福岡シンフォニーホールで行われた「茂木大輔の生で聴くのだめカンタービレの音楽会
Lesson1九州公演」に行ってきました。
プログラムは
♪ドヴォルザーク:チェコ組曲より プレリュード~ポルカ~コーダ
♪モーツァルト:歌劇「魔笛」K.620より
第2幕 夜の女王のアリア ”復讐の炎は地獄のように我が心に燃え”
ソプラノ:渡邉恵津子
♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」Op.13より第2楽章
ピアノ:須藤梨菜
♪J.シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」より
第3幕アデーレのアリア”田舎娘に扮する時は”
ソプラノ:渡邉恵津子
♪ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18より第3楽章
ピアノ:須藤梨菜
休憩
♪ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
アンコール
となっています。
全編、スライドで今流れている曲が何を表現しているのか、説明が入りますので
とても分かりやすくて、楽しかったです。
「夜の女王のアリア」は、ドラマで多賀谷彩子が熱唱した吹き替えをなさった
渡邉さんが歌ってくださって、迫力がありました。
スライドで歌詞の意味も分かりましたし、登場時真っ暗になり稲光と雷の効果音も入って面白かったです。
一転して、”田舎娘に扮する時は”は、チャーミングな歌詞に歌い方で、
可愛く女優の才能を自己主張するところが素敵でした。
「悲愴」の第2楽章は、爽やかに美しい曲で気に入りました。
ラフマニノフも素敵で、くるくると動く指に、まだ音大生とはいえ、
テクニックの素晴らしさに見ほれてしまいました。
このコンサートのために、フィラデルフィアだったかな?から直行してくださったそうで、
須藤さんは世界中を駆け巡っていらっしゃるようです。
休憩の前に、渡邉さんと須藤さんがおならの歌で共演してくださったのも、うれしかったし楽しかったです。
休憩を挟んで、ベートーヴェンの交響曲第7番を全て通しで聴いたのですが、
スライドを使った様々な説明で、曲のテクニックや表現していることが分かったので、
全然退屈せずに面白く聴くことができました。
アンコールの曲名は忘れたのですが、茂木さんの面白い指揮と楽しい曲で、
一層満足できるコンサートになりました。
プログラムには、作曲法などの説明もありましたが、あまりにも長くなりそうなので、
このくらいで止めておきます。
曲の様々なことが分かるだけで、クラシックコンサートがこんなに楽しくなるのですね。
Lesson2 九州公演も期待しています。
あ、そうそう、会場にマングースの着ぐるみがいたので、撮影会でも盛り上がりました。