はやみねかおるさんの『オリエント急行とパンドラの匣 名探偵夢水清志郎&クィーンの華麗なる大冒険』
を読みました。
今回の夢水清志郎は「セ・シーマ」の取材のため、オリエント急行で列車の旅をすることとなった。
本来なら謎解き紀行をするはずが、食い倒れ紀行になりそうな気配。
列車には、怪盗クィーンを始め、海賊の子孫で探偵卿にあこがれるジャック、
国際刑事警察機構に属する探偵卿マンダリン、その娘ボタン、
莫大な財力を持ち犯罪組織の黒幕である双子ジェラールとジャンダンという、
そうそうたる面々が乗り込んでいた。
盗まれたパンドラの匣の行方は、マンダリンの推理によっても分からない。
料理人グラハム・カーと教授の料理対決やクィーンの怪盗としての美学で、話は脱線しつつも
謎は深まっていく。
教授は、意外と舌が肥えているのですね・・・いや、そういう話じゃなく、今回も
惜しいところまでトリックを解明できたので悔しいです。
大人向けのミステリだと、手も足も出なくてあきらめもつくのですが、中途半端が一番つらいところです。
それぞれのキャラクターの個性も際立って面白く読めました。
を読みました。
今回の夢水清志郎は「セ・シーマ」の取材のため、オリエント急行で列車の旅をすることとなった。
本来なら謎解き紀行をするはずが、食い倒れ紀行になりそうな気配。
列車には、怪盗クィーンを始め、海賊の子孫で探偵卿にあこがれるジャック、
国際刑事警察機構に属する探偵卿マンダリン、その娘ボタン、
莫大な財力を持ち犯罪組織の黒幕である双子ジェラールとジャンダンという、
そうそうたる面々が乗り込んでいた。
盗まれたパンドラの匣の行方は、マンダリンの推理によっても分からない。
料理人グラハム・カーと教授の料理対決やクィーンの怪盗としての美学で、話は脱線しつつも
謎は深まっていく。
教授は、意外と舌が肥えているのですね・・・いや、そういう話じゃなく、今回も
惜しいところまでトリックを解明できたので悔しいです。
大人向けのミステリだと、手も足も出なくてあきらめもつくのですが、中途半端が一番つらいところです。
それぞれのキャラクターの個性も際立って面白く読めました。