この本はエジプトの古代遺物を手掛かりに、時代設定は紀元前15世紀、アメンホテプ2世の治世のうちの1年間を12か月という月単位に分け、市井の人々から王族までの何人かの生活を描く事で、その暮らしの一端を覗こうというものだそうです。
庶民の生活も重労働ですが、奴隷や囚人は農閑期に行われるような王の墓を造るための(対価はあるけれど)強制労働でも、より過酷だったりしますし、近隣の国々にも強大な軍事力で搾取していますし、古代とはいえ野蛮だなあと感じました。
全く別の話題になりますが、王家の谷の地域には墓に関わる職人たちの住まいがあったとか、当然と言えば当然なのですが、なるほどーと目から鱗でもありました。
なかなか楽しかったです。
庶民の生活も重労働ですが、奴隷や囚人は農閑期に行われるような王の墓を造るための(対価はあるけれど)強制労働でも、より過酷だったりしますし、近隣の国々にも強大な軍事力で搾取していますし、古代とはいえ野蛮だなあと感じました。
全く別の話題になりますが、王家の谷の地域には墓に関わる職人たちの住まいがあったとか、当然と言えば当然なのですが、なるほどーと目から鱗でもありました。
なかなか楽しかったです。