北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

普段からしておくと良いのだけれど

2006-05-28 23:15:16 | Weblog
 今日は昨日から一転して風と雨の強い一日。朝6時過ぎに運動会の開催を告げる花火があがったのですが、本当に開催出来たのでしょうか。
 なんとも残念な一日です。
 
【普段から普段から】
 父親の喜寿祝の際に一家で撮った写真ができあがっていたので、実家まで届けに行きました。

 父は午前中に行われた雨中の廃品回収で少々疲れ気味でしたが、その年でまだまだ十分に歩けるのは立派なものです。

「新年度から住民税が随分上がったんだよね」
 年寄りからも少子高齢化に対応する社会づくりのためには応分の負担をお願いしなくてはならないようです。

 そろそろ消費税率のアップが噂される昨今ですが、高所得者と低所得者を比べると、低所得者層の方が消費性向が強く、手にしたお金を使う割合が高いのです。

 つまり低所得者に多く所得を与える方が社会に回るお金は多くなるということで、そういう点からも消費税を上げる事は経済活性化の面から見ると不況の下では行うべきではない政策と言えます。

 しかし最近の日本はマクロで見ると既にバブルの後遺症からも脱出をしていて好況期に入りつつあるようで、そういうときには行っても良い政策なのかも知れません。

 しかし日本全体がマクロ経済的には上向きとはいえ、地域による偏りが大きいので、この影響を受けないところと大きく受けるところの差も大きくなる事でしょう。

 国(というよりも財務省)が、正しいタイミングでの増減税が国民の合意を得てやれればもっと好不況の波に対する財政運営がしやすくなるのですが、減税は良くても増税は簡単に認められないのが社会の現実でもあります。

 世の中には本当に正しくて辛い事が多くあるのですが、それを普段からどれだけ説明して納得させる事が出来るかという信頼を得る事が一番難しいのですね。

 経済の事象を、妬みや嫉妬の心に火をつけずに説明するにはどうしたらよいのでしょうか。

    *   *   *   * 

 今回の写真を見ていて、実家にあった16年前の家族写真と見比べてみると、弟が全く変わっていないのに気付いて爆笑しました。

 写真を見比べてみると、変わっているのも良いし変わっていないのも笑いの対象になるようです。

 そのときそのときの記録を残しておくという事は重要な事ですね。今日は二度と帰ってこないのですから。
コメント
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