こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『烏に単は似合わない』阿部智里

2012-11-17 20:01:37 | 本と雑誌
烏に単は似合わない 烏に単は似合わない
価格:¥ 1,418(税込)
発売日:2012-06-24

八咫烏が支配する世界、山内。

東家の二の姫は、一の姫である双葉に疱瘡のためあばたが出来てしまったことで、その代わりに日嗣の御子の后選びのために、登殿することとなった。

他の候補の姫君は、南家の浜木綿、西家の真赭(ますほ)の薄(すすき)、北家の白珠。
急な事で仮名も無かった二の姫は、大紫の御前によって「あせび」と名付けられた。

若宮をめぐって、四人の姫君は様々な陰謀をめぐらせ、美貌と才気を競い合う。
しかし若宮は、どのような儀式にも顔を出そうとしない。
一体、后に選ばれる者はいるのか?

まさか姫君の中に想い人がいたり、複雑な背景を持っていたり、無邪気な中に非道な顔を隠していたりするとは!

そして若宮が選んだのは・・・順当な選択だったようですね。

それにしても、自分自身の中にもあの姫君のような面がありそうで、恐怖を感じます。

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烏に単は似合わない

2012-11-17 00:00:00 | 未分類
阿部智里さん『烏に単は似合わない』を読みました。

八咫烏が支配する世界、山内。

東家の二の姫は、一の姫である双葉に疱瘡のためあばたが出来てしまったことで、
その代わりに日嗣の御子の后選びのために、登殿することとなった。

他の候補の姫君は、南家の浜木綿、西家の真赭(ますほ)の薄(すすき)、北家の白珠。
急な事で仮名も無かった二の姫は、大紫の御前によって「あせび」と名付けられた。

若宮をめぐって、四人の姫君は様々な陰謀をめぐらせ、美貌と才気を競い合う。
しかし若宮は、どのような儀式にも顔を出そうとしない。
一体、后に選ばれる者はいるのか?

まさか姫君の中に想い人がいたり、複雑な背景を持っていたり、
無邪気な中に非道な顔を隠していたりするとは!

そして若宮が選んだのは・・・順当な選択だったようですね。

それにしても、自分自身の中にもあの姫君のような面がありそうで、恐怖を感じます。

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