都市のトム＆ソーヤ 怪人は夢に舞う＜理論編＞

はやみねかおるさんの『都市のトム＆ソーヤ　怪人は夢に舞う＜理論編＞』を読みました。

内人と創也は、究極のゲーム「怪人は夢に舞う」をついに作り始めた。
ところが、そこにピエロが彼らの命を狙いに現れ、公共の電波を使いながらの鬼ごっこに発展する。

創也が罠にはめたはずの味方が敵にまわったり、もはや誰を信じたらいいのか分からない状態で、
次巻に続きます。
内人と創也は、生き延びることができるのでしょうか？
続きの＜実践編＞が楽しみです。

算数宇宙の冒険 アリスメトリック！

川端裕人さんの『算数宇宙の冒険　アリスメトリック！』を読みました。

千葉空良は、ごく普通の小学六年生。
でも、自然とつき合うようになった友達が、算数の非常に得意な子達だったため、
地元の神社が７年に１度執り行う「特殊神事」算数宇宙杯に出場することになってしまった。

本来なら、小さな町の祭のはずが、なぜか宇宙の存亡の危機を救うという大掛かりな事態に発展して・・・。

正直言って、高校数学以上の知識が必要なので、まともに読もうとすると疲れます。
数学が苦手な方は、数式を「鑑賞」するだけにとどめましょう。
冒険自体は面白かったです。難しかったですけれど・・・。

終刊せる

去年、矢崎存美さん経由で送っていただいた同人誌の最終号なのですが、ショートショート・短編専門誌なので、どの物語にもすんなり入っていけました。
基本的に目的は矢崎さんのぶたぶたの物語だったのですが、どの物語もとても面白く、やはり、星さんの見出した方々は違うな、と思いました。
以前から存じ上げて、拝読している作家さんが多いのも、入りやすい理由でしたね。
面白かったです。

午前零時のサンドリヨン

相沢沙呼さんの『午前零時のサンドリヨン』を読みました。

寂しがりな上に、人間関係に臆病で心を閉ざしがちな女の子・酉乃初。
私も共感を覚える彼女ですが、実はマジックをさせると別人に変身。
華やかでチャーミングな女性になるのです。

誰もが経験する思春期の悩みと共に描かれた日常のミステリー。
とても心が痛む内容ですが、それだけに、結末のハッピーエンドは、解放された気分になります。

雪

昨日から、九州でも雪が降り続いております。
正直、寒すぎです。
暖冬はどこへ行ったんだー。