こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

ハワイ幽霊城の謎

2007-03-15 00:00:00 | 未分類
はやみねかおるさん『ハワイ幽霊城の謎 名探偵夢水清志郎事件ノート』を読みました。

ハワイに住む大富豪・山田コンツェルンから、教授に仕事の依頼が来た。
後継者のアロハタロウ山田の身を守って欲しいというのだ。
岩崎家の三つ子も冬休み。
ちゃっかり便乗し、レーチを荷物餅に連れてのクリスマスバカンスに繰り出した。
現山田コンツェルンの総帥アロハ右京は、45年前双子の兄を幽霊にさらわれ、
7年前には父のアロハ京太郎をもさらわれていた。
ハワイの呪術師に呪いをかけられたという噂もある。

並行して、番外編の夢水清志郎左右衛門と中村巧之介がアメリカからハワイに渡って
山田家始祖・仙太郎の娘・亜和の笑顔のために大活躍する物語が語られます。
これによって、日系人社会では『なぜ、ユメミズにたのまなかったのか』という言葉が代々続くわけで、
それで今回教授も呼ばれたわけです。

ささやかなトリックの方は思いつくかもしれないけれど、金持ちならではの
大掛かりなトリックはなかなか思いつきませんね。
親の心子知らずとは言いますが、子の心親知らずという物語でもあります。
しかし、アロハ山田家って名前は、ふざけすぎじゃないですかねー(^^;)
確かに分かりやすいけれど・・・。

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