北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

誰が誰を騙しているのか

2011-08-11 23:45:13 | Weblog
 昨夜から札幌へ帰省中。釧路とは雲泥の差の暑さに朝から閉口です。

 冷たいジュースでも飲もうかな、と思って冷蔵庫を開けるとなんと氷ができていません。

 実は一年くらい前からときどき氷ができなくなる症状に陥った我が家の冷蔵庫。特にここ2、3日の暑さでばったりと氷を作れなくなってしまったのだそうで、確かに冷凍庫の冷え方も心許ありません。冷凍食品も柔らかくなってしまっています。

 とりあえず修理を依頼しようと、日を決めて出張で見てもらうことにしたのですが、用事で出かけたまちなかで大型電気店へ行って最新の冷蔵庫を見てみることにしました。

 考えてみると今の冷蔵庫はもう十年以上も使っているもので、省エネ性能に対する考え方も随分様変わりしています。

 担当の方は省エネ比較表なるものを見せてくれましたが、最新の省エネ性能最高評価クラスのものだと年間電気使用料が5,500円~6,000円くらいなのに対して、十年も前のもののそれは年間2万円に近いとのこと。

 まあ電気屋さんの上手なプレゼンだなあ、とは思いつつも、今さら古い冷蔵庫を修理に出してあと何年使うことになるのか、ということと省エネ性能での電気代の差とを考え併せると、そろそろ新しいのを買う時期かも知れないと思い始めました。

 また省エネ以外にも野菜の鮮度保持や冷凍保存、庫内の除菌・脱臭など各社自慢の最新技術が目白押し。

 今日のところはカタログを数冊もらってきましたが、早晩決断の時が迫ってきそうです。



   【暑さで冷蔵庫もダウン】


    ※    ※    ※    ※


 この冷蔵庫も心のどこかで(調子が悪いのをいつか何とかしなくてはなるまい)と思っていて心に引っかかっていたところでした。

 心に引っかかっていると言えば、冷蔵庫のほかにも、地図更新をしていないカーナビや、地デジ化をせずに見られなくなった寝室のテレビ、いまだにwindowsXPの我が家のパソコンなど、いつかは決断をしなくてはなるまいと思いつつ決断を先延ばしにしてだましだまし使っているものがいくつもあります。

 「だましだまし」とは面白い表現で、だまされているのは機械の方かそれとも自分の方なのかわかりませんが、不具合が明らかになってほしくないという願いが微妙な表現によく現れています。

 もう自分の方はだまされていないで現実を直視するぞ!と息巻いたところで、まあ予算が十分ではないから決断も鈍っているのです。

 暑い汗が冷や汗に変わるなあ…。 
コメント
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