハー・シューズ】
 キャメロン・ディアス主演の「イン・ハー・シューズ」を観ました。ここのところホラー、スリラー系が続いたので、穏やかなものへ趣向を変えてみたのです。

 ところがこれが、「キャメロン・ディアスの新しい魅力」というだけあって、可愛さだけでない演技を見せてくれてスマッシュヒットです。

 容姿には自信があるものの生活力のない妹マギー(キャメロン)と弁護士としてばりばり働きしっかり者ながら容姿には自信のない姉ローズ(トニ・コレット)との反目に始まり、何をやってもうまくいかない二人。

 ちょっと複雑な家庭環境が次第に明らかになって行き、それ故の苦労かと思わせながら、それを乗り越えて行く二人の姿にほのぼのしたものを感じます。

 イン・ハー・シューズのin one's shoesは、「誰々の身になってみれば」という英語の慣用句です。

 「妹の身になってみれば…」、「姉の身になってみれば…」など、お互いが互いの身になってみればできることもできないことも、許せそう。互いの身になってみれば、自分がやらなくてはならない事が分かって、努力をしなくてはならない自分に気付きそう。

 そんなほのぼのとした映画です。

 映画を観ていると、思わず自分に言われたのではないかという一言にどきっとすることがあります。
 後半のシーンで、祖母のところに転がり込んでうだうだ言い訳ばかりしているマギー(キャメロン)に祖母(シャーリー・マクレーン)が一喝した一言が「Maggie, grow up!」でした。

 「マギー、大人になりなさい!」

 この一言と、出会う人たちとの心のふれ合いのなかでマギーの中で何かが変わって行くのです。

 Grow up! ついなまけてしまう自分に気付いたら自分自身に言わなくてはならない言葉ですね。

 映画の中の一言で人はどれだけ変われるものなのでしょうか。確かに自分に言われた言葉のように思えたのですが。

 夜は妻の実家でごちそうに。今日は子供の日なので許して~
コメント
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