今日はお釈迦様の誕生日なのですが、物事がだめになることを「おしゃかになる」と言います。
巷間言われるのは、鋳物職人が鋳物を作るのに失敗した時に「火が強かった」というところを江戸弁は「ひ」が「し」に発音されることから、「しがつよかった」→「しがつようかだ」→「四月八日だ(=お釈迦様の誕生日)」という連想で、お釈迦様に変化したというもの。
この話はあまりにも出来過ぎているという人もいて、それよりはやはりだめになることを「お陀仏」というところからの連想ではないか、という説もあるのだとか。
国内ではいよいよコロナウィルスによる緊急事態宣言が発せられ、危機のレベルがワンランク上がりました。
わが北海道も、一時一日の感染確認者がゼロの日もあって(いよいよ封じ込めに成功しつつあるのか)と思われたのですが、今日はそれがなんと10人になりました。
海外からの帰国者や都市部からの疎開や帰省者が持ち込んでいる可能性もあるとのことで、「北海道では第二波が到来しているかもしれない」という専門家もいて、やはり油断は禁物です。
ここで油断をすることで、これまでの努力を無駄にして豊かな地域社会を「お釈迦」にすることのないようにしたいものです。
ここが頑張りどころです。