北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

東京の魅力 ~ 歴史と伝統と新しさの調和

2019-10-21 23:58:52 | Weblog

 

 都市計画学会の理事会があって日帰りで上京してきました。

 会議前に少し時間があったので、神田から秋葉原周辺のまちなみを見学。

(そういえばまだ行ったことがなかったなあ)と、神田まつやのお蕎麦を食べてきました。

 店構えは決して大きくないので小さな店かと思いきや中は案外広くて、お昼前の混む時間帯だったのですぐに相席へ案内されます。

 目の前の御仁はお昼からお銚子を二本空けて赤い顔。これもまた江戸の風情でしょうか。

 まつやの蕎麦は田舎蕎麦のような青い蕎麦で風味が豊かで甘さも感じられます。

 汁も出汁がたっぷり出ていて旨い。

 店内の一角では蕎麦職人さんが蕎麦きりに励んでいましたがリズミカルで早いこと。

 それでこれだけの細さと角を出せるのですから上手なものです。

 なるほど名店の名に偽りはありません。


     ◆


(そういえば交通博物館も廃止になったんだな)と思い出して、昔の交通博物館の跡地へ行ったところ、なんとそこには20階建ての高層ビルが既に建っていました。

 JR高架下は「マーチエキュート」という商業施設に変貌していて、これも都会的なセンスで素敵です。

 やはり都会はちょっと見ていないとすぐに変貌してゆきますし、そのエネルギーが魅力です。

 歴史と伝統と新たな変化が調和する東京は、確かに魅力に満ちた町だと実感しました。

 

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大倉山からの大パノラマ

2019-10-20 22:48:36 | Weblog

 

 友達の結婚式で中国から帰省中の娘夫婦と孫たちを連れて、大倉山シャンツェへ行ってきました。

 折あしくリニューアル工事のため、クリスタルハウス売店と展望ラウンジカフェはお休みで、楽しみにしていたソフトクリームは食べられず。

 それでも天気にも恵まれて快晴の下、札幌市を一望できました。

 山間部の山々はもう紅葉・黄葉が進んでいて色とりどりの山が美しかったです。

 実際にジャンプはできませんが、オリンピックミュージアムでのシミュレーション体験は笑えます。

 顔はめはもうお約束、と。


    ◆


 ラグビー日本代表の対南アフリカ戦は残念ながら力負け。

 さすがに強かったですね。

 でも手に汗握る興奮と感動をありがとう。

 ラグビーファンが増えることを期待したいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先んずれば人を制す ~ マラソンは札幌で!?

2019-10-19 22:55:06 | Weblog

 

 東京オリンピックでのマラソンと競歩の競技会場が札幌へ変更になるという衝撃的なニュースが日本中を駆け巡りました。

 ドーハ世界陸上のマラソンや競歩で棄権者が相次いで、暑さが選手の命にかかわるという強い危機感がIOC(国際オリンピック委員会)を突き動かしたのでしょう。

 手続き的に何が正しいのか、という議論を超えて既にバッハ会長の動きは早くて、「IOCと大会組織委員会の二者間で合意した」と明らかにしました。

 札幌開催になったとしても、コースはどうするのか、選手と関係者の宿泊は大丈夫か、コース沿道の賛同を得る手続き、チケットはどうする、全体の予算はどこが負担するのか、ボランティアを含めて運営は大丈夫かなど、様々な課題が山積しています。

 当然JOC(日本オリンピック委員会)や東京オリ・パラ組織委員会のモチベーションは下がるでしょうし、札幌変更を受けるにしても北海道や札幌での受け入れ態勢を整えるのも急務です。

 しかしこうして時間が経つに連れて、その案に賛成する組織・団体が増えてゆくので、マラソンの東京開催は極めて分が悪くなる一方です。

 
 大体において、物が動く時というのは一歩先に提案をした者がかなり有利になります。

 提案をする段階で既に問題意識があって、「それを解決するにはこれしかない」という強い思いが込められているので、後出しではそれに反論するのが難しい。

 もし東京がこの事態を回避できたとしたら、ドーハの世界陸上で暑さのために選手の棄権騒ぎが出た次の瞬間に、『競技時間を深夜にずらす』など、東京での競技改善計画を『提案』しておく必要があったでしょう。

 『先に提案する』ことこそが機先を制するアクションで、その意味で、東京は出遅れた感があります。

 まさかここへ来てこんなにもドラスティックな提案が出てくるとは思わなかったのでしょうが、危機にあたっては周りがドンビキするくらい強いアクションを見せつける必要があります。

 そういう意味で今回はIOCの側に危機感が強くドンビキするくらいの提案を先にされてしまったということでしょう。

 札幌市も札幌市民にとっても棚からボタ餅ですが、この機会を生かすには相当の覚悟が必要ですね。

 事態の行く末を見守りながら、札幌市民として協力してゆきたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元気で美しいまちのために(雪国の)公園ができること

2019-10-18 23:50:32 | Weblog

 

 元公園緑地課長で少し前まで「公益財団法人東京都公園協会専門アドバイザー」として、都市公園の活用促進を訴えてきた町田誠さんの講演がありました。

 タイトルは「元気で美しいまちのために公園ができること」というもの。

 基本的な問題意識は、
 ① 現代の都市公園行政が時代の変化や求めに応じきれていないのではないか

 ② このままでは管理費ばかりかかって役に立たない公共施設だと、行政トップの首長はもちろん利用者からも思われてしまうのではないか

 ③ そうなってしまうと、今まで通りの維持管理や再投資をしてまで残しておくべき施設ではないとして、都市公園は衰退してゆくのではないか

 ④ 実際には法律や条例はかなり柔軟な対応ができるように作られており、都市公園を利活用した先進的な好事例は多いのに、そこから学んで自らのまちの課題を解決しようとする自治体は少ない

 ⑤ そういう事態になっている原因は、かつて求められた公園管理ルールが現代社会の現実と乖離してしまっているのではないか、という想像力が欠けているせいではないか

 ⑥ 公園が周りから浮いてしまっているクローズドな空間ではなく、まちに開かれて問題課題を解決できる空間になるように努力して欲しい


 …というあたりのことであります。

 私も全くの同意見ですが、なにしろ町田さんは全国を駆け巡って現場に触れ、同じ思いの人たちと膝を交えて意見を交換しているので発言の重みが違います。

 実際、町田さんが吠えている以上に全国津々浦々で彼と同じように公園の可能性に気が付きながら公園自体が動かないということに切歯扼腕している人たちが実に多いのだと。

 そして悔しがっている人たちと言うのは、建築家だったりまちづくり家だったり民間のデベロッパーだったり、要は公園屋・造園屋以外の人たちがその可能性を感じているのに、肝心の中にいる人たちがタコつぼに入ってしまって、外に打って出ようとしていないように思える、というのです。

 もちろん町田さんは、他の公共施設に比べるとはるかにクレームの数が多いのが都市公園で、実際に公園を管理する人たちの苦労も生半可なものではない、ということもご存知です。

 しかし、過去に一度決めたルールを見直すこともなく、「ルールだからダメ」と言っていれば管理が楽になる、というところに留まっていては都市公園は駄目になる、という焦りが彼を突き動かしています。

 
      ◆


 札幌市では、長く冬期に住宅や街路の雪を公園に運んで捨てることは認められていませんでした。

 それがここ数年、ようやく市と町内会が協定を結んだり、独自のルールを作ったりして、冬の住宅地の雪を公園が受け入れるようになってきました。

 私は30年来、冬の雪は雪国の都市の最大の課題なのだから、それを都市公園が受け入れて負担を軽くすることこそ、都市施設の果たす役割だと考えてきましたが、こうしたことも時代の流れによって少しずつ認められ当たり前になってきた事例の一つでしょう。

 講演を終えた町田さんにそっと近寄って、「今日のスライドでは雪国の好事例がなかったように思えるので、夏と冬で使い方が変わってしまう雪国の公園の事例も調査・研究してみてください」とお願いをしておきました。

 ただやはり、彼の話に刺激されて、雪国の技術屋こそが提案をしたり行動を起こすことが大切です。

 雪国の公園が、『元気で美しいまちのためにできること』はなんでしょうか。

 大きなテーマです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラオケ採点向上テクニック

2019-10-17 23:59:59 | Weblog

 日中は札幌から室蘭~虻田町~岩内町~小樽と時計回りに約350kmを挨拶と営業回り。

 この行程を一日で回れるのも高速道路のおかげです。

 訪問先をめぐる中で、数年前に常温合材マイルドパッチで試験施工した場所を確認しましたが、今でもちゃんと壊れずに残っていました。

「へえ、まだまだ大丈夫ですね」と言うと同行者も「これくらいなら全然平気ですよ」と自画自賛。

 どうせお金をかけるなら、丈夫な資材でしっかりと社会を支えるそんな製品でありたいものです。


    ◆

 
 そんな日中の仕事を終えると、今夜は東京から永遠のカラオケライバルが来札するということで、「いざ鎌倉」ならぬ「いざカラオケ」。

 相手はのど飴、のど油はもちろん、マイマイクまで持参しての臨戦態勢。

 ううむ、半端ない入れ込みようであります。

 カラオケ屋さんではもう一人の友人も交えて3人で歌いまくったのですが、歌いながら「カラオケで採点の点数を良くするにはどういうテクニックが必要か」という技術談議に花が咲きました。

 最新のカラオケ採点は、音程、安定性、表現力、リズムそしてビブラート&ロングトーンという5種類のレーダーチャートで評価されるのですが、私の場合表現力がいつも伸び悩むところです。

 それに対してわがライバルは「それはマイクテクニックだ」と喝破。

「どうやるの?」
「じゃあ俺がマイクを持ってやるから普通に歌って」

 そうやって出たのがこの点数。自己最高の更新であります。

 ところがそこで教えられたことが自分だけではできません。

 機械を相手にした戦いも難しいものです。

 今日はレッスン中心でしたが、次回に向けてさらなる精進が必要でしょう。

 わが友の新たな旅立ちを祝福しながら、久しぶりに午前様になってしまいましたとさ(笑)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馴染みの店は心強い ~ 12年目のセレナがまた故障

2019-10-16 23:50:18 | Weblog

 

 12年目に入った愛車のセレナに不具合が発生。

 停車状態から発車するときにスタートがスムースにいかなくて重たい感じがしました。

 一昨年の1月にも似たような症状が出て修理をしたのですが、そのときはブレーキ部分が錆びてブレーキパッドが固着して戻らなくなっていました。

 つまりブレーキをかけた状態で走り続けているようなものですが、一度やっているのでこちらも気が付くのが早くてすみました。

 いつもの修理屋さんに運んでもらって症状を説明すると、やはり前回と同様の症状でした。

 おまけに「足回りを点検したところ、運転席前の前輪のサスペンションからかなりのオイル漏れがあって、これもちょっとまずいと思います」とのこと。

「修理はどうしたら良いですか」と訊くと、「どちらも中古の部品があるのでそれでいかがですか」と言ってくれたので素直に従うことにしました。

 お店も、ただ値段で物を買うだけではなくて、何かと気遣いができる馴染みのお店を作っておくと良いですね。

 そのためには常日頃からのお付き合いが必要なわけで、それなりにお金のかかるやり取りをしていないといけません。

 でもどうせ使うならお金も賢く、意味のある使い方をすべきだということでしょうか。

 そろそろ車も替えないといけないかな。やれやれ。

 

           ◆

 

 土木技術屋の友人と話をしていて、彼が「台風被災のその後の様子を見て驚いた」と言います。

 被害のあまりの大きさに驚いたのかと思いきや、「そうじゃないんです」と言います。

「じゃあなに?」
「水害を受けて住民の人たちが泥を片付けている様子がテレビに映っていたんですが、泥を雨水が流れる雨水桝に入れていたんです」

「本当?あの泥って固まりますよね」
「そうなんです。僕らは詰まった雨水桝や管の詰まりを一生懸命に取り除いて維持管理をしていますが、そこに泥を投げ入れてはいけません。そういうことは行政が早く指示や連絡をしてあげないといけないように思いますが、こんな混乱の中ではそれも難しいのかなあ」

 一たび災害が発生すると、災害ゴミや流木、泥などが大量に発生してその処理は膨大ですが、一日でも早い復旧をお祈りします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平取ダムは建設中のダムカード ~ ダム見学会

2019-10-15 22:41:35 | Weblog

 今日は(一社)日本建設施工機械化協会北海道支部が主催する見学会に参加してきました。

 天気は快晴ですが、気温が低く外に長くいるのが辛いほどで秋の深まりを感じます。

 バス一台に乗り込んで、約30人が参加した見学会は、まずはじめに厚真町にある厚幌ダムへ向かいました。

 厚真町にはすでに厚真ダムがあるのですが、その下流で①治水(洪水調節)、②流水の正常な機能の維持(河川環境の保全)、③水道用水の確保、④かんがい用水の確保などの機能を持たせた多目的ダムとして作られているのが厚幌ダムです。

 今回はその事業の中でも、農業用水再編整備事業として行われている小水力発電施設を見学してきました。

 このダムから灌漑用水として取水して、その落差で発電をして売電の費用で施設の維持管理費のいくばくかを賄おうというのです。

 環境問題やエネルギーの多様化を考えると、このような事業は意義が深いですね。


    ◆


 しかし印象的だったのは、厚真町内に今も残る地震災害の後でした。

 今多くの現場で災害復旧工事をしていますが、のり面が大きく崩れた場所はもっと奥の地域に残っていて気が遠くなりそうです。

 

 

 一日でも早く復興の碑が訪れることを願ってやみません。


    ◆

 その次には北海道開発局が建設中の平取ダムも見学をしました。

 こちらにはサクラマスの棲息を支えるために魚道がしっかりと整備されていると聞いて、釣り人の一人として安心しました。

 どちらのダムでも見学の後に"ダムカード"がもらえましたが、平取ダムのダムカードには(建設中)と書かれていて、完成してしまえばもらえないバージョンのカードでした。

 

 ダムマニアの皆さんには、建設中のダムも訪れて欲しいところですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マメイカ釣りのシーズンイン

2019-10-14 23:46:56 | Weblog

 秋が深まるこれからの釣りシーズンのために、昨日近くの釣具屋さんへ寄ってきました。

 マメイカ釣りは人気の釣りとあって、エビに似せて作られた"エギ"や"スッテ"と呼ばれるマメイカ釣りの仕掛けがバラエティ豊かに売り出されています。

(さて、今年はどの色で行こうか)と物色をしていると、ご夫婦がやってきて「あ、あるある!」といくつかのスッテを手に取りました。

 さらに友達に電話をして、「もしもし…、うん、ここに緑のスッテがあるけど、買っておく?…分かった、じゃあ買っておくね」という会話をしています。

 釣りは情報戦です。ここで勇気を出さなくてどうしましょう。

 まずは話しかけることです。

「あのう…、お話を聞いていて、緑のスッテが効くんですか?」

 するとご夫婦は「ええ、僕たちは良く釣れていて効くと思っているんですが、このメーカーがもう出さなくなるという情報があって、今ある在庫を探して漁っているんですよ」とのこと。

「今年はもう釣れていますか?」
「小樽ですけどね、一昨日で22匹でしたけど、もう少しかな」

「エギは何を使っていますか?」
「僕はピンク系ですね」

「へえ、僕はオレンジですね」
「面白い!でも投光器はあったほうが良いですよ」

 釣り人は自分の知っている情報を教えたくて仕方がないところがあるので、話しかけられるとすぐに打ち解けて釣り情報の交換が始まるのです。

「このシリーズももうあるだけですから、買っておいた方がいいんですが、もうだいぶ買われてしまってますねえ」


   【昨年の豆イカ釣り】


     ◆


 もう話を聞いただけで、これさえ買えば今すぐにでもマメイカが釣れそうに思えてなりません。

 早速今日の夜にも出撃しようかと思いましたが、いろいろと用事があって今日は断念。

 まずは準備としてマメイカ用の釣り道具を整理しておくことにしました。


 
 マメイカ釣りを始めた頃は、エギなんて5~6個くらいあれば良いと思っていましたが、それぞれのちょっとした違いを知るにつれて、どんどん数が増えてゆきます。

 知識が増えたことの証かもしれませんが、釣れるときは釣れるけれど釣れないときはさっぱり。

 釣れないときの引き出しをどれだけ用意できるかが目的化しているかもしれませんね。

 今では仕掛けを自作するほどになり、エギも数えたら30個を超えていました。

 このマメイカ、昨年は不漁で全くのお手上げでしたが今年は少しずつ釣れているという情報が届き始めています。
 
 秋が深まってきました。

 今年も月明かりの夜を楽しむとしましょうか。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風水害とラグビーと

2019-10-13 23:46:54 | Weblog

 史上まれにみる大型の台風19号によって、東海、関東、北陸、東北の各地方に甚大な水害が発生しています。

 水戸市や長野市、二子玉川地区など、かつて住んでいたり何度も訪れたことのあるところが水害被害で風景が激変するのを見るのは辛いものがあります。

 無くなられた方のご冥福をお祈りしつつ、被害にあわれた方と地域の一日も早い復旧・復興をお祈りします。

 今回は堤防が壊れてしまう「破堤」が多く見られましたが、その多くは川の水位が堤防を越えて裏側へ流れそこで堤防裏ののり面が侵食されて破堤に至るというものです。

 あまりにも水の勢いが強いと様々な事前の努力も空しいということもありますが、事前にできる予防保全の取り組みはできるだけ早く実施し完了させたいところです。

 それにしても、一たび破堤に至ると大量の河川水が堤内に流れ込みますが、テレビ映像を見ていると堤防の高さよりも低い住宅地がいかに多いかと思います。

 堤防の整備が完了したことで水害はかなり少なくなり、安心して住める土地が増えたということもあるのでしょうが、やはり一たび水害が発生すると堤防の天端よりも低いところは危険です。

 江戸時代などの昔の住居には、「上げ舟」と言って、家の天井に船をぶら下げている家がありました。

 それは何年かに一度は必ずと言ってよいほど発生する水害に対して命を守るための当然の備えでした。

 現代社会であれば、充電池やアウトドア用品などかもしれませんが、改めて避難と命を守る備えとは何かを考えたいものです。


 それとまたネットでは、避難所が体育館に雑魚寝のような貧しい環境であることを残念がる論調が見られました。

 避難をしなくちゃと思いながらも、「プライバシーもなく、硬い床に長々と座らされること」を思えば、避難を躊躇してしまうかもしれません。

 避難のあり方をもう少し考えられないのか、課題は多いです。


    ◆


 暗いニュースが続いた中、ラグビー日本代表が因縁のスコットランドを相手に見事に勝利し雪辱を果たしました。

 テレビを観ていて、武者震いのように体が震えました。

 日本に勇気と感動をありがとう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幌延町は酪農の町 ~ バーコードものどかなものです

2019-10-12 22:55:49 | Weblog

 

 昔の地域SNSで出会った幌延在住の仲間が札幌へ来るというので、昔の仲間が集まりました。

 このときのSNSはもう閉鎖してしまいましたが、まだいろいろなチャンネルを使いながら、つながりは細々と続いています。

 幌延から来てくれた友人がお土産をくれました。

「これは…バター?」
「そう。だけど製造工場が幌延なんです」

「へー、それは珍しいんですか?」
「雪印のバターは道内で、幌延のほかに中標津、大樹町の3か所で作っているんだけど、市販のものの中にたまに幌延工場のものが見られるんです。だから珍しい物じゃないけど面白いと思って」

「ありがとうございます。バターは良く買うけれど、製造工場がどこか、なんて気にしたことがないのでこれからは気を付けます」

 よく見ると、バーコードものどかなデザインになっています。

 よく見ないと気が付かないことって多いですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする