北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

くしろ港まつりの予習

2010-07-09 23:36:50 | Weblog
「あのう、浴衣を新調していただきたいのですが…」と秘書課の若い女性職員が笑顔で言う。

「浴衣を着て何をするんですか?」と私。「夏に『くしろ港まつり』と『北開盆踊り』があるのですが、そこで市長を先頭に市役所職員も踊りを踊ります。そのときは揃いの浴衣で踊ることになりますのでお作りします」

「あ、そう。盆踊りはあまり覚えていないながらまあなんとかなりそうだけど、くしろ港まつりの方は踊りを知らないんだけど」
「はい、そのために市民踊り講習のDVDがあるのでこれをご覧いただいて様子を事前に知っておいて頂ければよいかと。家でご覧にはなれますか…?」

「見られますよ。でも早くパソコンを出さなくちゃ」






「くしろ港まつり」とは、昭和23年の釧路港開港50年を記念して開催された「釧路港開港50年港まつり」を第1回として、今日まで続いている釧路市の夏を彩る最大のお祭り。

 毎年8月第一週の金、土、日の3日間にわたって「大漁ばやしパレード」・「市民踊りパレード」・「音楽パレード」の三大パレードを中心に歩行者天国や各種イベントによる繰り広げられる釧路市最大のイベントなのだそう。

 今年は8月7日が市民踊りの日なのですが、市内の優良企業や各種団体がこぞって参加し、市役所は市長・副市長を先頭に隊列を組んで踊りに参加します。先頭を歩くのでは無様な踊りはできません。ちょっとは練習をしなくては。

 古株の職員に訊くと、今でこそ踊りの時間がメインの北大通りでの2時間くらいと短くなったものの、昔は北大通りまでもう2時間くらい踊りながら練り歩いたのだそうで、「途中で繁華街のお姉さんなんかが冷たいものを出してくれて、それも楽しみでしたけどね」なんだとか。

「踊りは周囲に合わせて踊りますから、完璧に覚えて頂かなくても大丈夫のようですよ」とは言われたものの、まずはDVDを見て勉強しなくては。

 そうそう、浴衣は職員互助会で提供してくれますが、帯と草履と足袋は自己負担。いろんな生涯学習があるものです。
 

【くしろ港まつり】
  http://front946.com/event/kushiro_00068.htm

  
コメント
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