本になるかどうか不安を抱えつつ、エッセイの原稿書きにいそしんでいます。
原稿と言っても書き下ろしは少なくて、頭の中に描いたテーマに沿った過去のブログを検索で探して、これを組み合わせながら過不足を補って仕上げてゆくというやり方。
ただ頭の中に記憶があるだけのものを一から書き下ろすのと、過去にある文章を活かしながらこれを添削してゆくのとでは作業効率が全く違います。
しかし、好きだったり得意だったりするテーマについてはガンガンかけるのですが、書かざるを得ないと分かっていてもやや苦手なテーマについては、筆が…、いやタイピングがなかなか進みません。
書けるテーマばかりならば一日に10本を書き上げた日もありますが、そろそろ胸突き八丁の最後の何本かになりつつあって、書きにくいものばかりが残ってしまっている印象です。
文章は出て来なくて、ため息ばかりが出てきます。
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原稿一本の分量は概ね2,000文字~2,500文字の範囲にするように心がけていますが、エッセイとしてはこれでも長い方。
本当はもう少し少ない方が読みやすいかもしれませんが、これ以上文字が少ないと導入から最後までいいリズムが出ません。
カラオケで言うと、1分で歌える良い曲を作れと言われているような感じでしょうか。ちょっと物足りないのです。
さて、ブログから文章を調達してこれをアレンジしたときに、元の文字量が多ければ、これを削って行きますが、これを「刈り込み」作業と呼んでいます。
新しい文章を考えて足して行くよりも刈り込む方が楽なことは言うまでもありません。だから一日に何本も原稿が書けるというわけです。
(ああ、こういう記事を書いたなあ)と過去のブログを見ながら、楽しく素晴らしい出会いときらめくようなエピソードがあるテーマだったら、それを三つ集めればもう軽く一本になるのですが、さすがに全部がそう簡単なわけではありません。
避けて通ってきたテーマがあったことがこうして振り返ってみると良くわかりますね。
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さて、振り返れば、昨日書いたブログの時点で、釧路に来てから1,044本のブログを書いていました。
冗談めかして同じ場所でのブログが千本を超えたら「千日回峰行」と呼んでいますが、釧路でも千日回峰行を達成していたようです(笑)これで掛川、東京に続いて三度目。
千本以上のブログを書いていながら、「あのことを書いてやろう」という自分の気に入った一本をはっきりと覚えているものがあれば、書いた記憶が全くないものも多々あります。
それでも日々の印象と備忘録をつけ続ければなにか良いことがあるものですね。
まずはあと数本になった残りの原稿を仕上げてしまいましょう。
本当に辛いのはそれからです。何がつらいかって?それはまた後日ご報告いたしましょう。