レオがアルコール依存症にかかり入院するにあたって、バンドを再編成することになった‘‘爛漫’’。
岩倉理が、向田くれないの出生の秘密を本人にメールで告白したり、くれない自身は音大に入学したりと、みんなの環境もずいぶん変わっていく。
そんな中、真犯人とみられる‘‘オープンD’’が、くれないの前に登場して挑発していく。
くれないたちは‘‘オープンD’’を追い詰めることができるのか?
ミステリである前に青春群像劇であるこの作品。
10代か20代の頃に出会っていたなら、もっと共感できたのではないかと、少し残念に思いました。
読み解かれるD: クロニクル・アラウンド・ザ・クロックIII (新潮文庫) 価格:¥ 594(税込) 発売日:2014-01-29 |