市役所の山岳クラブの有志三名に同行してもらって雌阿寒岳登山に行ってきました。しかし冒頭で大失敗をやらかしました。
この日の登山に合わせて、札幌から昔使っていた登山靴を送ってもらったのですが、確認もせず履いて出発。一時間走ったところでコンビニに立ち寄って食料などを仕入れているその最中に、靴がどんどん崩壊していったのです。
長年使わずにしまっていただけだったのですが部材が経年劣化してしまい、ソールの部分が剥がれてしまったものでこれでは登山はできません。
やむなく一度自宅へ戻ってもらって普段履いている運動靴に履き替えての再出発。
明らかに道具の事前チェックを怠った私のミスで、出発段階で一時間半もロスをしてしまい、同行の皆さんに迷惑をかけてしまいました。道具のチェックを怠るとは恥ずかしいし情けない。今後の反省点としたいと思います。
※ ※ ※ ※ ※
そんなわけで雌阿寒岳の野中温泉登山道入り口に着いたのは9時半となりましたが、そこからは順調に登れました。
前日が大雨だったようで流れ落ちる水でえぐられた跡が痛々しく、しかも多少歩きづらかったのですがこれは仕方のないところ。
途中休憩を取りながら登りましたが、登っている途中でアカエゾマツの樹林帯が切れてハイマツ帯になるあたりがはっきりわかって興味深い景色が広がっていました。
【オンネトーが見えています】
登山の途中は雲の流れが速くて、山頂や下界が見えたり隠れたりを繰り返していましたが、我々が到着して昼食をとっている間は比較的雲が切れて視界が開け、心地よい風に癒されていました。
登山の行程は9時33分に登山者名簿に名前を書き入れて出発して、雌阿寒岳頂上到着は11時51分。約2時間20分の登りです。
【雌阿寒岳山頂に到着】
赤沼は干上がったという話もあったのですが、昨日の雨が溜まったのか赤い水面が見えましたし、青沼や噴火口もくっきりと見えて感動です。
【山頂を少し下ると青沼と山頂が一緒に見えます】
※ ※ ※ ※ ※
ここまでの行程で遅れた時間を少し取り戻せたので余勢をかって阿寒富士まで踏破することにしました。
阿寒富士は雌阿寒岳のすぐ隣にある同じくらいの高さの山ですが、姿かたちが富士山に似ているだけでなく、山全体が火山の砂礫でできているのも似たような感じ。
【足場が悪くてしんどそうです】
下から見上げるとつづら折りの登山道が見えますが、グサグサと歩きにくい砂礫の上をジグザグに歩くのはなかなかの難行。富士山も修行の山だったのかな、などと思いながら一歩一歩歩みを進めます。
阿寒富士の登山開始は12時36分で頂上到着は13時12分、36分での頂上到着です。
こちらの頂上からも雲が一瞬切れた時にオンネトーが見えて大満足。今日はお天気が味方をしてくれました。
※ ※ ※ ※ ※
今回もGPSロガーをぶら下げての登山でしたが、これで得られる位置データに撮影した写真の時間を連動させると、自動で登山記録が得られます。
ソフト上でgooglemapと重ね合わせるとこんな感じで表示されます。
【一日の行程はこんな感じ】
【登山口から降りるまではこんな感じ】
写真を撮ったところにはカメラマークがついて、『ここで何時何分にこの写真を撮りました』ということが分かるので、手帳に到着時間などをかかなくても写真を撮影しさえすればそこにいた時間が分かるという仕掛けです。便利な時代になりました。
【写真と位置情報がリンクされています。写真はグーグルマップです】
阿寒富士からは二手に分かれました。車を止めた元の所へ戻る二人と、登ったところとは別なオンネトー方面へ降りる二人に分かれてオンネトー湖畔で待ち合わせとしました。
神秘の湖オンネトーは翡翠色の湖面が印象的で、湖面から雌阿寒岳と阿寒富士も良く見えて、今日の行程を頭の中でおさらいです。実際に登ったことでやっと土地勘やチリ間が養われました。やはり現場を歩いて初めてイメージが自分のものになります。
登っている最中でには何人もの知り合いに行き会って、山登りが好きな人は多いと感じましたが、最近は同好会などの会に参加してまで登山をするという若者が少ないのだそうです。
もっとイベント情報を提供して外部の人も誘って山の魅力に触れてもらうような努力をした方が良いような気もしますがどうでしょう。
オンネトーでは休憩していた登山客に声をかけてみたら、「大阪から来て、昨日は幌尻岳に登り今日が雌阿寒岳、明日は斜里岳に登ります」とのこと。
「滅多に北海道なんて来られませんから貪欲に登らせてもらおう思てます」とのこと。
外からの憧れをまずは自分のものにしたいものですね。連れてきてくれた山岳クラブの有志に心から感謝です。
登山の楽しみをしっかりと思い出してしまいました。さて、次はどこにしましょうか。
【左が雌阿寒で右が阿寒富士。実際に登らないとイメージはわきません】
この日の登山に合わせて、札幌から昔使っていた登山靴を送ってもらったのですが、確認もせず履いて出発。一時間走ったところでコンビニに立ち寄って食料などを仕入れているその最中に、靴がどんどん崩壊していったのです。
長年使わずにしまっていただけだったのですが部材が経年劣化してしまい、ソールの部分が剥がれてしまったものでこれでは登山はできません。
やむなく一度自宅へ戻ってもらって普段履いている運動靴に履き替えての再出発。
明らかに道具の事前チェックを怠った私のミスで、出発段階で一時間半もロスをしてしまい、同行の皆さんに迷惑をかけてしまいました。道具のチェックを怠るとは恥ずかしいし情けない。今後の反省点としたいと思います。
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そんなわけで雌阿寒岳の野中温泉登山道入り口に着いたのは9時半となりましたが、そこからは順調に登れました。
前日が大雨だったようで流れ落ちる水でえぐられた跡が痛々しく、しかも多少歩きづらかったのですがこれは仕方のないところ。
途中休憩を取りながら登りましたが、登っている途中でアカエゾマツの樹林帯が切れてハイマツ帯になるあたりがはっきりわかって興味深い景色が広がっていました。
【オンネトーが見えています】
登山の途中は雲の流れが速くて、山頂や下界が見えたり隠れたりを繰り返していましたが、我々が到着して昼食をとっている間は比較的雲が切れて視界が開け、心地よい風に癒されていました。
登山の行程は9時33分に登山者名簿に名前を書き入れて出発して、雌阿寒岳頂上到着は11時51分。約2時間20分の登りです。
【雌阿寒岳山頂に到着】
赤沼は干上がったという話もあったのですが、昨日の雨が溜まったのか赤い水面が見えましたし、青沼や噴火口もくっきりと見えて感動です。
【山頂を少し下ると青沼と山頂が一緒に見えます】
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ここまでの行程で遅れた時間を少し取り戻せたので余勢をかって阿寒富士まで踏破することにしました。
阿寒富士は雌阿寒岳のすぐ隣にある同じくらいの高さの山ですが、姿かたちが富士山に似ているだけでなく、山全体が火山の砂礫でできているのも似たような感じ。
【足場が悪くてしんどそうです】
下から見上げるとつづら折りの登山道が見えますが、グサグサと歩きにくい砂礫の上をジグザグに歩くのはなかなかの難行。富士山も修行の山だったのかな、などと思いながら一歩一歩歩みを進めます。
阿寒富士の登山開始は12時36分で頂上到着は13時12分、36分での頂上到着です。
こちらの頂上からも雲が一瞬切れた時にオンネトーが見えて大満足。今日はお天気が味方をしてくれました。
※ ※ ※ ※ ※
今回もGPSロガーをぶら下げての登山でしたが、これで得られる位置データに撮影した写真の時間を連動させると、自動で登山記録が得られます。
ソフト上でgooglemapと重ね合わせるとこんな感じで表示されます。
【一日の行程はこんな感じ】
【登山口から降りるまではこんな感じ】
写真を撮ったところにはカメラマークがついて、『ここで何時何分にこの写真を撮りました』ということが分かるので、手帳に到着時間などをかかなくても写真を撮影しさえすればそこにいた時間が分かるという仕掛けです。便利な時代になりました。
【写真と位置情報がリンクされています。写真はグーグルマップです】
阿寒富士からは二手に分かれました。車を止めた元の所へ戻る二人と、登ったところとは別なオンネトー方面へ降りる二人に分かれてオンネトー湖畔で待ち合わせとしました。
神秘の湖オンネトーは翡翠色の湖面が印象的で、湖面から雌阿寒岳と阿寒富士も良く見えて、今日の行程を頭の中でおさらいです。実際に登ったことでやっと土地勘やチリ間が養われました。やはり現場を歩いて初めてイメージが自分のものになります。
登っている最中でには何人もの知り合いに行き会って、山登りが好きな人は多いと感じましたが、最近は同好会などの会に参加してまで登山をするという若者が少ないのだそうです。
もっとイベント情報を提供して外部の人も誘って山の魅力に触れてもらうような努力をした方が良いような気もしますがどうでしょう。
オンネトーでは休憩していた登山客に声をかけてみたら、「大阪から来て、昨日は幌尻岳に登り今日が雌阿寒岳、明日は斜里岳に登ります」とのこと。
「滅多に北海道なんて来られませんから貪欲に登らせてもらおう思てます」とのこと。
外からの憧れをまずは自分のものにしたいものですね。連れてきてくれた山岳クラブの有志に心から感謝です。
登山の楽しみをしっかりと思い出してしまいました。さて、次はどこにしましょうか。
【左が雌阿寒で右が阿寒富士。実際に登らないとイメージはわきません】