話題の映画「アバター」を観てきました。
今回は3Dではなく普通の2D観ましたが十分に楽しめる内容で、映像も美しく映画を堪能しました。
映画そのものは全体で2時間と長く、人間対人間の物語であれば必要のない、アバターとは何かとか、星の先住民族であるナヴィ族とはどういう種族かと言う前提を説明しなければならない点でどうしても長くなってしまったのでしょう。
ネタバレにならない程度に内容を紹介すると、先住民ナヴィ族が住む星に貴重な鉱物資源を求める地球人が、鉱物を採掘するためにナヴィ族と地球人のDNAを操作して作り上げたナヴィ族そっくりの、それでいて機械でリンクすることで自在にあやつれる「アバター」という体を使って先住民に潜り込み戦いを回避しようとするが、最後には戦いになってしまうという物語。
監督のジェームズ・キャメロンは戦いの侵略者と先住民との戦いの中に宮崎駿監督の「もののけ姫」のオマージュが込められている、と述べたそうですが、まさに素朴に自然を愛する純朴な先住民と欲に満ちた侵略者との戦いのなかに、それを伺わせるシーンが多くありました。
しかしながら、異星人であるナヴィ族やその星に住む動植物の個性ある姿や生態などはすばらしい想像力の賜で、CG技術の粋を集めた作品になっています。
個人的には、悪役の悪さがいかにも単純で、悪役の側にもあるはずの正義がやや薄いような気がしましたが、まあ典型的なハリウッド映画と思えばそのとおりでもあるでしょう。
この映画に関しては、上映中の中国が上映を制限していてどうやらその理由は資源を求めて侵略をするというストーリーが当局の気に入らなかったから、と一時報道されましたが、中国当局はそれを否定しているようです。
-----------【ここから引用】ーーーーーーーーーー
【ロイター】中国当局、「アバター」の上映を制限との報道否定
2010年 01月 20日 15:04 JST
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-13427920100120
[北京 20日 ロイター] 中国当局は20日、世界中で大ヒットしているジェームズ・キャメロン監督のSF大作「アバター」の上映を制限しているとの報道を否定した。
世界全体での興行収入が16億ドル(約1460億円)を突破した同作品だが、中国のメディアは先に、旧正月の休暇を控えて中国作品を優先させるため、国内の劇場で同作品の上映が制限されていると報じていた。
中国国内の映画館の多くでは、3Dバージョンは今後も上映されるものの、2Dバージョンは22日から公開されなくなるという。アバターはすでに、同国でも興行収入が3億元(約40億円)を超えるヒットとなっており、海賊版DVDも出回っている。
中国国家広播電影電視総局(SARFT)関係者は、ロイターの取材に対し「映画の公開を終了するかどうかの判断は市場行動によるもので、政府が介入するつもりはない」と述べた。
また別の当局者は、地元メディアで「3Dバージョンはチケットの入手がかなり困難だが、2Dバージョンの興行収入はそれほどでもない。2D版の公開終了は自然なこと。3D版に変更はない」と語っている。
---------ーー--【ここから引用】ーーーーーーーーーー
中国からの報道の場合、どこまでが本当でどこからが操作された報道なのかがよく分かりませんが、曲解されて中国への批判に繋がるようなものは否定しておかないとまずいのでしょうね。
それにしても相変わらず『海賊版DVDも出回っている』というあたりに中国らしさは残していますけれど。
映画に話を戻すと、このストーリー内容と映像の質にさらに3Dという話題性が加われば相当のヒットは間違いないでしょう。
映画館で観て損のない迫力ある映画です。
今回は3Dではなく普通の2D観ましたが十分に楽しめる内容で、映像も美しく映画を堪能しました。
映画そのものは全体で2時間と長く、人間対人間の物語であれば必要のない、アバターとは何かとか、星の先住民族であるナヴィ族とはどういう種族かと言う前提を説明しなければならない点でどうしても長くなってしまったのでしょう。
ネタバレにならない程度に内容を紹介すると、先住民ナヴィ族が住む星に貴重な鉱物資源を求める地球人が、鉱物を採掘するためにナヴィ族と地球人のDNAを操作して作り上げたナヴィ族そっくりの、それでいて機械でリンクすることで自在にあやつれる「アバター」という体を使って先住民に潜り込み戦いを回避しようとするが、最後には戦いになってしまうという物語。
監督のジェームズ・キャメロンは戦いの侵略者と先住民との戦いの中に宮崎駿監督の「もののけ姫」のオマージュが込められている、と述べたそうですが、まさに素朴に自然を愛する純朴な先住民と欲に満ちた侵略者との戦いのなかに、それを伺わせるシーンが多くありました。
しかしながら、異星人であるナヴィ族やその星に住む動植物の個性ある姿や生態などはすばらしい想像力の賜で、CG技術の粋を集めた作品になっています。
個人的には、悪役の悪さがいかにも単純で、悪役の側にもあるはずの正義がやや薄いような気がしましたが、まあ典型的なハリウッド映画と思えばそのとおりでもあるでしょう。
この映画に関しては、上映中の中国が上映を制限していてどうやらその理由は資源を求めて侵略をするというストーリーが当局の気に入らなかったから、と一時報道されましたが、中国当局はそれを否定しているようです。
-----------【ここから引用】ーーーーーーーーーー
【ロイター】中国当局、「アバター」の上映を制限との報道否定
2010年 01月 20日 15:04 JST
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-13427920100120
[北京 20日 ロイター] 中国当局は20日、世界中で大ヒットしているジェームズ・キャメロン監督のSF大作「アバター」の上映を制限しているとの報道を否定した。
世界全体での興行収入が16億ドル(約1460億円)を突破した同作品だが、中国のメディアは先に、旧正月の休暇を控えて中国作品を優先させるため、国内の劇場で同作品の上映が制限されていると報じていた。
中国国内の映画館の多くでは、3Dバージョンは今後も上映されるものの、2Dバージョンは22日から公開されなくなるという。アバターはすでに、同国でも興行収入が3億元(約40億円)を超えるヒットとなっており、海賊版DVDも出回っている。
中国国家広播電影電視総局(SARFT)関係者は、ロイターの取材に対し「映画の公開を終了するかどうかの判断は市場行動によるもので、政府が介入するつもりはない」と述べた。
また別の当局者は、地元メディアで「3Dバージョンはチケットの入手がかなり困難だが、2Dバージョンの興行収入はそれほどでもない。2D版の公開終了は自然なこと。3D版に変更はない」と語っている。
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中国からの報道の場合、どこまでが本当でどこからが操作された報道なのかがよく分かりませんが、曲解されて中国への批判に繋がるようなものは否定しておかないとまずいのでしょうね。
それにしても相変わらず『海賊版DVDも出回っている』というあたりに中国らしさは残していますけれど。
映画に話を戻すと、このストーリー内容と映像の質にさらに3Dという話題性が加われば相当のヒットは間違いないでしょう。
映画館で観て損のない迫力ある映画です。