北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

上昇気流

2011-08-23 23:45:47 | Weblog
 午前の飛行機で羽田へ到着。午後から横浜~東京で客船クルーズ会社さんを巡っての営業活動を始めました。

 豪華客船によるクルーズ観光ではその土地ならではの魅力あるイベントなどに充てると、自前でお金をかけて楽しみを用意する必要がないので助かるとのこと。

 釧路では7月下旬の霧フェスティバルや9月上旬の大漁どんぱく、またそこでの三尺玉花火などを紹介したところ、港で花火大会などを行う町は結構あるけれど魅力のひとつではあるのだとか。

 しかし港湾区域で花火をするとなると海上保安部によって港湾内は航行禁止となる時間帯があるため、その時間帯をどうするかが課題。

 日中は市内のイベントを楽しんで、夜に花火を見てから出港という例もあり、まずは先方で検討をしてみてもらうことにしました。

 一隻入港すると1~2千万円ほどの経済効果が期待できるというクルーズ船。地域の魅力づくりが欠かせません。


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 明日の夜の飛行機で台湾入りして、明後日の木曜日と金曜日が台北市内で関係者との意見交換です。

 釧路としては、何しろ国外不出のタンチョウを贈ることの先遣隊という意味もある今回の訪台です。

 台北駐日経済文化代表処札幌分処という札幌での出先事務所を頼りにできるだけ多くの方とお会いしたいとリクエストをしていましたが、札幌分処が台北市とも相当掛け合ってくださったようで、相当の高官との会談が期待できそうだ、という連絡が入りました。

 ひとたび高いレベルの方と会えれば、一定のレベルが認識されて、それならという連鎖反応が働き、思いのほか自分自身のレベルが上がるということがあります。

 掛川でお世話になった榛村さんは「イベントを仕掛けたときに、ちょっとしたきっかけが次のきっかけを呼び、どんどん話が大きくなることがあるんだ。まるで上昇気流が発生するようなものでね」と言っていました。

 掛川でのスローライフなどもそんな感じ。あるマスコミが取り上げると他社も黙っていられず、みんなが記事にしてくれるなんてことだってあるのです。

 ちょっとしたことをいかに大ごとにして上昇気流を生み出せるかが勝負。

 今回の訪台がタンチョウに関する上昇気流を生み出せるように頑張りたいところです。
 
コメント
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