北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

仕事とはサービスだ

2010-01-02 23:30:16 | Weblog
 新年早々今年最初の雪かきです。

 雪の深さは10センチ程であまり深くはないのですが、昨日からの暖気で湿っていて異常なほど重たい雪でした。感覚的には厚さ50センチほどの雪と同じくらいの水分が降っている印象です。

 久しぶりに融雪層を使用。お金とエネルギーがかかるけれど日常生活の安定のためにはいたしかたありません。

 家の周辺にはお年寄りが多いのですが、こちらの皆さんももう自力での除雪は限界を感じているよう。道路の雪を集めて自分の家の敷地まで運ぶのは結構な重労働なのです。

 そのため、道路の雪は取りあえず塀にまで寄せるくらいにして、その溜まった雪は業者さんへ運搬排雪を委託する人が増えています。

 お向かいさんも今年は業者さんとシーズン10回の運搬排雪を条件にした契約を結んでいて、そのお値段が3万数千円なのだそう。

 二、三年前は2万円代だったような気もしましたが業者さんの数も減りつつある昨今、価格に変化が現れたのでしょうか。

 ところで我が家には温水で雪を融かす融雪層を設置していますが、これによる水道代と灯油代に換算して試算してみましたが、かなり抑制的に使っていることもあってかかるお金は2万円弱くらい。

 CO2排出に少しだけ罪悪感もありますが、これくらいは北国の生活ではどうしても必要なエネルギー使用でもあります。


 かかるお金も少ないのに越したことはありませんが、誰かが使うお金は誰かの収入なのであって、手元からはなくなってもお金そのものが無くなってしまうわけではありません。

 自分自身で出来ないことをサービスで購入するということは立派な経済行為です。高齢化社会や人口減少という社会の変化を踏まえて、お金で提供出来るサービスの種類や量を増やし、サービスをお金で買うという社会文化を当たり前にしたいものです。

    ※    ※    ※    ※

 夕方に近くのCDやDVDのレンタルショップへ行きましたが、映画は一本100円が普通になりここでもデフレ傾向が顕著です。

 おまけに借りたり返却する手間も、郵便で届けられ郵便ポストへ返却するというサービスも登場しています。

 映像や音楽ソフトは、ネットでのダウンロードとの競合が熾烈なのでお店へ来てもらうということへのハードルをどれだけ下げられるかに大変な工夫をしています。

 さて、何にお金をかけてもよいか、という消費の向かう先がモノを持つことからサービスを受けることに変化しつつあります。自分もなにか人がのぞみ人が喜ぶサービスを提供出来ればそれは立派な仕事になる可能性があります。

 社会貢献してお金がもらえる仕事って結局そういうことなのでしょうね。

 いろいろなことが変化しています。
コメント
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