北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

【特別編】記事が二千話を越えました

2010-07-19 23:58:27 | Weblog
 この北の心の開拓記の記事数が2000話を超えました。

 そろそろだなあ、と思ってはいたのですが確認もしないままに日々書き連ねてしまいました。

 先ほど確認をしてみたところ、この記事が2005話目ということになりました。とっくに2000話めを過ぎていたのですね。

 北の心の開拓記としては、2005年4月7日の記事が最初ですが、掛川から帰ってきてから札幌でブログとして書き始めたのが始まりです。

 「北の心の…」になる前には掛川で「掛川奮闘記」というタイトルの日記をつけていましたが、当時はまだブログという形式が一般的になる前でした。

 テキストを打ち込めばすぐにホームページになるという便利なツールは「エンピツ」という日記サイトくらいでしたが、その後にブログという形式が出てきて世間を席巻しました。まさにその過渡期にあったわけです。

 掛川時代の「エンピツ」サイトには約700話ほど書いていた計算ですが、今思えばブログに移行するための良い練習になりました。

 最初は日々書くような自信がなくてこっそりと書いていましたが、毎日その日のうちに感動したりインスパイアされたことを探してそれをテーマにすることと、自分なりの文体が固まってきたことで、毎日書く自信がついてきたものです。

 それでもやはり現場にいて、生のルポルタージュのネタに触れられるような所にいると感動の度合いが違う分、書く記事にも力が入ってくるようです。

 次の目標は読者が倍増することと、三千話をめざすことに置きましょうか。

 まずは日頃のご愛読に感謝申し上げます。コメントのあるなしは気にしなくて良いので、日々覗いてみてくださると嬉しいです。ありがとうございます。   

 
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半島の観光二題~シレパ岬と霧多布岬

2010-07-19 23:37:09 | Weblog
 連休最後の一日。うちの奥さんはとりあえず今回は今日が最終日なので、レンタカーを借りてドライブに行ってきました。

 目的地は釧路の東側にある浜中町の霧多布湿原ということにして、途中は思いつくままに立ち寄る「ぶらり旅」です。

 浜中町の手前にある厚岸町を目指して走っているうちに、海岸線の道路を走ってみたくなり国道から道道へとコースを変更。そのうちに思い立って、厚岸湾の西側に突き出た尻羽(シレパ)岬を極めてみたくなり、一気にそちらへ向かって車を走らせました。

 車で行けるところまで行くと駐車場があって、そこから先の道立自然公園内は車馬の立ち入り禁止区域。ここからは徒歩で進むことになります。







 シレパ岬は厚岸湾を抱くように西側から海に突き出た岬で、アイヌ語の地名の意味は「地の頭の出ている岬」という意味なのだとか。まさにその名の通りの地形です。

 駐車場からは獣道がついていますが、一見草原に見えるのは背の低い笹の群落。これにところどころでフキの群落が出てきます。途中のシレパ岬の案内看板まで約10分、さらに岬の突端の道があるぎりぎりまで行くとさらに10分の行程です。

 厚岸側からシレパ岬側を見たことは何度かありましたが、今日は海上に霧がかかっていなかったため、厚岸の方向が実によく見えました。




 シレパ岬の突端なんてそうそう何度も来ることはないだろうと思って行けるところまで行ってみましたが、海に囲まれた断崖絶壁の上に緑のササ原がどこまでも広がるというのは実に感動的な風景でした。

 行き帰りの間に「地元の者です」という方数人に会いましたが、こういう風景が地元にもどれくらい知られているものか。私と妻とは緑の起伏のスケール感にとても感動をしていたのですが、実にもったいない風景です。

 でもこの単品が北海道の片隅にあるのでは都会の人には売れないのでしょう。首都圏にあったらピカイチの観光地になれると思うのですが、そういう意味でももったいない景観なのでした。

    ※    ※    ※    ※

 厚岸の道の駅で牡蛎を美味しくいただいた後はヒオウギアヤメの群落が最盛期の霧多布湿原を眺めつつ霧多布岬の突端へ。

 岬の先には湯沸岬灯台があるのですが、霧の多い土地柄でさらに霧笛までもが設置されています。 

 こちらは湯沸(トウフツ)岬とも呼ばれていて、こちらは断崖絶壁にへばりついたササ群落の中にちょっと遅いエゾカンゾウの群落が黄色い花を咲かせていて得をした感じ。







 突端の奇岩にはカモメや海鵜が群がっていてこれもまた滅多には見られない風景です。これ以上先のないどんづまりの半島の奇観というのは味があって大好き。なんとかして知ってもらえればファンは増えるでしょうが、それ自体が難しそうです。なんとかしたいものです。

 
 それにしても札幌では最近味わったことのない、ドライブの楽しさを実感しました。知らない土地を走るのは新鮮で興味がつきないものです。

 車のない生活が続いていますが、こういう楽しさを味わうと車が欲しくなってしまいます。うーん、どうしようかなあ。
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