クリスマスイブの夜。
茜音が長らくバイトをしていた昔ながらのケーキ店も閉店の日。
ケーキを片手に心細く母が待つはずのアパートに戻ると、小説家の母は仕事の重圧からまたしても逃げ出し、行方不明となっていた。
その上、家賃滞納していたアパートからも追い出されてしまった。
ところが、雪の中で迷子になっていた少女カーレンを彼女のアパート「かなりや荘」に送り届けて間もなく、風邪で倒れたのが縁で、いつの間にかここの4号室・亡くなった天才漫画家が住んでいた部屋に住むことが決まり、新たなバイトもここのカフェで働くということで落ち着いたのだった。
初めは不幸に思えた19歳の少女が、持ち前の明るさと素直さと人を愛するこころで、少しずつ道を切り開いていく物語のようです。
シリーズになりそうですし、茜音と、いい人揃いながら行き詰っている「かなりや荘」の住人の変化を楽しみにしています。
温かいファンタジーになりそうです。
茜音が長らくバイトをしていた昔ながらのケーキ店も閉店の日。
ケーキを片手に心細く母が待つはずのアパートに戻ると、小説家の母は仕事の重圧からまたしても逃げ出し、行方不明となっていた。
その上、家賃滞納していたアパートからも追い出されてしまった。
ところが、雪の中で迷子になっていた少女カーレンを彼女のアパート「かなりや荘」に送り届けて間もなく、風邪で倒れたのが縁で、いつの間にかここの4号室・亡くなった天才漫画家が住んでいた部屋に住むことが決まり、新たなバイトもここのカフェで働くということで落ち着いたのだった。
初めは不幸に思えた19歳の少女が、持ち前の明るさと素直さと人を愛するこころで、少しずつ道を切り開いていく物語のようです。
シリーズになりそうですし、茜音と、いい人揃いながら行き詰っている「かなりや荘」の住人の変化を楽しみにしています。
温かいファンタジーになりそうです。