『神様のカルテ０』夏川草介

この本では、栗原一止の医学生時代から研修医時代についてと、付き合い始めて一年ほどの奥様についてのことが描かれています。

医学生時代では寮で行われた勉強会仲間それぞれの悩みが描かれ、お互いを思いやりつつもいい意味での距離は保つ姿がいいですし、研修医時代は初めから「引きの栗原」だったのだなと苦笑しつつも、素晴らしい指導医やスタッフ、患者さんにも育てられて今があるのだなとしみじみ感動しました。
また奥さまも、出会われた頃から素敵な方だったのだと思いました。
今、栗原一止の「当然だ」という声が聞こえたような・・・(^^;)