北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

そんなことしてちゃダメでしょ!

2013-01-17 20:29:18 | Weblog



 インフルエンザ、もう熱はないし咳もとれてきたので、すっかり完治したつもりで勇んで出勤。

「あ、もう大丈夫ですか」という挨拶に、「はあ、ご迷惑をかけました。なんとか出られるようになりました」とお詫びを述べました。

 とりあえずマスクをして、9時から始まる予算の打ち合わせ会議に出席。予算担当スタッフにもマスクをしている人たちが多いですね。

 11時前に一旦終了して部屋へ戻って、来客と話をしていると、どうも熱っぽさや軽い悪寒がぶり返す嫌な感じがしてきました。

 課長に相談すると、「あ~、やっぱりそうですか。我々も、熱が下がったと言っても保菌状態なので一定期間は休むようにした方が良いのじゃないかと思っていまして…」とのこと。

「明日の用務もそれほど多くありませんし、振り返られるので休まれてはどうですか」という勧めに、さすがに覚悟を決めて、午後からの早退を決めました。


   ◆   ◆   ◆


 帰る途中で、少なくなった食材を仕入れようとスーパーへ寄ることに。その道すがら、あまりに道路が滑るのが困りすぎて逆に可笑しくなってしまいました。

(はは…、本当に、釧路の道路って笑っちゃうなあ)

 そう思ってデジカメを取り出して氷の路面の写真を撮りましたが、釣りに行った時に水没させてしまったために発色がおかしくなってしまい、画面の白い部分が全部ピンク色になった写真しか撮れません。

 (さすがにもう無理か…)

 菌をばらまいてはいけないと買い物をそそくさと済ませたつもりでしたが、ついスーパーの隣にある大規模家電店に道草してしまいました。

 ついデジカメの列を見ていると、防水防塵機能のついたデジカメが格安で売っていました。

 (いや、そんなに簡単に手を伸ばしちゃいかん…)

 そう思って頭を冷やそうとあたりを一周しましたが、結局は単に菌をばらまいただけ。結局は、最初に目に留まったデジカメを手にしてレジへ向かっておりました。


      ◆  


 家電商品なんて、家に帰ってからネットで価格を調べて一番安いところでネットショッピングをすればもっと安く手に入ったかもしれません。

 でもそんなことを繰り返していたら、地域で店舗展開をして頑張ってくれているお店を結局疲弊させてしまうだけじゃないでしょうか。

 見た目と価値がリーズナブルだったらそれを買ってあげればいいのじゃないか。

 まさか自分が買うからこのお店が残っているなんておこがましい気持ちではなくて、地域で現物を手にして買う、ということで歩いていけるところにお店が残るということにも協力しないといけないのじゃないかな。

 そう自分を納得させて、デジカメを手にして家路につきました。


   ◆   ◆   ◆


 家に帰ってから妻にメールで、「へへ、デジカメ買ってしまいました」と報告すると、すごい勢いで怒りのメールが返ってきました。

「こらこら!買うのはいいけど、今あちこちに出かけちゃダメじゃない。人に移すから休んだんでしょう?人に迷惑をかけちゃダメよ!(怒)」
「ええ?スーパーのすぐ隣だから帰る途中だよ」

「だめ!菌をばらまいてはいけません!(怒) …で、割引はあったの?」

 最初と最後のギャップ…、さすがに吹き出しました。

 ちょっと天然なうちの奥さん、大好きです。早く直して心配かけないようにしようっと。


コメント
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