北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

今年こそ「変わる」自分であれ

2010-01-01 23:12:16 | Weblog
 平成22年の新年明けましておめでとうございます。

 年末年始は日本中で大荒れの天気が予想されていましたが、札幌周辺はそれほどでもなく青空も見える初詣となりました。気温もプラス5℃なのだそうで、妙な温かさです。今年も災害のない穏やかな一年だと良いのですが。

    ※    ※    ※    ※

 私の家では毎年実家の近くの神社へ初詣に行きますが、ここで必ずおみくじを引きます。

 例年、あまりおみくじの運は良い方ではありませんが、今年のくじは珍しく大吉! 「何事も末の見込みがある 改めかえて良い運」とありました。ただし「意志強く驕り高ぶることなく信心せよ」とも。

 願い事も「変えれば叶う」とありました。余程今までとは何かを変えて新しい世界へ飛び込むことが鍵になりそうです。

 思えば昨年は政権交代があって、鳩山政権のもとで仕事の仕方もこれまでとは大きく変わりました。

 知人と話していて、これまでのような公共事業などで仕事を作ることで資金を世の中に回す手法のメリットを話していたところ、「それは分かりますが、政権も変わったのですから新しい政権のやりたがる手法というか、得意技や癖のようなものを見極めた政策提案をしないといけないのではありませんか?」と言われました。

「政権の『癖』ですか…?」
「そうですよ。例えば業界団体と仲良くなって、業界を通じて予算を配分するというやり方は今の政府は嫌っていますよね。それよりは国民や国民のなかの特定の分野の人に対して直接的に配分するということを好むようです。直接的な給付による政策はいかにあるべきか、というような新しい視点で政策提案をする方が建設的ですよ」

「しかし公共事業であれば、必ずお金が使われることで市中に回る資金が発生しますが、直接的に給付をしてしまったらそのお金を使ってくれるのか保証がありません。貯金に回されてしまったのではマクロな経済環境は改善しないと思うのですが…」
「だから、そういう考え方も含めて発想を変えるべきなんですよ。直接的に給付を受けた人たちは何だったら真剣にお金を使う気になるものなのか。そこに新しいサービスのアイディア構築やそこへの人材の移動方法を考えなくてはいけないのではないか、ということです」

「はあ、なかなか新しい発想は出てきませんねえ」
「発想を大きく変えないといけませんよ、おおきく、ね」


 昨年末の会話でしたが、そう言えば昨年を表す一文字の漢字も「変」でした。

 いろいろな局面で変わるべし、ということを、初詣のおみくじを見て思い出しました。

 まさに自分自身が変わらなければ、変化する外部環境についていけないということなのでしょうね。

 改めて「過去と他人は帰られない、変えられるのは自分と未来」という言葉をかみしめたいと思います。

 今年一年を良い年にするよう変わり続ける日々を生きましょう。来年の今日これをみてどう思うか、自分への決意にもしたいと思います。


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